春を感じるジュエリースタイル【おしゃれな人の結婚指輪】【ウェディングリングSNAP vol.13】

おしゃれな人はどんな結婚指輪を選んで、どんなスタイルで楽しんでいる? 今回はファッション業界で活躍し、服をこよなく愛する3名のリングストーリーを紹介。旬のトレンドを取り入れ、春を意識したコーディネートもぜひ参考にして。前回の「ウェディングリングSNAP」連載はこちら 

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01/カルティエの名品をレイヤード。潔さが光るミニマムなスタイル

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ジャケット、パンツ、トップス、ベルト/ローレン バッグ/ザ・ロウ シューズ/ルメール

lourenディレクター/デザイナー 佐藤涼実さん(@suzumi_sato

飾らない女性らしさを引き出すリアルクローズとして人気のブランド「louren(ローレン)」。ローレンのクリエイティブディレクター兼デザイナーとして活躍する佐藤さんは、前職ウェブデザイナー時代に職場で出会った14歳年上のパートナーと2018年に結婚。彼から贈られたのはカルティエのシグネチャーでありタイムレスな魅力を持つ“ソリテール 1895”。そしてプロポーズにも、とびきりロマンティックなエピソードが!

佐藤さん:「東京の花火大会を観に行く予定で出かけたら、彼が用意してくれていたのはヘリコプターに乗るナイトクルージング。プロポーズはヘリコプターで夜景と花火を見ながら……この時はまだ交際4か月目だったので何も予想しておらず、人生最大のサプライズでした(笑)」。

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リング/(薬指上から)マリッジリング/カルティエ、エンゲージメントリング/カルティエ (人差し指上から)リング/ティファニー、リング/1117

普段からメンズライクなセットアップに、小物でレディライクに仕上げるスタイリングが好みという佐藤さん。今回のコーディネートの主役は、今季注目カラーのベージュが目を惹くローレンのセットアップ。オーバーサイズのジャケットをラフに羽織って、リングのきらめきで華やかさを味付け。薬指をイエローゴールドとプラチナのコンビネーションで飾ることで、ぐんとモダンな仕上がりに。

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腕時計/カルティエ ブレスレット/ティファニー リング(上から)/ティファニー、1117、ともにカルティエ

オン・オフのシーンを問わず佐藤さんの相棒となっているのが、クラシカルで普遍的な魅力を放つカルティエの腕時計“タンク MC”と、ティファニー ハードウェアのブレスレット。程よく手元に重厚感を持たせることで、エッジの効いたムードを演出している。

「カルティエのブライダルリングはシンプルで、トレンドを超えたタイムレスなデザイン。どんな洋服にも馴染むので、ファッションジュエリーと合わせやすく、手元のスタイリングも楽しいですね」。

02/自由な異素材マリアージュで、モードな気分を満喫

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右手:(人差し指)リング/エルメス(中指)チェーンリング/サスキア ディッツ (薬指)ブラックリング/ガガンジュエリー 左手:(人差し指)ハート型リング/アニカイネズ(薬指・上)マリッジリング/カルティエ(薬指・下)義母から受け継いだリング/ノーブランド

6(ROKU)PR 平井美帆さん(@miho_hirai

大人のカジュアルスタイルを提案する「6(ロク)」でPRを担当する平井さんが選んだマリッジリングは、カルティエのクラシカルな“1895ウェディング リング”。肌に馴染みやすいイエローゴールドに、さりげなく一粒のダイヤモンドが光るリングをセレクトした。

「彼とは大学時代からのお付き合い。最初から結婚を意識していたものの、プロポーズをしてくる気配がまったくなくて……10年目のタイミングで、しびれを切らした私が結婚準備をスタートしました(笑)。プロポーズもエンゲージメントリングもなかったので、マリッジリングはダイヤが入ったリングにしたくて選びました。シンプルなのでどんなジュエリーとも合い、主張もしすぎない程よい存在感と上品さが気に入っています」。

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(右上から時計回りに)リング/エルメス(シェーヌ・ダンクル) ハート型リング/アニカイネズ チェーンリング/サスキア ディッツ ブラックリング/ガガンジュエリー  (右下上から)マリッジリング/カルティエ リング/ノーブランド

ゴールドもシルバーもミックスして、インパクトがありながらもアンバランスな手元が自分らしいと語る平井さん。薬指には義理の母から受け継いだという幅広のゴールドのリングと、マリッジリングをレイヤードするのが定番になっているそう。

「私で3代目になるというノーブランドの18Kリングは、結婚したその年にいただいたもの。ゴールドの2本をセットにして、スキンジュエリーのように毎日着けています」。

 

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コート/エルエルビーン シャツ/カミング オブ エイジ デニム/エイチ ビューティー&ユース ブーツ/アルム バッグ/ラリンギ

普段は、エルメス“シェーヌ・ダンクル”のリングと、カルティエのマリッジリングを軸に手元のコーディネートを考えるという平井さん。今回披露してくれたのは、カミング オブ エイジのビビッドカラーが効いたチェック柄のシャツをアクセントに、今季トレンドとして復活した大人のトラッドスタイル。季節の変わり目に欠かせないトレンチコートはエルエルビーンで。アニカイネズのハート型スケルトンリングや、ラリンギのスケルトンバッグを手元に取り入れて、さりげなく春を感じられるスタイルを完成させた。

 

03/遊び心が光るヴィンテージミックスのジュエリー

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ドレス/フリーダ チマヨベスト/オルテガ ウェスタンブーツ/モンタナ ピアス/トム・ホーク

Freadaディレクター 小笠原希帆さん(@kihoogasawara

エスニック感のある鮮やかな色のアイテムを揃え、フリークスストアのインハウスブランドとして誕生した「Freada(フリーダ)」。立ち上げからディレクターを務めている小笠原さんが着用しているのは、着心地の良いインド綿で作られたフリーダのエスニック風のブラックドレス。

パヴェダイヤモンドが輝くカルティエの“エタンセル ドゥ カルティエ ウェディング リング”をマリッジリングに選び、初めてアメリカへ出張した際にロサンゼルスで購入したというインディアンジュエリーや、ヴィンテージのシルバーリングをレイヤードするなど、指先にも小笠原さんらしいこだわりが漂う。

「毎日アーシーなアイテムを着るからこそ、手元はダイヤモンドで光らせたくて。マリッジリングはカルティエのシンプルなデザインをセレクト。個性の強いリングとも相性よく、きちんと感も両立してくれるエタニティリングは本当に便利!」。

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左手:(人差し指・中指)ダブルフィンガーリング/スウェルヴィンテージ(薬指下)マリッジリング/カルティエ(薬指・上)リング/ヴィンテージ 右手:(人差し指)インディアンリング/ヴィンテージ

陽気でポジティブパワー全開の小笠原さんがパートナーの丸山一成さんと出会ったきっかけは、セレクトショップ対抗の“バンド大会”。小笠原さんは「フリークスストアバンド」のキーボードで参加し、丸山さんは「ユナイテッドアローズバンド」のボーカルを担当していたそう。
「本と食の趣味が合い、すぐに仲よしに。ふたりとも野菜が好きなので、野菜がおいしいレストランを探して出掛けては、いつも本の話で盛り上がっていました」。

そして交際から約1年、タイ・プーケット島のホテルで彼からクロムハーツの“タイニーE CHプラスリング”を贈られてプロポーズ!
「照れ隠しなのはわかっていましたがあまりに雑なプロポーズで……やり直しを命じました(笑)。赤いボックスに惹かれて、帰国後ふたりでカルティエでマリッジリングを買いに行きました」。

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右上から時計周りに:ダブルフィンガーリング/スウェルヴィンテージ マリッジリング/カルティエ 花柄リング/ヴィンテージ 赤いインディアンジュエリーのリング/ヴィンテージ

古着とアメカジテイストが好きという小笠原さんが得意とするのは、ハイ&ロウのミックススタイル。今回は刺しゅうとフリルが交錯するフリーダのブラックドレスに、羽織るだけで存在感の出るオルテガのベストを合わせトライバルなムードに。マイブームというウェスタンブーツや手元のアレンジで、ヴィンテージミックスの楽しさを表現してくれた。

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