奇才でありながら社会人レベル200点の佐久間宣行さん。辛口のアドバイスを交えつつ最適解を導き出し、人生を照らす!
今月のお悩み
24歳・会社員
2年ほど部署内の末っ子として過ごしてきましたが、新入社員が配属になり、後輩ができました。「お手本のような存在にならなければ」と焦りつつも、経験も浅いし、正直そんな余裕もありません。私が先輩に向ける思いのように憧れられる存在になりたいのですが、自然とそうなっていけますか? それとも先輩としてのギアを入れるべきでしょうか?
佐久間Pからの回答
〝憧れの存在〞になろうとしなくていい。いつも公平かつ真摯に接することを心がけて
後輩ができたからといって「私がお手本にならなければ」と気を張る必要はありません。それよりも大事なのは、今のチームに自分がどんなふうに関わると、成果や雰囲気がよくなるか? そして、今後関わりたい仕事のためにどんな強みを身につけ、組織から評価してもらうか? 20代のうちは、この二つでいいと思います。後輩のことはただ同じチームの一員だと思って、ほかの人と平等に接すればいいだけ。特に目をかけ、世話を焼く必要はありません。もちろんチームがよくなるためにケアが必要ならするし、倫理的に正しくないときは、感情論抜きで指摘する。僕の場合、個人的なミスならプライドを傷つけないよう個別で。加えて、口頭で伝えるのではなく、スクショや転送されても支障のない推敲済みの文書を送ります。
それでも、先輩の姿を後輩はちゃんと見ています。完璧かどうかじゃなく、困ったときに相談にのって「一緒に考えよう」と言ってくれるか。失敗したときに頭ごなしに否定し、自分だけ責任逃れをしないか。憧れの先輩を目指すよりも「何事にもフェア」「一緒に働きやすい」「真面目で努力してる」先輩を目指したほうが、結果的に信頼もついてきます。
当然、先輩に対しても誰か一人に気に入られる必要はなく、全員に対してフラットな態度を貫くこと。末っ子ムーブができる期間は案外短いし、後輩キャラは便利だけれど、長引くと厄介。新規プロジェクトを任されにくいケースもあるので、さっさと抜け出したほうがいい。チームの欠陥を察し、指示される前にフォローできるようになると、周囲から認められ、次のステージが待っている。30歳くらいまではその繰り返しです。
紹介するのは「ハニーローストナッツ缶」。チームってこのナッツ缶みたいなもの。味も食感も違うけれど、一緒に食べるとさらにおいしい。後輩も自分と同じように育てる必要はなく、それぞれの個性を生かしながら一つのチームとして機能すれば十分です。
佐久間Pの今月のおすすめスイーツ:「グランドフードホール」のハニーローストナッツ缶
住所:(芦屋本店)兵庫県芦屋市東山町6の6
TEL:0797-35-2020
営業時間:10時30分~18時
休業日:火曜
※六本木店、星が丘店のほかオンラインでも購入可。
さくま のぶゆき●TVプロデューサー&ディレクター。「オールナイトニッポン0(ZERO)」の最年長パーソナリティであり、YouTube「NOBROCK TV」に加え、フードや旅ネタ満載のサブチャンネルも人気。現在はNetflixの最新作を鋭意制作中。

