[vol.19]新企画『勝手に”タイ”UP!』①水掛け祭り“ソンクラーン”前編




実はしょっちゅうタイ王国に潜伏しております。特に現地に恋人もいなければ、怪しげな商売をしているわけでもございません。ただ好き。せっかく行っているので、この際“月刊タイ報告”にしてしまおうかと。その名も『勝手に“タイ”UP!』

この名前には勝手にタイ情報を発信しているってだけでなく、そのうちタイアップでも入ってこないかな~と、したたかな思いも……(笑)。タイ政府、観光協会、ホテル、エアライン、ショッピングモールの皆様、よろしくお願いいたします!(本気)



初回は、前編・後編に分けて”ソンクラーン(水掛け祭り)”の模様をご報告!ところで、“ソンクラーン”とは? それは、タイの旧正月。連休となる4月13~15日の3日間が水掛け祭りの会期となります。もともとは仏像や仏塔、年長者の手や足に水をかけて、お清めをするという伝統が、いつの間にやら暑いから水をぶっかけちゃえ!という行事に。

ソンクラーン、何を用意する?

出発前から防水グッズ集め……!
出発前から防水グッズ集め!
もっとも重要な商売道具「愛フォン」を水没させるわけにもいかず、水深10メートル対応のもっとも高価な耐水ケースを購入。ポケットは確実に“べちょる”ので、お金や身の回りのアイテムをドライに守る必要が。そこで発見したのが”Tokyo Fashion Awards”も受賞した東コレブランド「f/ce」のバッグ。おしゃれなのに完全防水で、プールのような水中でも耐えられちゃうらしい。そして視界を確保するためのゴーグル、ウォータープルーフの靴下、日焼け止め、そして重要な”眉毛ペン”も確保。

iPhoneはそんなに撮影をしないなら、現地で売っていたり無料配布しているビニールケースでOK!

ソンクラーン、何を着る?

いざ現地に到着するとソンクラーンムード全開、駅の売店にまでビニール製の撥水アイテムが並ぶ。定番ファッションといえば、フラワープリントのシャツ。特にトラディショナルではないが、気づけば浸透していたという。中には水着など乾きやすいものがおすすめ。が、仏教国タイだけあり、場所によってはホットパンツのような大胆な露出はNG。女子は頭の上で2つお団子が流行りっぽい(流行りといえば、今タイでは時代物のドラマが流行っていて、伝統衣装の女子も多かった)!

最終的にはプラダのシャツに、アクネのショーツ、グッチのバイザーに、メアリー・カトランズのバッグを合わせた”ハイファッション・ソンクラーンルック”で登場(トップ画像参照のこと!)したものの、水掛けストリートパーティ会場の猛攻を見て一時撤退。汚れてもいい服装にしましょう。

ソンクラーン、何を食べる?

旧正月といえど、タイ風おせちはございません。が、暑い時期に食べられる期間限定メニューが! それは涼を取るための宮廷料理「Khao Che」。冷たいお米にジャスミンで香りづけしたお水を注いでいただく。ひき肉の入ったグリーンペッパーや野菜の揚げ物がセットに。今回はシルクで有名な「ジム・トンプソン」のレストランで食べましたが、人気レストランNaraやおしゃれフードコートのEathaiでもサーブしておりました。
では、その壮絶な水掛けバトルについては次回ご報告いたします。お楽しみに!

マスイびっくり㊙︎報告

grab(uber)のない海外旅行なんて!

海外で重宝するのがタクシーアプリ「uber」。何が便利って明瞭会計(混み具合によってはすごく高くなるので要注意)。カードを登録してあるのでキャッシュレス。旅先で余計な現金を使わなくていいのはもちろんだが、タイのようなぼったくりタクシーが横行している国ではすごく助かるのです。実際に、通常のタクシーに乗ってしまったときホテル近くからカオサン通りに行くために400バーツ以上(普通は100バーツ以下)ふっかけてきた野郎が。連中の決まり文句は「渋滞しているから」。正月で道はガラガラじゃ~。メーター使わないドライバーとのやりとり(喧嘩)は疲れるので、必要に迫られない限りは一般タクシーを使いません。ただ簡単に言うと”白タク”なので、タクシー協会は猛反発。国によっては禁止に……。そしてついにタイにもついにその波が! ドキドキしていたところ代わりにアジアで人気のタクシーアプリ「grab」が使用可能に。よかった~!

<勝手にタイMap>
マスイユウプロフィール画像
マスイユウ

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。

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