【フジコ】年末ジカン・ナシ子は単色アイカラーを買うべし【ルナソル】【ボビイ ブラウン】

下地兼用。おしゃれなミュート系シャドウが、10秒で完成

10月に発売したスフレタッチのマットなフジコ。これが大当たりだったんですよ！ まず、色がいい。素肌の延長のようなナチュラルな影は、オークルトーンのモカ色。

少量をまぶたにのせて指先でのばすと、リキッドが数秒でパウダーに変化し、質感がチェンジします。ぴたりとマットに肌にステイして、よれません。

二重に溜まってスジになる……なんて心配は無用。配合されたフィルムポリマーが肌と一体化する極薄膜を形成するので、色だまりを防いでくれるんですね。つまりこのシャドウ、プライマー機能も兼ね備えているんです！ なんて優秀なマルチタスクアイテム。さらに皮脂吸収パウダーが色ぐすみをブロックするので、一度決まったら“色よれ”知らず。お化粧直しの時短にもなってくれるんです。

生まれ持ってきたような陰影を掘り起こします。眼差しの奥行きがボリュームアップするのに、ナチュラル。価格以上のパフォーマンスを発揮する、単色アイカラー界の新星です。

簡単、なめらか、クリーミー。ワンストロークで透明感、爆誕

言わずと知れたボビイのアイカラースティック。名品です。

最近のブームが、透け感のあるピンクブロンズの71番。ぐるっとまぶたを囲みながら、下まぶただけ2周させています。

目のレフ板のように光を集めて、３秒で「きちんとした」印象に導いてくれる。ピンクパールに混じりながら青みパールが上品にチラチラと瞬くので、まぶたや目のノイズを飛ばしてくれる。おすすめです。

薬指でワイパー塗り。ベスコス総なめに納得の極上「ツヤ湿度」が、このグレージュだ

ベージュ界の横綱といえばルナソル。単色カラーでも、ツヤ×色のぎりぎりの均衡を計算したグレージュを送り出してきました。

薬指で色を軽くとったら、目頭から目尻向かって「行って→帰って」、それで終了。結果、まぶたが「丸く」なるんですよ。いや、実際に丸くなっているわけじゃないのですが、立体感と湿度感がいとも簡単に手に入る。しっとりと肌に吸い付くように溶け込んで、ツヤをブースト。重ねるごとに微細パールのツヤがミルフィーユとなって華やかさが加速するのですが、普段使いでは上記のツーストロークで充分。抜け感の塩梅が、ちょうどいいんです。

嫌味のない陰影とは、素肌の延長にあるもの。手をかけ過ぎず、気負いない「美影」を約束する単色シャドウ3選。師走のあなたを救ってくれるはず！