破局の原因は「ボトックス注射を拒否したから」。シャロン・ストーン、年下恋人との別れを明かす

シャロン・ストーン(64)が雑誌のインタビューに応じ、美容整形を拒否したことがきっかけで交際していた年下男性と破局したことを告白。辛い出来事に直面しても常に前向きな姿勢を貫く彼女に、世界中から共感の声とエールが寄せられている。

シャロン・ストーン(64)が雑誌のインタビューに応じ、交際していた男性が薦めてきたボトックス注射(顔のたるみやシワを軽減させることを目的とした、筋肉を萎縮させる注射)を拒否したことがきっかけで、その後破局したことを明かした。

破局の原因は「ボトックス注射を拒否したかの画像_1

Photo : Getty Images

インタビューでシャロンは「私がとても有名だった時に、ボトックスやフィラー(皮膚のたるみの補正のため、シリコンやヒアルロン酸などを注入する手術)を使って美容整形をしていた時期があった」と、過去に自身も美容整形の経験があることを告白。

その上で、美容整形と決別するきっかけになった出来事として、2001年、当時43歳の時に発症した脳卒中を挙げた。

破局の原因は「ボトックス注射を拒否したかの画像_2

Photo : Getty Images

「生存確率1%という重篤な脳卒中を発症」し、一時生死の境を彷徨ったというシャロン。幸い一命を取り留めたものの、後遺症で左半身が麻痺してしまったといい、動かなくなった顔を元に戻すための治療として「300回以上のボトックスとフィラーを打たなければならなかった」そう。

その壮絶な経験は、美容整形に対する見方を大きく変えたようで、彼女にとって美容整形は「可愛らしい贅沢品だったものが、ある種の大きな痛みを伴う神経系の治療に必要なもの」に変化したという。

破局の原因は「ボトックス注射を拒否したかの画像_3

Photo : Getty Images

加えて、最近交際していた年下の男性から、ボトックス注射の施術を薦められたというエピソードを明かしたシャロン。シャロンが男性に対し「私がボトックスをすれば、おそらくあなたと私のエゴにとっては、とても良い効果があるでしょうね」と答え、施術の意思がないことを示すと、交際はその後すぐに終わりを迎えたという。

美容整形を行わず、ありのままの自分と向き合うことに決めたというシャロンは、2022年7月25日(現地時間)、自身のインスタグラムにトップレスのビキニ写真を投稿。「完璧な日に、完璧でないことに感謝」とコメントを添え、大きな反響を呼んだ。

この写真を公開した理由について、シャロンは前出のインタビューで「女性が母親になり、45歳になると、人々は見向きもしなくなり、まるで周りの人から姿が見えなくなってしまったように感じる。だから、あの写真を投稿したの」と、語った。

現在64歳のシャロンは、年齢を重ねた今の心境について「私は本当に、本当に幸せだと感じている。こんなに嬉しいことはない」と語り、日々の充実をうかがわせた。

今年6月には、過去に9回におよぶ流産を経験したことを告白。多くの困難に見舞われながらも、常に前向きな発信を続けるシャロンは、これからも世界中の女性に勇気を与え続けてくれるだろう。