1枚で重ね着風。アレキサンダー・マックイーンの旬顔Tシャツ #深夜のこっそり話 #1571

暑すぎて、エブリデイTシャツで過ごしています。今の私の辞書には「レイヤード」とか「痩せ我慢」とか、そういう言葉はございません。が、しかし、毎日プレーンな白Tもしくは黒Tばかり着ていたら、早くも退屈してきちゃいました。まだまだ暑さは続くのに、というかこれからが夏本番なのに。はてさてどうしましょ? と悩んでいたところ、たどり着いたのが「トロンプルイユTシャツ」です。トロンプルイユとは、騙し絵的な技法のことを指す美術用語。リアル重ね着が無理ならば、1枚でレイヤードしているように見せられる服を着るのが手っ取り早いんじゃないか、という結論に至りました。で、最近のお気に入りがアレキサンダー・マックイーンのこちら。

アレキサンダー・マックイーンのTシャツ
アレキサンダー・マックイーンのレースコルセットTシャツ¥44,000。一番小さいサイズ36でも、程よくリラクシングなシルエットです。

白地にレースのコルセットをあしらった、わけではなくて、プリントされたTシャツです。このレースがけっこうリアルに表現されているので、遠目からでは本物と見間違うレベル。ハイウエストのボトムに裾をインして着ると、本当に白Tの上にコルセットを重ねているように見えるんです。「そのレース、プリントなんだ!?」と会った人に言われることもしばしば。ここ最近は、ランジェリーライクなデザインをいかにデイリーにサラッと取り入れるかが個人的な命題でもあったので、「これはまさに理想的な一品!」と出合った瞬間にポチりました。

後ろ姿も抜かりない
後ろも抜かりないですよ。これけっこう重要ポイント。

カジュアルな白とセンシュアルな黒のコントラストが、今の気分にものすごくフィットしています。とはいえ決して媚びることはなく、エッジの効いた力強さを感じるのがマックイーンならでは。あくまでプリントTシャツなんだけど、そこはかとなくリュクスなムードを醸し出しているあたりもさすがです~。洗濯を繰り返してもへたらないし、ジーンズとのワンツーコーディネートを一気に旬顔に導いてくれる、その有能っぷりにはもう愛しか感じない。この出来杉くんTシャツを頼りに、猛暑もなんのその! という意気込みで夏を楽しむ所存です。

エディターHAYASHIプロフィール画像
エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。

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