射手座（11.23-12.21）

知的好奇心が旺盛で、常に向上心を持って物事に取り組む射手座をサポートしてくれるのは、愛と勇気をもたらすダイヤモンド。一本の釘にちりばめられたパヴェダイヤ。気高い反骨精神を宿すエレガントなリングを装いのスパイスに活用して。
リング「ジュストアンクル」〈ダイヤモンド、YG〉￥704,000／カルティエカスタマーサービスセンター（カルティエ）

今だからこそつくれる対人関係がきっとあるはず

５月中旬以降、愛に前向きな追い風が吹き続けます。こうした流れは２０２３年５月中旬頃まで続くので、恋を探している人、今のパートナーとの関係を続けていきたいという人はどうぞ、幸せになるつもりで過ごしていきましょう。この時期の愛は、受け身でいてはちょっと動きが鈍るよう。好きな人がいるなら自分から声をかけたり、相手の趣味をリサーチして弾む話題をつくったりと、できる範囲でいいので積極的に関わりを持っていけると素敵です。といっても射手座さんであれば、占いでそんなふうに言われなくてもすでに、行動に出ているかもしれませんね。断られるのが怖くて動けない、過去のトラウマがフラッシュバックして不安しかないという方も、愛の追い風を少しだけ信じてみてもいいだろうと思います。もちろん、今は信じられないというのなら、それがあなたにとって必要な愛のレッスンです。信じられないからダメだなんて、自分を追い込む必要はないので大丈夫です。

恋のきっかけは、職場や飲食店といった定番スポット以外に、趣味や自己表現の場であることも多いでしょう。自己表現というと楽器の演奏からアート、ダンス、短歌や俳句となんでもいいのですが、今のあなたなら何に興味があるでしょうか。射手座の人は、いくら出会いがありそうでも、自分が楽しめない場ではテンションが上がりません。面白いな、自分らしいなと思えることをしてこそ、頰がピカピカで目をキラキラさせているあなたに惹かれる人が現れる──ということは、覚えておいていただけたらと思います。

カップルは、デートが盛り上がるときです。先々のことを考えるよりも、まずは今を楽しむことです。目を見て名前を呼んで、たくさん笑って、お互いの好きなものを教え合って、そんな時間の先にこそ幸せな未来が待ち受けているのですね。

残念ながら今はあまりうまくいっていないという人の場合、そんなキラキラな予測をされてもつらいばかりでしょうか。申し訳ないです。向こう１年の間、お互いのことを思いやれなくなったカップルは次の幸せに向けて歩み始める可能性が高いのです。もしも迷っているのなら、８月から１０月末は、あなた自身が気持ちを整理しやすい時期にあたっています。まず、「もし相手が思い直してくれたら」といった仮定のお話はいったん全部オフにして、「私はどんな関係が幸せ？」と問いかけてみて。恋を通して何がしたいか、どんな気持ちでいたいか、どんなことで笑いたいか。紙に書き出すのもいいですね。勝手なことでも、壮大なドリームでも、正直に全部感情を出し切ったとき、取るべき行動が見えてくるでしょう。

周りの人から刺激を受けて自信を取り戻していく

この２０２２年下半期という時期は、ちょっぴり自信喪失しやすいときでもあります。自分はまだまだ勉強が足りないとか、人と比べるとコミュニケーションが下手すぎるといったダメ出しを自分に対してするからです。これは今に始まったことではなく、おそらく２０２０年末あたりから繰り返し、自分に問いかけてきたこと。ダメだと思うばかりでなく、改善のための努力もたくさんしてきたことでしょう。それでも、学べば学ぶほど自分が勉強不足だと思えたり、会話を頑張れば頑張るほど力不足を実感したりと「できることが増えると、できないことがもっと見えてくる」というのは世の中の常でもあります。

８月から１０月末にかけて、あなたは自分の意見をやたらと求められることになるでしょう。どう思うか、どう判断するか。射手座さんは思いきりのいい人々ですから、内心迷っていても勢いでエイヤと答えを出してしまうこともできるでしょう。ただ、同時に自分にダメ出しをしているようであれば、コツコツと努力し続けるのに加えて、いろいろな人と会う機会を設けてみるといいでしょう。今年の射手座さんには、晩夏の頃から非常に勢いのある人たちと活発な交流が生まれることになっているのです。いい刺激をもらったり「そんなのアリ!?　自分には無理！」と思わされたり、そんな経験を重ねるうちに、閉塞感は爽やかに吹き飛ばされていきそう。それは単純に「悩みがなくなる」という話ではありません。一時的なことで安心できるほど、射手座さんは単純ではありませんから。でも、「パーフェクトじゃなくていいんだ」「なんでもアリかもしれない」と気づけることは、確実にあなたのエネルギーになります。

それでも、１０月末以降はちょっと優柔不断になりがちな予感です。仕事でもデートでも、相手との関係が大切であればあるほど、どんな選択をしようか迷ってしまうのかもしれません。もしあなたさえよろしければ「最初に思い浮かんだ答えが正解」と頭の隅にでも留めておいて。実際に、意外と正しいようですよ。