【イヴ・サンローラン・ボーテ】素肌から浮かない、おとなの上品キラキラを探せ！【アディクション】

「目で着る」ゴールドレース

サンローランのミニ クラッチといえばクールなのに「使える」シェードで一世風靡したパレット。ホリデーの限定コレクションは、レースが着想源になっているんです。パッケージだってレースに包まれちゃってます！

ご覧ください、この端麗な配色。ゴールドは所詮、「光るベージュ」。力強いけれど、どれも怖くない。そう、やさしいんですよ。どれも肌の色の延長戦にあるから「やり過ぎ」にはなりません。

質感は３つ。右側がシマー2色、左下がマットで、左上がグリッター。グリッターといっても粒子がじつに細かいのでギラつき知らず。繊細で、品のある立体きらめきをかなえます。

上から、YGを思わせるシマ―ゴールド、ピンクの偏光パールを含んだコッパ―ブロンズ、奥行きを演出するマホガニー、大きさにバリエーションをもたせたブロンド。このブロンドグリッター、底色がクリアなので透明感だけを運んでくれるんです。力技で光を集めるのではなく、風のように軽やかにきらめきをもたらすイメージ。あえて締め色を使わず、シマ―ゴールドとブロンドの２色だけで、眼差しに星屑を降らせるアイメイクアップもこの季節、素敵です。

キラキラが密着。オリーブ系トパーズゴールド

繰り出し型のスティックアイシャドウの中でも細身なのがアディクション。だからライン使いにも応用可能。肌になめらかに色がのり、数秒置くとぴたりと密着。ぼかし込むなら、肌にのせた直後に指の腹でスマッジすればスモーキーアイも自由自在です。

手首の内側の血管を眺めてみてほしいのですが、絶妙にオリーブ色を帯びていますよね？ だから、このオリーブゴールド、肌の色とシンクロするんです。軽くまぶたのキワに細く滑らせれば、イエローゴールドのアンダートーンがきらめく辛口アイズに。まばたきするたびに、キラリと深みのあるヴィンテージゴールドが輝いてクセになりますよ！

良いことも良くないこともあったはずの2024年。ひねりの効いたなじみゴールドを味方に新年までの約３週間、自分を鼓舞してみませんか？