ベン・アフレックは「妻の買い物にしぶしぶ付き合う夫みたい」。グラミー賞授賞式での退屈そうな表情がバズる

2023年2月5日(現地時間)、米LAクリプト・ドットコム・アリーナで開催された第65回グラミー賞授賞式に、妻ジェニファー・ロペス(53)とともに出席した俳優ベン・アフレック(50)。不機嫌そうな表情で、つまらなさそうにしている様子がネット上でバズっている。 

音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞。アメリカでは今年もCBS放送局でTV中継された授賞式で、俳優ベン・アフレック(50)が妻ジェニファー・ロペス(53)の隣で虚ろな表情を浮かべていることに視聴者が注目。SNSで次々とミーム(ネタ動画)が拡散され、その盛り上がりぶりを現地メディアがこぞって報道した。

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Photo:Getty Images

今回ベンは、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞のプレゼンターを務めた妻ジェニファーの付き添いで出席。グッチのカスタムメイドのドレスを纏い、とても楽しそうなジェニファーに対し、まったく参加する気のないイベントに駆り出されたかのようなベンが、終始、無関心な態度だったことに注目が集まった。

特にSNSが湧いたのは、大御所スティーヴィー・ワンダー(72)がカントリー歌手クリス・ステイプルトン(44)と名曲「ハイヤー・グラウンド」のパフォーマンスを行い、会場のボルテージが上がっていた時のこと。

軽やかに体を揺らすジェニファーの隣で、うまくリズムに乗れず無の表情でうなずくベンの姿がカメラに映し出された瞬間、Twitterに愉快なミームが数多く登場。

石のように固まっているベンに対し、「大丈夫ならまばたきして」といったツイートや、ベンがダンキン・ドーナツの大ファンであることを公言していることから、「熱唱するスティーヴィー・ワンダーを見るより、ダンキンに行きたいようだ」という“ダンキンネタ”で盛り上がった。

米CNNによると、TVカメラが何度も捉えるベンの不機嫌そうな顔に、中継を視聴していた多くのメディア関係者が反応。ベンは「出口を探している」、「ここにいたくなさそう」だと指摘する声が相次いだという。

米『BuzzFeed News』副編集長は「どんな悪い1日をあなたが過ごしていたとしても、今グラミー賞授賞式にいるベン・アフレックほど惨めではないと約束する」とツイート。着席して手拍子を叩くジェニファーの隣で、よそ見をする心ここにあらずなベンが映し出された動画を添えた。この投稿には2023年2月8日現在、5.6万もの「いいね!」が残されている。

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もともと内向的なタイプで、いつもたばこを吸いながら、しかめっ面していることで知られるベン。2016年にはインタビュー中に見せた寂しげな表情を切り取られ、「Sad Affleck(悲しいアフレック)」と名付けられた動画が出回ったことも。

そんなベンの、まるで“妻の買い物にしぶしぶ付き合う夫”のような姿に共感した人も多かったようだ。「ベン・アフレックも妻の用事に引きずられていく、世の夫のひとりだ」、「妻以外は誰も知らない結婚式で唯一しらふの男、という雰囲気を醸し出している」など、Twitterはベンの様子をユーモラスに表現する視聴者のツイートであふれた。

すっかり話題の中心になっていたベンは、授賞式の中盤、ふたたびカメラの標的に。夫婦が口論する気まずい瞬間を捉えられ、ネット上はまたもや騒ぎとなった。

あっという間に出回ったその映像は、ジェニファーの耳元で囁いたベンに、ジェニファーがキレたように言い返し、ベンの胸元にピシッと軽い一撃。ベンはのけぞりながら顔をしかめ、姿勢を正したところで、その一部始終がカメラに収められていることに気づいた2人は突如、真顔になるというもの。

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ジェニファーはほどなく隣に座っていた司会者トレヴァー・ノア(38)の方に目を向け、表情を和らげた。

この緊迫したやりとりで2人が何を話していたのかを明らかにするため、読唇を依頼したという英サイト『デイリー・メール』によると、ジェニファーはベンに「やめて、もっと感じよくして。やる気があるように見せて」と言い、ベンは「そうするかもね」と答えたという結果が出たのだとか。

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ベンとジェニファーは人前に出ると緊張して怒っているように見えることが多いそうだが、授賞式に出席していた米誌『ENTERTAINMENT』のある編集者は、TVで見るほどベンは“惨め”ではなかったと主張。

こういう場に慣れていない感はあったものの、CM中は満面の笑みで俳優エイドリアン・ブロディ(49)やドウェイン・ジョンソン(50)らと交流し、楽しい時間を過ごしているように見えたという。

またジェニファーがプレゼンターとして、ハリー・スタイルズ(29)に最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞のトロフィーを渡した後、夫婦はキスを交わしていたのだとか。

授賞式の翌日、ジェニファーはそのキスシーンを含む、自身の“グラミー賞の1日”のハイライトシーンを自身のInstagramに投稿。舞台裏や授賞式での楽しそうな様子をまとめた動画に、年間最優秀アルバム賞を受賞したハリーのヒット曲「アズ・イット・ワズ」をのせて、「愛する人、私の夫と一緒に過ごすのはいつだって最高の時間」とキャプションをつけた。

17年ぶりの再婚約でゴールインした2人は、長い歴史はあるものの、2022年8月に結婚式を挙げたばかりの新婚カップル。ベンとしては、ジェニファーが喜ぶのなら、どこでもお供いたします、といった心境なのかも。

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