
2026年6月17日(現地時間)、国賓晩餐会に先駆け、記念撮影が行われた。写真の後列右は、国王の末弟コンスタンティン王子(56)の妻ローレンティン妃(60)で、父親の仕事の関係で一時期日本に住んでいたことがあるという Photo:Getty Images
6月17日夜(現地時間)、天皇皇后両陛下を歓迎する国賓晩餐会がウィレム=アレクサンダー国王(59)とマキシマ王妃の主催で行われ、オランダ王室の女性陣は格式ある一夜にふさわしい、煌びやかなドレスと由緒あるロイヤルジュエリーをまとって集結。
まずマキシマ王妃は肩とネックラインにシアーなディテールがあしらわれたレーザーカットのゴールドドレスをまとい、堂々たるクイーンルックを披露。これはオランダ出身デザイナーが手掛けるブランド、イリス・ヴァン・ヘルペンのカスタムメイドで、同ブランドのインスタグラム投稿によれば、ヌードカラーのシルク素材をベースに、幾何学模様のようなアートワークを立体的に施したものだそう。

『The Court Jeweller』によれば、ダイヤモンドのイヤリングとベルトに留めたダイヤモンドのブローチは、ウィレム3世国王とエンマ王妃の娘ウィルヘルミナ女王のものだったそう Photo:Getty Images
このとき、ドラマティックなドレスもさることながら、マキシマ王妃の優雅なシニヨンヘアに輝く、圧巻のティアラに視線集中。現地王室ファッション専門サイト『Modekoningin Máxima』によれば、中央に配された“スチュアート・ダイヤモンド”と呼ばれる青みを帯びた大粒のダイヤモンドは、なんと39.75カラットという目も眩むような豪華さで、オラニエ=ナッサウ家に伝わるコレクションのなかでも屈指の存在感を誇る名品だという。
国王夫妻の次女アレクシア王女(20)は大学在学中でロンドンに住んでいるため、欠席だったよう
もともとは英国王室のジュエリーで、1690年、オランダ出身の英国王ウィリアム3世が妻メアリー2世女王に贈ったものだそう。ティアラとして制作されたのは1898年、ウィレム3世国王の妻エンマ王妃が娘ウィルヘルミナ女王の即位式のために、依頼したのだとか。

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このティアラはパーツを外して、イヤリングやブローチなどに作り変えることができるのが特徴で、マキシマ王妃がスチュアート・ダイヤモンドを取り付けたフルバージョンで身につけるのは2018年、英国への国賓訪問以来、2度目とのこと。

イタリアで国際バカロレア課程を修了後、ギャップイヤーを過ごしているアリアーネ王女は、秋よりオランダの名門デルフト工科大学で航空宇宙工学を学び始めると発表している Photo:Getty Images
英誌『HELLO!』はじめ、海外メディアに大きく取り上げられたのが、この夜、国賓晩餐会デビューを果たした国王夫妻の末娘アリアーネ王女(19)。若きプリンセスは、ロンドン発ブランド、サフィヤによる真紅のワンショルダードレスをまとい、ネックラインにドレープを効かせた、しなやかなシルエットでロイヤルファンを魅了した。

アリアーネ王女が選んだティアラは、1890年にウィレム3世国王が妻エンマ王妃に贈ったもので、娘ウィルヘルミナ女王も着用したという Photo:Getty Images
米版『HOLA!』によれば、記念すべきティアラ・デビューを飾ったのは、エンマ王妃ゆかりのダイヤモンド・ティアラ。3つの花形にダイヤモンドがちりばめられた繊細なデザインで、さらに5つの星形のダイヤモンドをセットすることもできるそう。

アマリア王女は今回、日本政府から贈られた大勲位菊花大綬章を着用 Photo:Getty Images
そして、王位継承者である長女アマリア王女(22)はオランダ人デザイナー、ヤン・タミニアウによる深いバーガンディカラーのドレスを着用。これは2023年6月、ヨルダンのフセイン皇太子(31)の結婚式で着用していたドレスをモダンにリメイクしたものだという。

初めて重要な行事に出席した妹を気遣っていたというアマリア王女。豪メディア『nine』によれば、ティアラには385個のダイヤモンドとルビーがあしらわれているという Photo:ANP Photo/AFLO
ジュエリーはドレスの色に合わせてルビーを選択。1888年製の「メレリオ・ルビー・ティアラ」とお揃いのイヤリング、チョーカー、ブレスレット、リングを煌めかせた。

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主賓のひとりである皇后雅子さま(62)は、ロイヤルブルーのベースに、ゴールドの花柄刺しゅうが施された見事なドレスに身を包んで出席。ロイヤルジュエリー専門サイト『The Court Jeweller』によると、スイカズラがモチーフの「ハニーサックル・ティアラ」は1928年、秩父宮妃勢津子さま(享年85)が結婚式で初めて着用されたものだそう。

2026年6月17日(現地時間)、歓迎式典が行われた Photo:Getty Images
『HOLA!』によれば、今回の天皇皇后両陛下の国賓訪問では、マキシマ王妃の印象的なデイタイムファッションも話題に。晩餐会が行われた日の午後、アムステルダムのダム広場で行われた歓迎式典では、立体的なフラワーアップリケが全面にあしらわれたインパクトあるライムグリーンのドレスに、白のカーディガンを羽織って登場。
これは王妃の御用達ブランド、ナタンのもので、マキシマ王妃の母国アルゼンチンのアーティスト、パブロ・ピアッティがハンドペイントしたものなのだとか。

歓迎式典では、現地の日本人学校に通う子どもたちと交流される姿も話題に Photo:Getty Images
マキシマ王妃は、ニューヨーク発スカリー&スカリーのペリドットとパールのピアスをはじめ、全身をグリーンと白のフレッシュな配色でスタイリング。カチューシャやクラッチなど、小物は白で揃え、足元にはジャンヴィト ロッシのポインテッドトゥパンプスを選んだ。

親交の深いおふたりが、楽しそうに会話される様子もたびたびキャッチされた Photo:Getty Images
一方、皇后雅子さまは淡いラベンダーカラーのスカートスーツと繊細なネットをあしらったハットを着用。同系色のクラッチと白のパンプスを合わせた、品格あふれる装いで注目を浴びたという。

2026年6月18日(現地時間)、マキシマ王妃が天皇陛下をアムステルダム国立美術館に案内 Photo:Getty Images
マキシマ王妃は6月18日(現地時間)、天皇陛下(66)とアムステルダム国立美術館を訪問し、レンブラントの『夜警』などを鑑賞。『Modekoningin Máxima』によれば、王妃はナタン・クチュールの真っ赤なケープドレスをまとい、ヴァレンティノのサテンクラッチを手にしたあでやかな姿で、世界的名画の前でも大きな存在感を残した。

2026年6月19日(現地時間)、プリンセス・マキシマ小児がんセンターで、天皇皇后両陛下と国王夫妻は別れの挨拶をされた Photo:Getty Images
オランダ公共放送EOの王室番組『Blauw Bloed』によれば、国賓訪問最終日の6月19日午前(現地時間)は両夫妻揃って、ユトレヒトにあるプリンセス・マキシマ小児がんセンターを訪問。このとき淡い花柄のロングジャケットにアイボリーのワイドパンツを合わせていた雅子さまとリンクしたかのように、パンツルックを披露したマキシマ王妃。
リピート着用しているナタンのキャラメル色のワイドパンツを、同じくナタンのパステルピンクの新作トップスでエレガントに仕上げた。手にしていたクラッチバッグはアルゼンチン発ブランドFlaneurのものだそう。
なお、天皇皇后両陛下は6月20日(現地時間)にベルギーに移動。23、24日(現地時間)の国賓訪問では、未来の女王エリザベート王女(24)が公式晩餐会に初参加する予定とも報じられており、華やかなロイヤルファッションがふたたび話題を呼びそうだ。