今世界に広がる、本を読むことがクールという価値観。旬のポロシャツスタイルでいつでもどこでも読書に熱中する彼女の「テキストヒップ」な毎日を追う。
今世界に広がる、本を読むことがクールという価値観。旬のポロシャツスタイルでいつでもどこでも読書に熱中する彼女の「テキストヒップ」な毎日を追う。
商品名
:
『ガチョウの本』 イーユン・リー著、篠森ゆりこ訳
ブランド
:
河出書房新社
価格
:
¥2,970
「フランスの田舎に住む二人の女の子が始めた小説を書くという遊びが、周囲の大人を巻き込んで予想外に大ごとになっていく物語。作者には子どもを半人前の人間として扱わない姿勢があり、主人公の"子供を幼虫やさなぎみたいに言う大人"への辛辣な言葉にギクッとさせられます。私は子ども時代についた嘘を、"幼かったから"なんてひと言で片づけていたけど、『本当はいろいろ考えていたよね』と、当時の自分に言われている気分になりました」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)
商品名
:
『彼女の体とその他の断片』 カルメン・マリア・マチャド著、小澤英実・ 小澤身和子・岸本佐知子・松田青子訳
ブランド
:
エトセトラブックス
価格
:
¥2,640
「ネオンピンクの表紙に、この4人の名翻訳者が並ぶ時点で一気に気持ちが高まります。フィービー・ブリジャーズがオールタイム・フェイバリットと紹介している点にもそそられる! 収録されているのは女性の体にまつわる8つの短編。痛みを感じるのになぜかロマンティックで、静かなのにすごくポップで、夢みたいに思っていたら急にゾクッとさせられる。暑い夏にフィービーのアルバムを再生しながら読んだら最高です」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)
商品名
:
『サスペンス小説の書き方』 パトリシア・ハイスミス著、坪野圭介訳
ブランド
:
フィルムアート社
価格
:
¥2,200
「作家のパトリシア・ハイスミスによる執筆論。テキストヒップな人は、こういう本で創作や仕事の流儀を学んでいそう! ①ハイスミスでも大量の書類をさばくことから一日が始まり、執筆に取りかかる前に『私は何も問題ない』と自己暗示をかける。②芸術は本質的には倫理や因習と関係がなく、創造的な人は物事に対してすぐに道徳的な判断を下さない。③自分の文章は神聖視せず、適度に横柄な態度をとる。④締めくくりに書いた最後の一、二文は削除した方が良くなる。など心に留めておきたいアドバイスが満載」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)
商品名
:
『レシタティフ』 トニ・モリスン著、篠森ゆりこ訳
ブランド
:
晶文社
価格
:
¥2,090
「ポロシャツで想起するのは、ラッパーのDoechiiが音楽フェス『Camp Flog Gnaw 2024』で着た衣装。彼女の表現力を豊かにしたのはトニ・モリスンの本だったそう。『レシタティフ』は、肌の色が異なる二人の女性を主人公にしつつ、どちらが白人か黒人かを明示しない実験小説。主人公がフレンドリーな口調で思い出を語る本作は、Doechiiの曲『DENIAL IS A RIVER』のチャーミングなリリックとも重なります」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)
商品名
:
『Roaming ローミング Volume1』 マリコ・タマキ作、ジリアン・タマキ絵、金原瑞人訳
ブランド
:
トゥーヴァージンズ
価格
:
¥2,420
「別々の大学に進学した親友のダニエルとゾーイが久々に再会し、ダニエルが連れてきた友人フィオナを加えた女性3人のNY旅を描くグラフィックノベル。大人っぽくて魅力的なフィオナに惹かれていくゾーイは、昔と変わらずピュアなダニエルを気遣いながらもじれったく思ったりして……。中高時代の友人が"昔の友達"になっていくハタチ前後のあの感じ! 大人になりかけた微妙な年頃の記憶がよみがえります」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん・以下同)
商品名
:
『閉店時間』 有吉佐和子著
ブランド
:
河出文庫
価格
:
¥1,232
「1960年代、同じ高校から新宿のデパートに就職した紀美子、節子、サユリの三者三様の仕事と恋を描いた物語。火曜ドラマのようで元気をもらえるうえに、ハイカラな昭和のバイブスも楽しい! サユリの歌舞伎町デートや節子のサイクリング合コンの描写にも惹かれますが、点字図書館が設立したテープ・ライブラリーで本の朗読を録音するため、仕事終わりにひとり高田馬場に通い続ける紀美子がヒップで好きです」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)
Ayana Fukunaga
幡ヶ谷にある書店「OH! MY BOOKS」のオーナー。店には本に加え雑貨やアクセサリーも並ぶ。定期的に開催される読書会も人気。
●東京都渋谷区本町1の18の2 ハイツ本町202





