選択肢が多いうえに、何かと先行きが不透明な時代。「私の生き方って正解……？」「これから一体どんなふうに生きていけばよいの……？」と、漠然とした不安に襲われる人も少なくはないはず。
お笑い芸人のコットン きょんさん扮するエディターのえり子が愛とユーモアを交えてアドバイスを送る、お悩み連載。第20回目は、小学生の頃から一途にひとりの人を想い続ける、homiさんの恋愛のお悩みに回答します。
きょん
お笑いコンビ「コットン」のボケ担当。
自身のYouTubeチャンネル『コットンきょんの人間観察ちゃんねる』では、様々な人間模様を個性的なキャラクターで表現し、人気を博している。
そんなきょんさんがお悩みに回答する本連載、今回はSPUR編集部所属の中堅エディターえり子に扮して登場。えり子によるSPURエディターのファッションチェック動画はこちら！
▶homiさんのお悩み◀
小学校での初恋が忘れられません。25年経っても、彼がずっとわたしの恋愛部分を占めています。時折SNSのアカウントを検索しては眺め、眠れない夜を過ごしてしまいます。わたしも人並みに結婚したいし、大好きなおばあちゃんとおじいちゃんにひ孫を抱かせてあげたいという気持ちもあります。仕事も趣味も充実しているのですが、彼以降の“好き”の気持ちを更新するにはどうしたらいいでしょうか？
▶ エディターえり子からのアドバイス ◀
25年ってすごい！ まずは自分の気持ちに素直になれる自分に拍手。そして、homiさんの文章ってとても素敵だと思う。どうかその想いは忘れないでくださいな。好きだった人のSNSを見ちゃって眠れなくなる現象、あれってたまにありますよね。相手に恋人がいると分かったとき、自分は元カノでもないのに勝手に傷ついてヤキモキしちゃったりね。
“好き”を更新できますか？というお悩みについて。それは簡単に更新できます。断言します。でも、本当にそれでよいのでしょうか？ 絶対もっと好きな人が現れるよ、ということはすぐに言えるけれど、それが解決につながるわけではない。
それよりも、その初恋の相手に対しての気持ちをちょっと考え直してみてほしいです。例えばちょっと極端だけど、世界中の人を敵にしてもその人を守れるか？とか（笑）。25年経ったら人は色々変わるので、小学生のときの彼ではなく、「今」の彼を見つめてみて。それでも大好き！と思うのであれば、その愛は本物。もう他の人なんか見ずに、ずっと追いかけ続ければいいと思います。あるいは、その好きな人をもう“推し”にして、恋愛から切り離しちゃう。そんな選択肢があってもよいのかも。
