え! 3,000円台で買える【ヴァレンティノ】!? #深夜のこっそり話 #1629

みなさん、ヴァレンティノの今シーズンのコレクションはもうご覧になっているでしょうか? ピンクに彩られた(時折、黒も差し込まれていますが)、その名も「PINK PP コレクション」は今シーズンのランウェイの中でも特に印象的で、鮮烈なピンクのモノクロームが目に飛び込んできた後、そのシルエットの美しさが浮き彫りとなり、ピンクって一筋縄ではいかないというか、一色に染められたことでヴァレンティノの洗練と優美さをひときわ強く感じられるコレクションでした。

ヴァレンティノ 2022-23年秋冬コレクションルック画像
“Less is more”の新しいかたち。このルック大好きです。Photo by iMAXTREE/AFLO

その後、展示会にて間近で見せていただいたことで、色こそ同じピンクで揃えられていても、さまざまな素材や質感で構成されていることがわかり、感激してマネキンのそばを離れたくなくなったし、ヴァレンティノのブティックの前を通ると、気持ちがアガる気さえします。そしてそして、本日発売のSPUR12月号では長澤まさみさんがこのコレクションをまとって登場してくださっていて、とっても眼福ビジュアルなのでぜひお手に取ってご覧くださいませ。

と、ここまで大絶賛しておきながら、実はピンク、私にとってはいざ身にまとうとなると非常にためらってしまう色でもあり……(ちなみにエディターOKABEがこのコレクションのスニーカーを履いているのを私は知っている!)。光陰矢の如し、このまま悶々としているうちにシーズンが終わってしまうのか、と焦っていたところ、見つけてしまいました。すごいものを。


ヴァレンティノ PINK PPキーチェーン(ロング)
PINK PPのキーチェーン! Vロゴの反対側には、PANTON Pink PPの文字が。長すぎるかな、とも思いましたが、ピンクの分量が多いのでよしとしました(笑)。

今月、ヴァレンティノがパントン・カラー・インスティテュートとともに、デンマークのCopenhagen Design ApSの手によるPINK PP限定商品を発売していたのです!(ちなみに「PINK PP」はパントンカラーとして登録されているそう。) 言い訳すると最近大変忙しく、会議→撮影→会議→展示会→撮影みたいなスケジュールで、眼前のことだけに集中していたため、サイトでも確かにこの集合カットは目にした記憶があるものの、カスタマー目線で頭に入ってきていませんでした。ステーショナリーや傘などからなる全7点のコラボシリーズで、早朝に気づいてブティックが開くのを待ち速攻電話。すでにけっこう品切れしてしまっていましたが……、無事にロングのキーチェーン(値段はそこまで気にしていなかったのですが、なんと3,630円!)をゲット。しばらく使っていたキーホルダーが小ぶりで、バッグの中をガサガサ探すことが多かったこともあり、ちょうど適度なボリュームのものが欲しかったのでうれしい! もちろん首からかけられるので、犬の散歩やコンビニに行く時はハンズフリーで出かけられそうです。

ヴァレンティノ PINK PPコレクションのキーチェーンと私物バッグ
バッグの中身を見せたいわけではないので、ピントずれ写真で失礼します。この存在感をお伝えしたかった!

青みがかった唯一無二のピンクをついに手に入れ、心に余裕ができたので、メインのコレクションとはもう少し落ち着いて向き合っていきたいと思います。

なお、これらのコラボアイテムは10月23日までヴァレンティノの銀座と表参道のブティックで取り扱っているそうです。私が伺った際もコラボアイテム目当てと見られるお客様が次々に来店していたので、気になる方はどうぞお早めに。

ちなみにサンローランも最近、ライフスタイルプロダクトラインの「サンローラン リヴ・ドロワ」(名前がおしゃれ!)をオンラインストアで展開スタートしています。メゾンのコードや遊び心が詰まったさまざまなアイテムが揃っているので、ちょっとした自分の応援グッズ(?)として、ギフトとして、ぜひラインナップをチェックしてみてください。

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エディターMATSUE

モードとカルチャーの狭間で15年。音楽と鉱石とフレンチフライから逃れられません。

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