2023年２月に前頭側頭型認知症（FTD）であることが公表されたブルース・ウィリス（68）。俳優引退後初となる誕生日は大切な家族たちに囲まれながら過ごしたよう。その一方で、現妻がブルースの介護について涙を浮かべながらに語った。
2023年３月19日（現地時間）に68歳の誕生日を迎えたブルース・ウィリス。元妻で俳優のデミ・ムーア（60）が家族で祝福している風景をインスタグラムに投稿した。
Photo：Getty Images
ブルースの周りには、ブルースとデミの間に生まれた長女ルーマー（34）、次女スカウト（31）、三女タルーラ（29）をはじめ、現妻エマ・ヘミング（44）の姿が！ ブルースに顔を近づけたエマの横には、二人の子どもであるメイベル（10）とエブリン（８）も写っている。
家族がバースデーソングを歌い終えると、エマが手にするアップルパイに飾られたロウソクの火を吹き消したブルース。そんな微笑ましい投稿には、著名人やファンからのコメントや絵文字が殺到！
このリールを撮影していたのが、最後にチラッと姿を見せたデミ。愛のこもった動画でブルースを祝福した。
エマもブルースの誕生日に合わせて２本の動画を投稿。１本はブルースとエマのツーショットに、メイベルとエブリンのそばで父親の顔を見せるブルースなど、これまでの家族の歩みが凝縮されたような美しい動画に仕上がっている。
そしてもう１本は、前頭側頭型認知症（FTD）と診断されたブルースを介護していることについて。
「あなたは強いと言われるけれど、決してそんなことはない」「わたしには選択肢がないだけ」「この状況下で娘二人を育てている」など、自分の置かれている状況に対してリアルな本音を漏らした。
「彼の誕生日にこんな動画を投稿するのは、私にとっても辛いこと」「でも、彼のファンのためでもあると思った」と話したエマ。この投稿には、「泣くことを恐れないで」「たくさんの愛とパワーを捧げます」などのエールが贈られた。
Photo：Getty Images
前頭側頭型認知症（FTD）はいまだに治療法が見つかっていない難病であり、ブルースの場合は意思疎通に支障があることも報じられている。家族からの大きな愛は、ブルースの心の支えになっていることだろう。
