もう、固いヨーグルトがあればいい #深夜のこっそり話 #1251

巷では固いプリンが人気を博していますね。エディターHAYASHIが紹介したこちらのほか、ご多分にもれず私もいくつかお気に入りアドレスがあります。もとより、プリンもチーズケーキもティラミスもジェラートも、スプーンですくう系のスイーツは、しっかりどっしり固いのが好み。そんな私を今、夢中にさせているのが、固いヨーグルトです。

いわゆるギリシャヨーグルトとのことで、ヨーグルトを水切りして作られる栄養価がぎゅっと詰まったもの。高たんぱくな食事が見直されている昨今の食トレンドが影響したのか、最近では、その栄養価、特にたんぱく質の含有量に注目があつまり、パワーアップした新商品が続々登場しています。

私の高たんぱくライフをサポートしてくる、頼れる“三銃士”は、3枚目の写真にある3つ。明治「THE GREEK YOGURT プレーン」「ダノン オイコス 脂肪0 プレーン・砂糖不使用 」の2つは、1個でたんぱく質が約10gとれる優れもの。腹持ちもよく、スナック菓子に手を出す代わりにこちらを食べるようにしています(たんぱく質をとることが一番空腹が解決される気がします)。コンビニやスーパーで気軽に手に入るのも魅力的です。

そして、固いヨーグルトの可能性を広げてくれたのが、沖縄の工房で手作りされている、Little GREEK Kitchen®の「ギリシャヨーグルト」。沖縄県産EM酪農牛100%の生乳で作られたそれを食べた瞬間、今までのヨーグルト観が覆りました。しなやかさをもそなえた固さはこのうえなくリッチで贅沢。舌にのせればなめらかだけど弾力のある舌触りで、まろやかな酸味が実に上品。

作るのは、2012年にギリシャのアテネから沖縄へ移住し、レストランLittle GREEK Kitchen®を営む、パメラさん。彼女の人柄がそのままヨーグルトになったような、包み込むようにやさしくてどこか頼もしい、丁寧に作られた“固さ”は唯一無二。少しお値段ははりますが、全力で推したい一品です。最初はそのまま食べていたのですが、最近は使用範囲が広がっています。野菜のディップにしたり、カッテージチーズ代わりにグリーンサラダと和えたり、生クリーム代わりにパンケーキにのせたり。夜は、バター代わりにお肉に添えて、あるいはクラッカーにのせてオリーブなどものせれば立派なワインのアテにも。

来月には、たんぱく質が通常のヨーグルトの3倍以上あるといわれ、ヨーグルト以上チーズ未満の重量級乳製品、スキムミルクから作られるアイスランドのスキール(Skyr)の日本上陸もあるそうで、こちらも楽しみ。ヨーグルトを筆頭に「固い」シリーズから目が離せなそうです。

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エディターYOSHIMURA

食べること、カラダを動かすこと、旅することが大好物のアクティブ派。その反動か、ワードローブは甘め嗜好。花柄アイテム&ワンピースがクローゼットを占拠しています。

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