2026年5月13日(現地時間)、北イタリアのエミリオ・レッジョを訪れたキャサリン皇太子妃 Photo:Getty Images
2024年3月にガン診断を公表後、初となる海外公務で、レッジョ・エミリア教育法と呼ばれる幼児教育法の発祥地として有名な、イタリア北部の都市レッジョ・エミリアを単独訪問。到着を待ちわびていた地元住民の熱狂的な歓迎を受け、圧倒的な人気を証明したと話題を呼んだキャサリン皇太子妃。初日はカナダ系英国人デザイナーによるブランド、エデライン リーのスタイリッシュなブルーのパンツスーツ姿で颯爽と登場。イタリア王国時代のシンボルカラーで、サッカーをはじめイタリア代表の男子チーム“アズーリ”の由来でもある“サヴォイアブルー”色に敬意を表したと米誌『InStyle』などが報じた。
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続く2日目はがらりと雰囲気を変え、柔らかなトーンでまとめたエレガントな装いを披露。ゆるやかなマーメイドウェーブヘアを輝かせ、軽快なベージュのストライプジャケットとクリーム色のプリーツスカートをまとって姿を現し、教育施設や地域プロジェクトを視察した。
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ジャケットとベルトはイタリアブランド、ブレイズ・ミラノのもの。ロイヤルファンブログによれば、2023年7月、家族で航空ショーを見学した際に初お披露目されたもので、このジャケットを着用して公の場に登場するのは、今回が4度目。
2025年7月、コルチェスター病院を訪れた際にも、ラルフローレンのシャツにブレイズ・ミラノのジャケットを着用していた Photo:Getty Images
前回は2025年7月、英エセックス州のコルチェスター病院を訪れ、がん治療中の患者らと交流したとき。
その前は2024年6月、自身のがん治療中、途中経過を報告した投稿でシェアされた画像で着用しており、米誌『People』は、イタリアにオマージュを捧げたブランド選びであり、“回復の歩み”を感じさせる象徴的アイテムでもあったと報じた。
優雅なプリーツスカートはジェニー・ケインのもので今回が初登場。足元には、カミラ・エルフィックのキャップトゥパンプス「Alicia」を選び、キキ・マクドノーのグリーンアメジストとダイヤモンドのピアスとネックレスで、洗練された装いにみずみずしい輝きを添えた。
幼稚園の屋外学習中、笑顔を見せるキャサリン皇太子妃 Photo:Getty Images
2日目の午前中、サルバドール・アジェンデ幼稚園を視察し、屋外学習に参加したキャサリン皇太子妃。イタリア語で「カテリーナです」と自己紹介し、子どもたちと一緒に粘土遊びをしたり、楽器を演奏したり、イモリにふれたりと、楽しいひとときを過ごしたという。
キャサリン皇太子妃が植物を観察中、リバティプリントのブレスレットに視線が集まった Photo:Getty Images
そんななか、庭で草花の絵を描いている女の子たちと話しながら、自身も虫眼鏡を持って、草をじっくり観察していたキャサリン皇太子妃の手首に視線集中! ウィリアム皇太子(43)からのギフトと考えられているカルティエの腕時計「バロン ブルー」に合わせていた、新たな布製ブレスレットがファンの間で話題に。
これは花柄のプリント生地で作られたもので、ミラノを拠点とする小規模なジュエリーブランド、アトリエ・モラエムの「ABC」コレクションとのこと。同ブランドは「ウェールズ公妃キャサリン皇太子妃殿下にお選びいただき、大変光栄に思います」とインスタグラムに投稿。そして、このブレスレットはオーガニック農場などを手がけるブティックホテルとのコラボで製作され、英リバティのオリジナル生地を使用しており、「心から大切に思う人々、いつも一緒にいたいと願う人々を称えるもの」だと説明した。
庭でお絵描きをしている子どもたちとふれあうキャサリン皇太子妃 Photo:Getty Images
同ブランドのWebサイトによると価格は10ユーロ(約1,850円)で、1点90ユーロの9Kイエローゴールドのキューブ形チャームをカスタマイズできる仕様。キャサリン皇太子妃は3人の子どもたち、ジョージ王子(12)、シャーロット王女(11)、ルイ王子(8)のイニシャルチャームをつけていたようだ。
大人たちもセルフィー撮影をお願いしたいとキャサリン皇太子妃のまわりに集まっていたのだとか Photo:Getty Images
英誌『HELLO!』によれば、最後に記念写真を撮影した後も、キャサリン皇太子妃は子どもたちに“モテモテ”で、抱きつかれたり、しがみつかれたりと、なかなか帰ることができなかったという。
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その様子を同誌がSNSで共有すると、「子どもたちのプリンセス!」とロイヤルファンはこぞって称賛。「私たちの美しく、優しく、品格のある未来の王妃。彼女は完璧そのもので、本当に王室にふさわしい存在」「彼女は人の話をよく聞いて、しっかり受け止めるタイプだといつも感じる」などのコメントが相次いだとか。
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また、現地で英『BBC』の取材に応じたある女性は、キャサリン皇太子妃を好きな理由について、「セレブにありがちなフェイクの共感ではなく、本物の思いやりを示しているから」だと語ったそう。
このツアーの最終地点となったパルマの田園地帯にある、ぶどう園が併設された農家民宿「アグリトゥーリズモ・アル・ヴィニェート」では、地域伝統のパスタ料理「トルテッリ」作りに挑戦したキャサリン皇太子妃。英紙『The Times』によると、材料をこねながら、「家でやるときは大きなボウルがないので、あちこちに飛び散ってしまうんです」、「これはいい運動になりますね」などとシェフに話しかけていたという。
パルマの民宿でパスタ作りに挑戦するキャサリン皇太子妃 Photo:Getty Images
またパスタマシンのハンドルが外れるハプニングに思わず笑い声を上げながらも、すぐに手慣れた様子を見せていたとのことで、シェフはキャサリン皇太子妃の腕前を絶賛。「あなたを採用します」とジョークを飛ばすシーンもあったとか。
2日間の訪問を終えたキャサリン皇太子妃はSNSで、「深く心を動かされる、忘れられない時間を過ごしました」と想いを込めたメッセージを投稿。「あんなにも温かく、寛大さをもって、思いやりの文化に迎え入れてくれたレッジョ・エミリアの皆さん」に、「Grazie di cuore(心から感謝します)」と自身のイニシャル「C」を添えて、締めくくった。
『HELLO!』によれば、スタッフへの感謝の意を込めたランチ会は当初屋外の予定だったが、強風のため屋内で行われたそう Photo:Getty Images
『The Times』が伝えたところによると、ケンジントン宮殿の関係者は今回のツアーをがん診断から化学療法を経た、「回復の歩みにおける重要なステップ」であり、「大きな節目」と表現。『BBC』は、「復帰後初の外遊として、成功」だと伝え、今後も同様の海外訪問が続く可能性が高いと報じている。