“マイ・ベスト”ガジェット 2021　vol.147

ひとつめはSAGAN Viennaの「Modular Tablet Bag」。これ、ジップがついた背面ポケットに、Apple PencilとSmart Keyboardをつけた状態のiPad Pro（11インチモデル）がすっぽりおさまるタブレットバッグ。表面にはマチのついたフラップポケットが付いているので、スマホやコスメなどの小物はそちらへ。セレクトショップなどでも良く見かけるようになったSAGAN Viennaはガジェット文脈ではなく、モード文脈のブランドだけあって、佇まいもクール。ファッションアイテムとして自分のスタイルにしっくりくるところも気に入っています。シーズンによってカラーや素材のラインナップが変わるので、要チェック！

これまでガジェット＝黒なことが多くて、身の周りのものを白で揃えている私としては「欲しいけど、白がないと買いたくない……」となってしまうことも多かったのですが、2021年はこれまでになく白いガジェットが多く発売された年でした。ふたつめはそんな“白ガジェ”から、日々を映像で残す“Vlog向け”カメラとして発売されたSONYのカメラ「ZV-E10」です。もちろん私も動画撮影にも使ってるのですが、USB Type-Cケーブル1本でPCに繋ぐだけで、Webカメラとして使うことができるので、最近のオンラインMTGのカメラはこれを使っています。白くてコンパクトなボディは、デスクに置いておいても仰々しい感じがしないところもお気に入り。もちろん動画撮影だけでなく、写真も撮れます。

そして、白ガジェからもうひとつ。Bluetoothキーボードの「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 雪」です。エンジニアなどのプロフェッショナルから長年支持を受けている“プロ向け”キーボード、Happy Hacking Keyboard。こちらは先月限定販売された真っ白な「雪」モデル。以前持っていた同キーボードはグレージュがかったホワイトだったのですが、これは紛れもない真っ白！ 可愛すぎて、気に入りすぎて、デスクの前に座って、キーボードに手を置くたび、ニヤニヤしてしまいます。お気に入りの道具は働くモチベーションをも高めてくれるのです……！

そして、この連載でも以前ご紹介したXiaomi（シャオミ）のアイテムから、ミニサイズの掃除機、「Mi ハンディクリーナー ミニ」。これは今年一番手にした回数が多かったのではと思うくらい、個人的な隠れた（？）ヒットアイテム。食事後の食べかす、家電やPC周りの埃などをささっと吸ってお掃除できるのが最高です。一見、ハンディクリーナーとは思えないスマートなルックスも◎。

昨年、2020年のマイベストに入れたPHILIPSの電動歯ブラシ、「ソニッケアー」。引き続き愛用しているのですが、最後にご紹介したいのは替えブラシの「A3プレミアムオールインワン」です。これまでホワイトニング、歯垢除去、歯茎ケアなど、機能別に選ぶ必要があったブラシヘッドですが、これはそれらの機能が一つのブラシでまかなえるという“ソニッケアー最高のブラシヘッド”。ブラシを変えるだけでこんなに磨き上がりの感じが変わるのか！と衝撃を受けて、色々な人におすすめしています（笑）。歯磨きがしっかりできるようになると、口腔ケア自体へのモチベーションが高まるんですよね〜。

テレワークが始まり、家で過ごす時間が増えた2020年は、自宅や仕事関連の環境を整えるために実験的なプロダクトも含めて目新しいものを調べては試して、ということを繰り返していた感じがありました。一通り環境が整ったこともあり、今年はすでに持っているものの買い替えや、実用品を買い増すようなことが中心だった感じ。ご紹介してきたものも、最新のテクノロジーを用いた目新しいデジタルアイテム、というよりは、“家電”的なものが多かったような……。なんだか刺激が足りない！ということで、2022年は改めて「これは面白い！」と鼻息が荒くなってしまうようなものごととの出合いを見逃さずに、貪欲に生きていきたいなと思いました。

それでは、皆さん良いお年を！