5月の連休が明けたあと、なんとなく無気力感や焦燥感に悩まされている人も多いのでは? 「ちゃんとしなきゃ」という焦りや、うまくいかないことから来る自己嫌悪に陥り、人によっては休養が必要になることも。
「五月病」といわれるそうした不調は、心身の疲れからくるヘルプサイン。そんな自分を責めることなく向き合うための「思考の整理術」を、精神科医の星野概念さんに伝授いただいた。
5月の連休が明けたあと、なんとなく無気力感や焦燥感に悩まされている人も多いのでは? 「ちゃんとしなきゃ」という焦りや、うまくいかないことから来る自己嫌悪に陥り、人によっては休養が必要になることも。
「五月病」といわれるそうした不調は、心身の疲れからくるヘルプサイン。そんな自分を責めることなく向き合うための「思考の整理術」を、精神科医の星野概念さんに伝授いただいた。
お話を聞いたのは、この方!
五月病は、頑張りすぎてしまう人ほどなりやすい“心身の黄色信号”
5つのシチュエーション別|心のモヤモヤと向き合う「思考の切り替え」をレッスン
心身が疲れていると、「なんでこうなんだろう」と思考もマイナスな方向に引っ張られがち。そんなときに必要なのは、客観的な視点。ネガティブに陥りやすい5つのシチュエーションごとに、自分にかけたい適切な言葉や行動のヒントを、星野さんに聞いた。
1. 朝起きて、会社や学校などにどうしても行けないとき
▶︎【こう考えよう!】心も身体も限界間近。思い切って休んだり専門機関に相談したりしよう
2. 仕事や家事に対して「やる気」がまったく起きないとき
▶︎【こう考えよう!】全部やろうとするのではなく、やれることからやってみる
3. 忙しくてやることが山積み、どこから手を付けていいかわからないとき
▶︎【こう考えよう!】オーバーヒートしないために、人に話して問題から距離を取る
4. 周りの人がテキパキ動いているのを見て、自分はできていないと焦るとき
▶︎【こう考えよう!】「ロールモデル」として、その人の働き方を検証してみる
5. 休日になにもできず、寝て過ごしてしまったとき
▶︎【こう考えよう!】「今日は充電する日だったんだ」と肯定する
スケジュールに「休み」という予定を入れて、強制的に休息時間をつくろう
──五月病に悩む方に、おすすめのセルフケアの方法を教えてください。
まず、スケジュールに「休み」を組み込むこと。「休めるときに休もう」「自分を労ろう」というのは、余裕がないとできないもの。30分〜1時間でもいいので、曜日と時間を決めて、強制的に仕事やタスクを手放す予定を入れてみてください。意識的に副交感神経を優位にする時間をつくりましょう。メールや業務連絡が来るツールからログアウトしてもいいと思います。
ほかには、入浴もいいです。お湯に浸かると血流が良くなって副交感神経が優位になりますし、頑張り続ける状況から強制的に離れられます。散歩や瞑想などもおすすめです。
相談されたときは、「私だったら」と自分を主語にして話してみる
──気持ちが落ち込んでいる周囲の人が気になったときや相談されたとき、どう声をかけたらいいでしょう?
背中を押す方向だと逆効果になる可能性もありますし、かといって無視もしたくない。そういうときは、「私だったら」と主語を自分にして、相手と同じような状況だった場合に取る行動について話してみては。「私だったら休んじゃうかも」などの言葉は、相手へのジャッジメントにはならないので、“ちょうど良い”と思います。





