春、ピンクは限界を超える!

NEW YEAR, NEW ME!

2020年の扉を開く色

2020年は暖かい上昇気流とともにピンクがラッキーカラーに浮上。トレンドが移り変わろうと変わらず愛されるこの色は、身につける私たちをよりいっそう元気づけ、この春もエクストリームなおしゃれワールドに連れていく。

スモーキーピンクのセットアップ。七分袖のジャケットはウエストにギャザーを寄せつつ甘すぎないようボリュームを抑えている。ヴィンテージのような質感にも注目。

ジャケット¥197,000・ブラウス¥105,000・パンツ¥74,000(すべて予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ) 0120-451-913

占星術家・橘さくらが占う 2020年の“ピンク”な運勢

 2020年は、世界中の多くの人が硬直化した構造やルールを再定義し、本質を捉え直す記念すべきシーズンとなるでしょう。というのも、山羊座という秩序や枠組みを象徴する星座に、木星、土星、冥王星という影響力が強いとされる3つの天体が揃い、それらが、牡牛座という経済や豊かさ、美、安定、保証を意味する星座に滞在する革新の星、テクノロジーの星・天王星と、刺激的なリンクを形成するからです――確かに、テクノロジーの進化によって、私たちを取り巻く環境、社会・経済は変化し続けています――注目したいのが、山羊座―牡牛座ラインに対し、調和の角度を取る魚座―海王星です。これは、魚座とその守護星の海王星の力を使えば「新時代」へのなめらかなシフトが可能だということです。
 魚座―海王星が指し示すのは、夢とロマン、そして、イマジネーション。色で言えばパステルカラー、特に「ピンク」。そしてまた、あらゆる創造的な活動――ロマンスはその最たるものです――も魚座―海王星の管轄です。2020年、ピンクをまとえば、新たなあなた自身に出会うでしょう。また、もたらされるクリエイティビティを使って、どのようにあなた自身の人生を変えることができるか、ビジョンを手に入れることも可能となるでしょう。
 もし、ピンクの服は見る分にはいいけれど、着て歩くには不向き。または、ピンクは他人には許される特権で、自分には許されていない、などと考えているなら、自分自身の枠組みや、厳格さを少しだけ緩めてみるといいかもしれません。
 余談ですが、街中がピンクやパステルカラーであふれ、トレンドと認識されるのは、拡大の星・木星が、魚座―海王星をマスに拡大する2021年ということになりそうです。

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水着¥35,946(輸入関税込み・参考価格)/ファーフェッチ カスタマーサービス(メイド・バイ・ドーン) 050-3205-0864

スモーキーピンクにバイアスチェックの入ったセパレート水着。大きく開いたバック、小さなフリルと小ワザがきいている。

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スカート¥37,000/BOWLES(HYKE) 03-3719-1239

トランスペアレントなペールピンクのスカートはレイヤード欲が湧いてくる一枚。存在感のあるミドル丈だから、風を味方にアコーディオンプリーツを揺らして歩きたい。

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コート¥449,500/ドーバー ストリート マーケット ギンザ(シモーン ロシャ) 03-6228-5080

ベーシックなトレンチコートを、パステルピンクのチュールと合わせてディコンストラクション。コートとドレスの狭間をいく新しいウェアに。生地感の強弱も味わって。

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パジャマドレス¥126,000・パジャマパンツ¥78,000/ジルサンダージャパン(ジル サンダー+) 0120-919-256

とろみのあるシルクをパジャマドレスとパンツに。パジャマドレスはやさしいペールピンクで、ウエストに巻いた共布のストリングにはふっくらと大きいタッセルが。パンツと合わせてルームウェアとして着ても素敵。

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バッグ「Mini Vanity」〈H12×W12×D12〉¥418,000(参考価格)/モワナ メゾン GINZA SIX(モワナ) 03-5537-3600

完璧な立方体がユニークなイブニングバッグ「Mini Vanity」。ペールピンクのなめらかなカウレザーにトレジャーボックスのようなメタルロック。

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ジャケット¥311,000/ル・シャルム・ドゥ・フィーフィー・エ・ファーファー(フューシャン ツァン) 03-5774-0853

オストリッチフェザーをたくさんレイヤリングしたレザージャケット。ドロップショルダーで、袖口と裾をリブで絞った丸みのあるシルエット。

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パンプス〈ヒール6㎝〉¥95,000/マルニ 表参道(マルニ) 03-3403-8660

温かみのあるマットなポニーと光を集めるパールピンク。トゥとヒールでテクスチャーの違いを楽しめるパンプス。安定感のあるスクエアヒールで、カジュアルにも履きこなせる。

SOURCE:SPUR 2020年2月号「春、ピンクは限界を超える!」
photography: Seishi Shirakawa (model,still), Kevin Chan (cutout) styling: Yuuka Maruyama 〈makiura office〉 hair & make-up: Ryoki Shimonagata model: Marland text: Sakura Tachibana 〈p.59〉 edit: Akane Watanuki

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