IMAGE GALLERY 1/27 背もたれ中央にはAMの頭文字が刻まれています。マリー・アントワネットの肘かけ椅子(4点組の1点)ジャン=バティスト=クロード・スネ 1788年 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 2/27 輝くような白い肌がマリー・アントワネットの魅力。ヴェルサイユでは身分が高い女性はまっ赤な頬紅をつける慣わしがあったそうで、肖像画にもそれが表れています。夫と死別したら「禁欲のしるし」として頬紅はつけなくなります。コートドレスのマリー・アントワネット フランソワ=ユベール・ドルーエ 1773年 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 3/27 今回の展示で世界初公開となる「マリー・アントワネット旧蔵の天然真珠とダイヤモンドの3連ネックレス」マリー・アントワネットは真珠もこよなく愛していました。なんと119粒もの大ぶりな天然真珠が使われています。マリー・アントワネット旧蔵の天然真珠とダイヤモンドの3連ネックレス フランス製 18世紀後半 ハイディ・ホルテン・コレクション、ウィーン 4/27 鯨のヒゲで成形された「ボディス『グラン・コール』」は上半身にフィットするデザイン。現代のボディスーツ風のトップスのようでかなりおしゃれです。ボディス「グラン・コール」フランス製(推定) 1760年代 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 5/27 「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」は18世紀のフォーマルドレスの形式。ストライプと花柄の組み合わせに卓越したセンスを感じます。ローブ・ア・ラ・フランセーズ フランス製 1760年代(1770年代に加工) ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 6/27 「ローブ・ア・ラングレーズ」はこう見えてカジュアルな装いだそうです。ギャザーで作ったスカートのふくらみが特徴です。ローブ・ア・ラングレーズ 18世紀後期(1770–90年代) 共立女子大学博物館蔵 展示期間:8/1(土)~9/9(水 7/27 「ジャケット『ピエロ』」は、アントワネットが非公式の場で着用した、プリントコットンの衣装。トップスもエレガントなコーディネイトで着こなしていらっしゃいました。中央:ジャケット「ピエロ」フランス製 1780年頃 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 8/27 ヴェルサイユ以外の舞踏会や仮面舞踏会では、この「ドミノ」と呼ばれる衣装を着るのが宮廷人の嗜みだったそうです。ゴージャスすぎるアウターです。ドミノ イギリス製 1765–70年(1775年頃に加工) ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 9/27 10/27 「ファッションとご婦人たちのヘアスタイルをめぐる新しいゲーム」は1770年台の過激な髪型を紹介するすごろく。王太子の日常風景なども描かれています。いじられる対象になってきた気配が……。ファッションとご婦人たちのヘアスタイルをめぐる新しいゲーム 作者不詳(フランス) 1778年刊行 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 11/27 「ペダルハープ」は弦の色が虹色で美しいです。マリー・アントワネットは当時の名だたる作曲家とも親交があり、音楽も嗜んでいました。中央:譜面台 マルタン・カルラン 1777–85年頃 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 右:ペダルハープ ジャン=アンリ・ナーデルマン 1780年頃 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 12/27 足元を飾るバックルにも最高級の素材が使われていました。「ボウ形の靴用バックル」「青と白の人工宝石の靴用バックル」など、高級感を放っていました。「マリー・アントワネット・スタイル」展示風景(横浜美術館、2026年) 13/27 1781年、アントワネットは跡継ぎとなる王太子を出産しました。国中に祝福されて記念の「扇 母と息子」が作られました。このときはまだ国民に愛されていたのです。扇 母と息子 フランス製 1780年代 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 14/27 高級プリントコットン「トワル・ド・ジュイ」にハマっていて、ジュイ村の工房を自ら訪ねることもあったそうです。牧歌的な柄が主流でした。トワル・ド・ジュイ「飼葉桶」 オーベルカンプ製作所 デザイン:ジャン=バティスト・ユエ 1792年頃 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 15/27 「トワル・ド・ジュイ『全国連盟祭』」は、革命政府のプロバガンダ的なモチーフがプリントされていて、牧歌的な柄とは違う雰囲気です。トワル・ド・ジュイ「全国連盟祭」 オーベルカンプ製作所 デザイン:ジャン=バティスト・ユエ 1790年頃 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 16/27 通称「サザーランド・ダイヤモンド」は、「首飾り事件」の元凶になった展示品で、本邦初公開。最高級の透明度の輝きで、今も魔力を感じさせます。通称「サザーランド・ダイヤモンド」 オリジナルのネックレス:フランス製 1780年代に加工 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 17/27 「ボディスの装飾とイヤリング」ボウ形のモチーフにはトパーズとサファイアがちりばめられています。マリー・アントワネットが好んだデザイン。ボディスの装飾とイヤリング フランス製 1760年頃 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 18/27 マリー・アントワネットは漆器コレクターでもありました。日本展のオリジナルで出展されたこちらは「楼閣山水蒔絵水注」です。左:楼閣山水蒔絵水注 日本製 18世紀 京都国立博物館蔵 展示期間:8/1(土)~9/30(水 19/27 「香箪笥」「箱(香箱)」などの漆コレクションも所有していたマリー・アントワネット。マリア・テレジアからも漆器などを継承していたそうです。 左: 箱(香箱)日本製 19世紀 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 右: 香箪笥 日本製 18世紀前半 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 20/27 「ハルピュイアのマリー・アントワネット」「ハイエナのマリー・アントワネット」は、王妃をグロテスクなモンスターのように描いた風刺画。現代のネットでの誹謗中傷のように拡散しました。左:ハイエナのマリー・アントワネット ヴィルヌーヴ 1789年頃 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 右:ハルピュイアのマリー・アントワネット ヴィルヌーヴ 1789年頃 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 21/27 「フランス革命で用いられたギロチンの刃」革命機に使われたこのギロチンの刃は、アントネットの首をはねたものとされていて、黒ずみ具合が恐ろしいです。フランス革命で用いられたギロチンの刃 フランス製 1791–93年頃 マダム・タッソー・ロンドン・アーカイヴ蔵 22/27 日本オリジナルの展示。時代が変わって、マリー・アントワネットの大ファンで心酔していたという、 フランス皇帝ナポレオン3世の「皇后ウジェニー」の肖像画です。皇后ウジェニー ピエール=ポール・アモン 1850年代 東京富士美術館蔵 23/27 24/27 「マリー・アントワネット、ルイ16世、王太子ルイ・シャルル」は、王位を追われたファミリーの横顔を描いていて、美化されずむしろ悪意を感じさせる表情です。マリー・アントワネット、ルイ16世、王太子ルイ・シャルル 作者不詳(フランス) 1793年頃 ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 25/27 ソフィア・コッポラ監督の映画「マリー・アントワネット」でキルスティン・ダンストが着用したドレス。衣装デザイナーはミレーナ・カノネロです。「マリー・アントワネット・スタイル」展示風景(横浜美術館、2026年) 26/27 モスキーノ2020-21秋冬コレクション「ケーキドレス」はジェレミー・スコットによるポップなデザイン。モスキーノ自身はマリー・アントワネットのスタイルからインスピレーションを得ていたそうです。「マリー・アントワネット・スタイル」展示風景(横浜美術館、2026年) 27/27 こちらも日本オリジナルの展示。マリー・アントワネットの肖像が取り入れられた斬新なデザインは「マリー・アントワネットの肖像のあるイヴニングドレス(ディオール2006年春夏オートクチュールコレクション)」アントワネットへのリスペクトが伝わります。V&A所蔵のマリー・アントワネットの肖像のあるイヴニングコート(クリスチャン・ディオール 2006春夏オートクチュールコレクション)ジョン・ガリアーノ 2006年 ディオール蔵 元の記事に戻る元の記事に戻る