ハイモードを纏う中島健人さんは、“完璧なんかじゃない”?

老若男女を虜にする端正なマスクと、ユーモアと愛にあふれる発言の数々。私たちの目に映るのは、そんな完璧王子な中島健人さんでした。その姿の真相に迫りたい!と今回熱烈に撮影をオファー。忙しい合間を縫って時間を作ってくださり、なんとSPURへの初出演が実現しました!

ロケ撮影が行われたのは、11月末のこと。朝、少し肌寒いながらも心地よい日差しの中に現れた中島健人さん。挨拶を交わした時の朗らかな表情から一変、いざ撮影が始まると、鋭い眼光に思わず息を呑みました。それだけでなく、柔らかい笑顔や憂いを帯びた顔付きへ、さらにこちらからのリクエストにも自然に応えてくださり、奥行きある表情にスタッフ陣はすっかり魅了されました。また今回着用した6体それぞれのファッションのムードを瞬時に理解し、時には躍動感あるポーズでも着こなしてくれています。

ここでは誌面での着用ルックから、中島さんご自身もお気に入りの2着をご紹介します。特に私服でも着たい、と撮影時に語ったのは、LOUIS VUITTONのブルゾン。遊び心あるワッペンが随所に配された、デザイン性のある一着です。確かに普段から愛用しているかのように、しっくり馴染んでいました!

また、SAINT LAURENTのレザーのバーシティジャケットも。胸もとのダイヤチェックがポイントに。本誌では、スキニーなブラックパンツとともにモードに着こなしてくれました。

その他にもセットアップのスタイルや、難易度の高いポンチョなど、幅広くハイモードな着こなしを披露しています。撮影の合間には気軽にスタッフにも話しかけたり、気遣う中島さん。常に現場の状況を的確に見ているプロ意識に感動する場面も多くありました。そこで思い出したのは、以前中島さんと仕事をしたスタッフが口を揃えて言っていた「本当にケンティーって完璧なんです!」という言葉。中島さんが「アシスタントも含めてスタッフ全員の名前を覚えていた」という驚きのエピソードもあったほど。

撮影現場でのパーフェクトな振る舞いに、たしかに非の打ち所が一切ない!と納得していたのですが、一方インタビューでは「僕自身はまったく完璧だと思っていません」と語るストイックな側面も。まっすぐな目でそう話す中島さんは、一見完璧な天才肌のようなパブリックイメージとは異なり、真摯に、実直に努力を惜しまず積み重ねている方なのだということを肌身に感じました。3月16日からは「Sexy Zone LIVE TOUR 2019」の開催も決定している、24歳、等身大な“今”の中島健人さんをぜひSPUR3月号「中島健人は甘くない」でご覧ください。