2026.08.14

セリーヌからラコステまで。今着たい【ポロシャツ】スタイル6選

今世界に広がる、本を読むことがクールという価値観。旬のポロシャツスタイルでいつでもどこでも読書に熱中する彼女の「テキストヒップ」な毎日を追う。

今世界に広がる、本を読むことがクールという価値観。旬のポロシャツスタイルでいつでもどこでも読書に熱中する彼女の「テキストヒップ」な毎日を追う。

INDEX

セリーヌのポロシャツ

セリーヌのポロシャツのコーディネート

ポロシャツ¥198,000(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ) パンツ¥156,200・靴下¥28,600/マルニ ジャパン クライアントサービス(マルニ)

心の赴くままに柄を重ねて

鮮やかなボーダーを配した、クロップド丈のポロシャツをまとって。胸もとにはアイコニックな「トリオンフ」の刺しゅうをワンポイントとして添えた。ボトムスには、花柄をプリントしたシルクツイルのショートパンツを。少女のような気ままさで、自由に柄合わせを楽しみたい。好きなウェアに身を包めば、自宅にたまった積読の消化もはかどる。

商品名

『ガチョウの本』 イーユン・リー著、篠森ゆりこ訳

ブランド

河出書房新社

価格

¥2,970

「フランスの田舎に住む二人の女の子が始めた小説を書くという遊びが、周囲の大人を巻き込んで予想外に大ごとになっていく物語。作者には子どもを半人前の人間として扱わない姿勢があり、主人公の"子供を幼虫やさなぎみたいに言う大人"への辛辣な言葉にギクッとさせられます。私は子ども時代についた嘘を、"幼かったから"なんてひと言で片づけていたけど、『本当はいろいろ考えていたよね』と、当時の自分に言われている気分になりました」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)

バトナーのポロシャツ

バトナーのポロシャツのコーディネート

ポロニット¥30,800/バトナー カットソー¥93,500/イザ(ヌメロ ヴェントゥーノ) ポロニットにつけたピン¥49,500/オーガスト スカート¥104,500/サカス ピーアール(ヨハンナ パルヴ) スカーフ¥19,800/フィルグ ショールーム(シモーネ ワイルド) 靴¥205,700/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

心地よい服と自分の体を考える

自宅を出てもページをめくる手は止まらない。スタイリングの主役は鮮やかな赤のポロニット。パフォーマンスウェアを展開する、ヨハンナ パルヴのレギンスとスカートが一体化したボトムスを合わせてアクティブに。

商品名

『彼女の体とその他の断片』 カルメン・マリア・マチャド著、小澤英実・ 小澤身和子・岸本佐知子・松田青子訳

ブランド

エトセトラブックス

価格

¥2,640

「ネオンピンクの表紙に、この4人の名翻訳者が並ぶ時点で一気に気持ちが高まります。フィービー・ブリジャーズがオールタイム・フェイバリットと紹介している点にもそそられる! 収録されているのは女性の体にまつわる8つの短編。痛みを感じるのになぜかロマンティックで、静かなのにすごくポップで、夢みたいに思っていたら急にゾクッとさせられる。暑い夏にフィービーのアルバムを再生しながら読んだら最高です」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)

ラコステのポロシャツ

ラコステのポロシャツのコーディネート

ポロニット¥19,800/ラコステお客様センター(ラコステ) シャツ¥39,600・スカート¥44,000/オーラリー アイウェア¥69,300/ブリンク ベース(アイヴァン 7285) バッグ¥81,400/ラルフ ローレン(ポロ ラルフ ローレン) 靴¥200,200/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク)

色彩でつくるスマートな装い

さりげなくラメが光るシアーなポロニットをシャツに重ねて。同色にすることで、奥行きのある表情と洗練された印象を両立できる。ベージュとクールカラーでまとめた知的な装いで、創作指南書を携える。

商品名

『サスペンス小説の書き方』 パトリシア・ハイスミス著、坪野圭介訳

ブランド

フィルムアート社

価格

¥2,200

「作家のパトリシア・ハイスミスによる執筆論。テキストヒップな人は、こういう本で創作や仕事の流儀を学んでいそう! ①ハイスミスでも大量の書類をさばくことから一日が始まり、執筆に取りかかる前に『私は何も問題ない』と自己暗示をかける。②芸術は本質的には倫理や因習と関係がなく、創造的な人は物事に対してすぐに道徳的な判断を下さない。③自分の文章は神聖視せず、適度に横柄な態度をとる。④締めくくりに書いた最後の一、二文は削除した方が良くなる。など心に留めておきたいアドバイスが満載」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)

ミュウミュウのポロシャツ

ミュウミュウのポロシャツのコーディネート

ポロシャツ¥187,000・シャツ¥192,500・ベルト¥149,600(すべて予定価格)/ミュウミュウ クライアントサービス(ミュウミュウ) パンツ¥45,100/THE WALL SHOWROOM(スポーティー&リッチ) バッグ¥44,000/ノースリバティー(ヴァリーゼ) 靴下¥4,290/トウ(コンリード)

目指すのはストリートプレッピー

ポロシャツの首もとから、可憐な白襟をのぞかせて。品行方正なトップスはラフなスウェットパンツでバランスを取り、ヒップな学生スタイルに仕上げたい。陽光を浴び読書をしながら思わずうたた寝。

商品名

『レシタティフ』 トニ・モリスン著、篠森ゆりこ訳

ブランド

晶文社

価格

¥2,090

「ポロシャツで想起するのは、ラッパーのDoechiiが音楽フェス『Camp Flog Gnaw 2024』で着た衣装。彼女の表現力を豊かにしたのはトニ・モリスンの本だったそう。『レシタティフ』は、肌の色が異なる二人の女性を主人公にしつつ、どちらが白人か黒人かを明示しない実験小説。主人公がフレンドリーな口調で思い出を語る本作は、Doechiiの曲『DENIAL IS A RIVER』のチャーミングなリリックとも重なります」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)

ポロ ラルフ ローレンのポロシャツ

ポロ ラルフ ローレンのポロシャツのコーディネート

ポロシャツ¥23,100/ラルフ ローレン(ポロ ラルフ ローレン) ニット¥192,500(参考価格)/三喜商事(プラン シー) スカート¥302,500・靴¥176,000(ともに予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ) ベルト¥49,500/イザ(ヌメロ ヴェントゥーノ) リング¥129,800/シャルロット シェネ 青山店(シャルロット シェネ)

カジュアルシックに着地させて

シャツ感覚でニットの下にポロをイン。光沢が美しいレーヨンサテンのスカートを合わせて、シックに。ワインを片手に物語に没頭したい。

商品名

『Roaming ローミング Volume1』 マリコ・タマキ作、ジリアン・タマキ絵、金原瑞人訳

ブランド

トゥーヴァージンズ

価格

¥2,420

「別々の大学に進学した親友のダニエルとゾーイが久々に再会し、ダニエルが連れてきた友人フィオナを加えた女性3人のNY旅を描くグラフィックノベル。大人っぽくて魅力的なフィオナに惹かれていくゾーイは、昔と変わらずピュアなダニエルを気遣いながらもじれったく思ったりして……。中高時代の友人が"昔の友達"になっていくハタチ前後のあの感じ! 大人になりかけた微妙な年頃の記憶がよみがえります」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん・以下同)

マルニのポロシャツ

マルニのポロシャツのコーディネート

ポロニット¥176,000・ベルト¥176,000/マルニ ジャパン クライアントサービス(マルニ) パンツ¥9,900/FUMIKA_UCHIDA store バッグ¥18,700/フィルグ ショールーム(ラロ) 靴¥195,800(参考価格)/THE WALL SHOWROOM(アランポール)

夕暮れ時のコージースタイル

ピュアカシミヤを使用した、優しい肌ざわりのポロニット。コントラストのきいたグレージュの襟のおかげで、一枚でまとっても単調にならない。リラクシングなスウェットのカプリパンツをはき、お風呂上がりも読書に耽る。

商品名

『閉店時間』 有吉佐和子著

ブランド

河出文庫

価格

¥1,232

「1960年代、同じ高校から新宿のデパートに就職した紀美子、節子、サユリの三者三様の仕事と恋を描いた物語。火曜ドラマのようで元気をもらえるうえに、ハイカラな昭和のバイブスも楽しい! サユリの歌舞伎町デートや節子のサイクリング合コンの描写にも惹かれますが、点字図書館が設立したテープ・ライブラリーで本の朗読を録音するため、仕事終わりにひとり高田馬場に通い続ける紀美子がヒップで好きです」(「OH! MY BOOKS」店主 福永紋那さん)

Books selected by

Ayana Fukunaga

幡ヶ谷にある書店「OH! MY BOOKS」のオーナー。店には本に加え雑貨やアクセサリーも並ぶ。定期的に開催される読書会も人気。
●東京都渋谷区本町1の18の2 ハイツ本町202 

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