【LFW 19FW】若手からビッグメゾンまで、ロンドンに今注目すべき理由

ロンドンが俄かに今面白いことになっている。リカルド・ティッシによる新生バーバリーはもとより、世代を問わず勢いあるクリエイションが揃う。中でも注目は、ジョナサン・アンダーソンやシモーネ ロシャといった中堅デザイナー。シグネチャーを確立したデザイナーが挑む、次なるトレンドのキーワードから目が離せない。

【シモーネ ロシャ】世代を超えた、モードラバーの定番。ガーリーは世界を救う

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ロンドンではシモーネ ロシャのバレッタが大ブーム!今季秋冬のランウェイでは、新作をクロエ・セヴィニーやカースティン・オーウェンが身につけて登場。それがまた、素敵なんです!!シモーネのスーパーガーリーな世界に年齢は関係ないんだと教えてくれます。モデル好きとしてはリリー・コールと本誌4月号のカバーガールリンジー・ウィクソンが同じショーに出てくれたことにも、感無量です!

 

【モリー ゴダード】シグネチャーのチュールドレスが、スタイリングで一新。まだまだ目が離せない実力派

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マジカル、モリー!会場中央のステージは下から風が吹く仕掛けになっており、空気をはらんでたおやかに揺れるシルエットにはっと心奪われました。シグネチャーのチュールドレスにはスラックスを合わせてメンズテイストをミックス。意表をつくアグリーなニットや、サーカス団のようなアーガイルドレスなど、新顔も続々と。次のステージへと歩み始めたモリー ゴダード、今シーズンも注目です。

 

【アニヤ・ハインドマーチ】新作バッグの世界観を、ダイナミックなアートインスタレーションで表現

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アニヤ・ハインドマーチのチャーミングな創造性はますますパワフルに!LFW中に開催されているアート・インスタレーション『The Weave Project』。ブリュワー・ストリートカー・パークの階段を登ってたどり着いたその先には、アーティスト集団ヌーメン/フォーユースによる作品『The Tube』がどーんと。メッシュ状に編まれたその内部を歩け、さながらアスレチックジムのよう。メッシュのバッグ“ニーソン”コレクションのローンチを記念したインスタレーションは、遊び心満載で来場者たちの笑顔が絶えません。

 

【バーバリー】リカルド・ティッシが生み出す、バーバリーという世界共通言語

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先シーズンのファーストコレクションでリカルド的”言語”を確立し、今シーズンから物語を紡ぎ始めたという新生バーバリー。若い才能がひしめくロンドンにおいて、圧倒的なスペクタクルにアドレナリンが出まくりました。「テンペスト」と題されたショーは、前回同様、紳士淑女、ボーイズ&ガールズに向けたワードローブが続々登場。全てにリカルド・ティッシが感じる英国らしさをブレンド。特に、淑女に向けたブランケット一体型トレンチコートは絶品です!円形の舞台を囲む金網に若者たちが登りながらショーを見ている演出と、情緒的なBGMとのコントラストがドラマを生み、圧巻のフィナーレでした。

 

【JWアンダーソン】もはやベテランの貫禄、ジョナサンのクリエイションに今季も “欲しい” が止まらない!

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JWアンダーソン史上最高と叫びたい、ボリュームスリーブのコートが登場しました!時々モデルが持っているバッグがベースボールキャップ型というのが楽しい。ウェアラブルに進化したコレクションは、お買い物欲をそそります。

 

【リチャード・クイン】今季はメランコリームード?ロンドンのトリを飾るのは、話題の若手デザイナー

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ピアノの弾き語りをBGMに、暗闇からゆっくりと歩みを進めるモデルたち。そこはリチャード・クインが描き出した秘密の庭です。得意のフラワープリントをアップデートし、今季はボリューミーなバルーンシルエットにトライ。闇夜に咲く花のような、ダークエレガンス的世界でロンドンコレクションは幕を閉じます。

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