GUCCI(グッチ)に関する情報

GUCCI（グッチ）とはどんなブランド？

イタリアンラグジュアリーの代名詞とも呼べるブランド。高級レザーグッズがセレブリティたちに愛用されてきたが、近年はビリー・アイリッシュ、ハリー・スタイルズをはじめとするポップスターの着用やキャンペーン起用などにより、幅広い年代に愛されている。

また、数多くの曲のタイトルや歌詞に登場したり、グッチ家を描いた映画『ハウス・オブ・グッチ』が公開されたり、ディズニー、『ドラえもん』やアディダスとコラボレーションアイテムを発表するなど、ファッションを超えた影響力を発揮している。
レザーグッズのみならず、プレタポルテ、ジュエリー＆ウォッチ、ビューティ、インテリア、ライフスタイルなど幅広いラインナップを展開。

GUCCI（グッチ）の歴史

1921年、イタリアのフィレンツェにて創業者のグッチオ・グッチにより創設。レザーグッズ専門のショップとして人気を博していた。

1930年代には、ベージュ地にダークブラウンの小さなダイヤモンド形が連続して交差する「ディアマンテ キャンバス」を取り入れ、今では世界中に知られるグッチの最もアイコニックなGGパターンの原型となった。

1940年代、戦時下の物資不足に対応する方法として、グッチのエクスクルーシブな品質を守るために職人たちが考え出したのがバンブーハンドル。当時まだ日本から輸入することができた竹の若い茎をバーナーの熱で柔らかくし、"U"のシェイプに加工した。

1950年代になると、レッドとグリーンを用いた「ウェブ ストライプ」や、乗馬の世界からインスピレーションを得たアイコンであるホースビット モチーフが誕生。ホースビットを採用したローファーは爆発的な人気に。1962年メトロポリタン美術館に歴史に残るデザインとして収蔵されている。

1960年代には、現在も受け継がれる4つの象徴的なスタイルを提案。ジェットセッターの定番となった「ジャッキー」バッグがブームになった他、グッチオ・グッチのイニシャルであるダブルGモチーフや、ディアマンテ キャンバスにダブルGを組み合わせたGGパターンも同年代に誕生。そして1966年、モナコのグレース大公妃のために特別にデザインされた「フローラ」プリントは、その後長きにわたって多くの女性から愛されるグッチのアイコンとなり、2005年春夏コレクションのプリント キャンバスバッグでフリーダ・ジャンニーニによって復活し、圧倒的な支持を得た。レディ・トゥ・ウェアへの進出も果たし、ラグジュアリーなイタリアンスタイルを体現するブランドとして、世界中の人々から現代に至るまで愛され続けている。

2021年には100周年を迎え、4月に発表された「グッチ アリア」コレクションでは、バレンシアガがグッチのコレクションをジャックするという前衛的な試みも。

2023年、新クリエイティブ・ディレクターとしてサバト・デ・サルノが就任し、9月のミラノ・ファッションウィークでデビューコレクションが発表される予定。

GUCCI（グッチ）の歴代クリエイティブ・ディレクター

・1994-2004 トム・フォード
・2005-2015 フリーダ・ジャンニーニ
・2015-2022 アレッサンドロ・ミケーレ
・2023- サバト・デ・サルノ
など

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