2020.04.17

『映像研には手を出すな!』を知っていますか?

巨匠カメラマンや、カルチャー好きライターなど、お世話になる人たちが最近こぞって話題にしている作品があります。それが『映像研には手を出すな!』。『月刊! スピリッツ』で連載中の漫画でもあり、年明けからN H Kで放送が始まったアニメは、深夜の時間帯にもかかわらず、S N Sでバズりまくり。この現象はなんだ!?と既刊本を読んでみたら、クリエイティビティが炸裂した内容なうえ、SPURが大切にしているメッセージと相通じるではありませんか。それは、ステレオタイプに縛られることなく、自分自身を大切に、肯定していくということ。

 舞台は2050年。アニメの設定に燃える天才肌の浅草みどり、プロデューサー気質の金森さやか、有名読モでありながら、人物のモーションにこだわる水崎ツバメという3人の女子高生が映像研究同好会の設立を目指して奮闘する青春冒険譚です。彼女たちを囲む脇役たちも愛すべきキャラクターがいっぱい! 

360度その魅力を探るべく、実写ドラマ&映画に主演する乃木坂46の齋藤飛鳥さん、山下美月さん、梅澤美波さんを直撃! 主演の齋藤飛鳥さんは、アイドルとしての自分とは正反対の役を演じるにあたり、不安を感じていたそう。正直な思いに、胸が熱くなりました。真摯に役に向き合って、体当たりの演技を披露している実写版は現在ドラマが放送中。近日公開の映画もぜひお見逃しなく! 

 さらに、作者・大童澄瞳先生、アニメで浅草みどりの声をつとめた伊藤沙莉さんはじめ、チーム・映像研のみなさまに話を聞きました。想いが溢れる言葉が集まった、熱量たっぷりのページです。特に、大童先生のインタビューは必読! 「すべては個性、普通の人なんていない」という言葉に、大いに頷く取材班なのでした。

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