2匹の蝶が舞い、植物と花が詩的に揺れる。鮮やかな自然の風景を描いた新作「レディ アーペル ブリーズ デテ ウォッチ」が、Van Cleef & Arpels（ヴァン クリーフ＆アーペル）から誕生。
1906年の創業以来、“自然”からインスパイアされた作品を数多く手がけてきた、ヴァン クリーフ＆アーペル。動植物の絶え間なく変容し続ける姿はメゾンを魅了し、生まれ変わる春、緑豊かな庭園、そして蝶のはばたきを、作品のなかにみずみずしく写し取ってきた。
今回誕生した新作の「レディ アーペル ブリーズ デテ ウォッチ」でも、メゾンの自然に対する敬意を詩的に表現。永遠に巡る自然のサイクルをテーマに、夏の朝に立ち上る爽やかな香気を讃えたデザインとなっている。
マザーオブパールが控えめな光沢を放つ文字盤の上で可憐に咲き誇るのは、ミニアチュール ペインティングによりブルーのグラデーションで彩られたヴァロネ エナメルの花々。さらに花びらを明るく照らすスペサタイトガーネットの雌しべや、ツァボライトガーネットをちりばめた生命力にあふれる葉、やわらかなグリーンのプリカジュール エナメルで描かれた2枚の優美な細長い葉が、絵画のように美しい風景を完成させる。
また、プリカジュール エナメルをまとい、正午と真夜中を示す位置でそれぞれ羽を休める2匹の蝶は、ボタンを軽く押すことで飛び立ち、入れ替わる仕掛けが。そよ風に撫でられるように花びらが揺れる中、楽しげに舞う蝶の姿が幻想的だ。
「レディ アーペル ブリーズ デテ ウォッチ」で採用されているエナメルへのミニアチュール ペインティングは、17世紀以降多くの芸術家が取り入れてきた、伝統的な技法。「レディ アーペル ブリーズ デテ ウォッチ」においては、職人の手により、花びらはヴァロネ エナメルの技法で、蝶はプリカジュール エナメルの技法で色付けがされ、テン毛の細いブラシを駆使することで、繊細な色彩のグラデーションを生み出している。
また着色のプロセスでは、明るいトーンのものから深みのある色調へと、極めて正確な順序で一色ずつ塗布。フリーハンドで行うドローイングには、正確さと熟練の手技、そして真の芸術的才能が不可欠。さらにひとつの色を塗るごとに焼成を必要とし、その時間と温度を判断できるのは経験豊富なエナメル職人に限られているというから見事だ。
ジュエリーウォッチという枠を超え、アートピースと呼ぶに相応しい「レディ アーペル ブリーズ デテ ウォッチ」。その精緻でプレシャスな世界観を、ぜひその目に焼き付けて。
ヴァン クリーフ＆アーペル ル デスク
https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/
0120-10-1906
