ヘンリー王子は「王族になりたくなかった」、メーガン妃は「10年間毎日いじめられた」、オーストラリア“ロイヤルごっこ”ツアー中の夫妻の発言に批判殺到

サセックス公爵夫妻ことヘンリー王子(41)とメーガン妃(44)がオーストラリア訪問中に発した「個人的で感情的な」コメントに、非難の声が殺到。さらに高額な参加費のイベントにメーガン妃がわずか2時間しか滞在しなかったことなどが物議を醸している。

2026年4月14〜17日(現地時間)、「慈善」と「ビジネス」を兼ねた、4日間にわたるオーストラリア訪問を終えたヘンリー王子(41)とメーガン妃(44)。一部では「王室気取りの訪問」とも揶揄されているこのツアー中、メンタルヘルス団体のイベントでメーガン妃は「10年間、毎日いじめられ、攻撃されてきた」と主張。続いてヘンリー王子が「王室の役割を望んでいなかった」と発言し、それを報じた英紙『Daily Mail』のコメント欄は大炎上。英国内外から痛烈な批判が相次いだ。

メルボルンのスウィンバーン工科大学でメンタルヘルス団体のイベントに出席したヘンリー王子とメーガン妃

ツアー3日目、スウィンバーン工科大学を訪問。ミニドレスも、それに合わせたウォルフォードのタイツとマノロ・ブラニクのパンプスも「ONE OFF」に掲載されている Photo:Getty Images

2018年以来となるオーストラリアツアー3日目の2026年4月16日(現地時間)、メーガン妃はフレンズ・ウィズ・フランクのダークグリーン色のミニドレスをまとい、ヘンリー王子とともにメルボルンのスウィンバーン工科大学を訪問。メンタルヘルス団体のイベントで学生たちにSNSの危険性やメンタルヘルスへの影響について語った。

『Daily Mail』によれば、SNSの中傷に対処することは「私にとって現実的な問題」だとメーガン妃は語り、「今にいたるまでの10年間、私は毎日いじめられ、攻撃されてきました」と自身の経験を振り返りながら、非常に多くの誹謗中傷にさらされてきたと主張。「それでも私はここにいます!」と力強く続けた。そして「クリック数を稼ぐために残酷さを基盤に成り立っている、あの数十億ドル規模の産業を理解せざるを得ない。それは変わらないでしょう。だから、それよりも強くならなければならないのです」と訴えたという。

メルボルンの「ザ・スカー・ツリー・ウォーク」で笑顔を見せるメーガン妃

ツアー3日目、メルボルンの「ザ・スカー・ツリー・ウォーク」でフレンズ・ウィズ・フランクのコートから、「ママ」とプリントされたフリー&イージーのTシャツをのぞかせたメーガン妃 Photo:Getty Images

しかし、そのようにネット社会に警鐘を鳴らすメーガン妃は現在、ロサンゼルスを拠点とするAIを活用したオンラインファッションサイト「ONE OFF」の参加者であり、投資家でもあると『Daily Mail』は指摘。同紙によれば、今回のオーストラリアツアーでの衣装はすべて、そのウェブサイトに掲載されており、メーガン妃は売上の一定割合を報酬として受け取ることになっているそうだ。

今回のツアー初日、メルボルン王立小児病院訪問時に着用していたカレン・ジーの黒の「プリシラ」ドレスも同様で、英紙『Mirror』は、慈善活動で着用した衣装をもとに収益を得ていることについて王室関係者が「かなりの懸念」を抱いていると報道。同紙によると、売上の10〜25%が小売業者から「ONE OFF」に支払われ、その後クリエイターと分配される仕組みで、ある関係者は「利益を得ること自体は別として、小児病院を訪れるという“王室訪問さながら”の活動を行いながら、オンラインで衣装を紹介するのは一線を越えているように見える」と苦言を呈した。

さらに、メーガン妃が自らを「世界で最も中傷された人物」と呼んだ後、メルボルン・パークで開催された「InterEdge Summit」でのヘンリー王子の発言も批判を招くことに。豪実業家ブレンダン・ネルソン(67)との対談で、人生の中で「道に迷い、裏切られ、あるいは完全に無力だと感じた」ことがあったと語り、「13歳の誕生日の直前に母が亡くなった後、私は『この仕事は望んでいない。これがどこに向かうにせよ、この役割も望んでいない、好きではない』と思っていた」「それ(王族としての役割)が母を死に至らしめたと感じ、強く反発していました」と打ち明けた。

メルボルンで行われた「InterEdgeサミット2026」でスピーチを行うヘンリー王子

メルボルンで行われた「InterEdgeサミット2026」でスピーチを行うヘンリー王子 Photo:Getty Images

このイベントの参加費は1人約1,000豪ドル(約11万円)で、米『CNN』によれば、慈善団体に寄付され、ヘンリー王子に報酬は支払われていないというが、『Daily Mail』の記事には約1万件ものコメントが殺到。「もし彼が最初から“公務を担うロイヤル”になりたくなかったなら、今オーストラリアでやっているような(はっきり言って、ただの)休暇で、いったい何をロイヤルぶっているわけ?」「王族がいやなら、なぜ必死にその称号にしがみつこうとするのか」「証明しろ、称号を返上して」など辛辣な声が相次ぎ、メーガン妃についても「そういうならばSNSを使わなければいい」「相変わらず大袈裟なメーガン。“かわいそうな私”で注目を保とうとしているだけ」などの反応が。また「国王はこの愚行を止めるために行動を起こすべきだ」といった意見も見られたようだ。

さらに、ツアー最終日の4月17日(現地時間)には、前々から関心を呼んでいたポッドキャスト番組「Her Best Life」主催の女性限定リトリートが行われ、メーガン妃の滞在時間がわずか2時間だったとメディアがこぞって報道。

『Daily Mail』によれば、このイベントは4月17〜19日にかけてシドニー東部郊外の海辺にある五つ星ホテル、インターコンチネンタル・シドニー・クージービーチにて300人規模で開催され、参加費は2,699豪ドル(約30万円)から。3,199豪ドル(約36万円)のVIPチケットは、個室の利用とテーブルごとにメーガン妃とのグループ写真撮影の機会が保証されていたという。『Daily Mail』は、このリトリートに出席することでメーガン妃は最大13万ポンド(約2,800万円)の報酬を得る見込みだと報じている。

ボンダイ・ビーチを訪れ、ボランティアのスタッフと写真を撮るヘンリー王子とメーガン妃

ツアー4日目、ボンダイ・ビーチを訪れ、ボランティアのスタッフと写真を撮るヘンリー王子とメーガン妃 Photo:Getty Images

この日、シドニーへ移動したサセックス公爵夫妻は、午前中からまるで“ロイヤルツアー”のような行程を精力的にこなした後、リトリートの会場に夕方到着。午後5時に「メグストック」と名付けられたガラパーティが始まり、メーガン妃も出席した。『Daily Mail』によると、ホテルは厳重な警備体制で、メディアの取材は厳しく制限されていたそうだが、豪紙『Sydney Daily Telegraph』の記者が内部潜入に成功し、「新興富裕層の人たちが、メーガンの昔からの不満話を聞くためにチケットに2,600豪ドルも支払う」と題した記事を掲載。

それによると、スキャラン・セオドアのシックなセットアップに身を包んだメーガン妃は、「Her Best Life」の共同司会者であるジェマ・オニールとの質疑応答のために登壇。家族との生活や自身のライフスタイルブランドなどについて話すなかで、過去の苦悩に再び言及し、この10年以上、メディアなどの攻撃に「耐えてきた」、公の目に晒される生活は「非常に辛かった」と嘆いたという。一方で、母親になったことで物事を客観的に捉える力と忍耐力を身につけたとも語り、自分への批判は、批判する側の心理的問題の「投影」であるとの見方を示したとか。

シドニー湾でヨットクルージングを体験したヘンリー王子とメーガン妃

マトーのストライプシャツに、ローラズのセイラーデニムを合わせたメーガン妃 Photo:Getty Images

このパーティにおけるメーガン妃の登場時間は短かったものの、参加者たちはSNSで「信じられないほど素晴らしかった。メーガン妃の優しさに感動した」と絶賛。なかには「鳥肌が立った」という人もいたそうだが、主役であるはずのメーガン妃は午後7時すぎには会場を後にしており、英メディア『GB News』によれば、参加者たちは目玉ゲスト抜きで祝宴を続けることになったという。

その頃メーガン妃はヘンリー王子とともにレンジローバーの後部座席に乗り込み、今回のツアーの最後のイベントへ。午後8時よりアリアンツ・スタジアムで行われたラグビーユニオンの試合を観戦した。『Daily Mail』によると、スタンドでキャッチされたメーガン妃はキャメルカラーのトレンチコートに身を包み、ワインを楽しみながら、試合を満喫。多忙な4日間のツアーを笑顔で締め括ったそうだ。

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