東京・虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの情報発信拠点、TOKYO NODEでは、今年結成25年を迎えるPerfumeの展覧会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」がスタートした。彼女たちの驚異的な身体性とテクノロジーの融合が生み出す、“奇跡の同期（シンクロ）”を巡る展示は必見！
虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの情報発信拠点、TOKYO NODEでは、結成25周年を迎えるPerfumeの体験型展覧会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」がスタートした。Perfumeが歩んできた25年の軌跡に触れながら、彼女たちのステージ演出の擬似体験を通じて、人間とテクノロジーの驚異的な同期を体感できる。
東京・虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの情報発信拠点、TOKYO NODEでは、今年結成25年を迎えるPerfumeの展覧会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」がスタートした。彼女たちの驚異的な身体性とテクノロジーの融合が生み出す、“奇跡の同期（シンクロ）”を巡る展示は必見！
虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの情報発信拠点、TOKYO NODEでは、結成25周年を迎えるPerfumeの体験型展覧会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」がスタートした。Perfumeが歩んできた25年の軌跡に触れながら、彼女たちのステージ演出の擬似体験を通じて、人間とテクノロジーの驚異的な同期を体感できる。
あ〜ちゃん・かしゆか・のっちによる3人組ユニットとして第一線で活躍してきたPerfume。彼女たちの真骨頂はさまざまな先端技術や舞台演出で時代を先取りするライブステージにある。本展はそんな3人の驚異的な身体性と、その舞台を支えるクリエイターたちによるテクノロジーのそれぞれが研鑽を重ねることで生まれる“奇跡の同期（シンクロ）”をテーマに、Perfumeが作り上げてきた表現への挑戦とステージの数々を再現する体験型展覧会だ。
1999年にグループを結成、今年9月で25周年を迎える3人。会場に入るとまず迎えてくれるのは、2010年よりPerfumeに関わってきた真鍋大度とRhizomatiksが制作した巨大な新作インスタレーション。天井から吊るされた3600球を超えるピンポン玉ひとつひとつに対して精密な位置調整を施したレーザー光線が照射されるとPerfumeのポーズの代名詞、“Aポーズ”を取った3人のシルエットが浮かび上がる。
コリドーには、Perfumeの軌跡を細かく振り返る巨大年表が。「25年間続けられるとは本当に思ってなかったです」（かしゆか）、「ものすごい数字のところまで来てしまったなという気持ち」（のっち）と話す彼女たちの25年が、貴重な裏話や秘蔵コレクションの数々とともに紹介されているので、じっくりと見てほしい。
キャリア初期からPerfumeの振り付けやライブ演出を手掛けるMIKIKOが総合監修を行った本展のメインは、「Reframe」、「FUSION」、「STORY」、「無限未来」、「マカロニ」の伝説的なライブ映像とともに、テクノロジーを駆使した舞台演出を追体験できるセットを用意したギャラリー空間。ファン垂涎の企画だが、Perfumeのライブを未体験の人や曲を知らない人でも、演出の擬似体験を通して人間とテクノロジーの同期を感じられるのがすごい。
中でも圧巻なのが、映像で作られた3人の影と照明による演出、そしてライブ映像がピタリと同期した「マカロニ」のパフォーマンスを擬似体験できるコーナー。「自分たちがライブで体験して、実際にやってるはずなのに、すごーい！かっこいい！って（笑）」とかしゆかは大興奮。
一方、あ〜ちゃんは「（実際のステージでは）うちらはあんな見やすいモニターとか置いてもらえてないし……もっと過酷なんだよ！ （ここで体験する）あなたたちはいいわね、楽して、パフォーマンスして、って思いました（笑）。でもそれくらい誰でも、子どもちゃんでも、おじいちゃんおばあちゃんでも、ステージに立ってなんとなく動きを真似すれば、演出がちゃんと成立するようになっているんで、ぜひやってみてほしいですね」とコメント。実際にステージに上がってみたら、そのクオリティの高さ、リアル感に気分が上がりまくること必至だ。
また、Perfumeが2006年くらいから履きはじめたという、ライブ衣装のなかでも象徴的なハイヒール200足超を山のように積み上げた部屋では、過去の「ポリリズム」のライヴ映像を3方向・270度のシアター空間の中で見ることができるのが楽しい。同じ「ポリリズム」を、発表当時のステージとその後のさまざまな時期のステージと比較して見ることができるので、ファンならたまらないはずだ。
今回の目玉のひとつが、この秋発売となる約2年ぶりのニューアルバム『ネビュラロマンス 前篇』に収録される新曲「IMA IMA IMA」の先行公開。「『ネビュラロマンス』の根幹に関わる大事な曲なので、ぜひ聴いてほしいです。曲を聴くだけじゃなく、振り付けや新しいコンセプトの衣装まで、みなさんに見ていただける展示になっています。サビの（歌詞の）中で『魔法みたいなものでしょ』っていうのがあるんですけど、『ライブの演出って魔法みたいだな』って思うことがあるので、パフュームの展覧会にぴったりだな、と思います」とのっち。こちらのセットもかなり力の入ったものとなっている。
ちなみに前篇、後篇と2作に分けて発表される新作『ネビュラロマンス』については、「中田さんからタイトルもジャケットの絵のイメージも曲も全部揃った状態で話をいただいたのは初めてだったんです。今までのPerfumeにはなんとなく、近未来だったりテクノだったり、スペーシーなイメージがあったと思うんですけど、また新しい私たちの世界観を発信できるかなと思っています。レコーディングも順調に進んでいまして、作品撮りも徐々に始まっています。面白い企画になっているので、ぜひ注目してもらいたいです」とかしゆかは話す。
会期中は、本展をさらに楽しむためのスペシャルコンテンツも多数登場。館内のポップアップショップでは本展限定のオリジナルグッズが販売されるほか、TOKYO NODE内のレストラン・カフェにはPerfumeメンバーが監修したコラボメニューが登場する。さらに、Perfumeの代表曲のひとつ「チョコレイト・ディスコ」にちなみ、展示室内をディスコ会場にしたDJイベントも開催予定なので、詳細は特設サイトでチェックしてほしい。
「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」
会期：2024年8月9日（金）～10月14日（月・祝）
会場：TOKYO NODE GALLERY A/B/C（東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F）
料金：一般 ¥2,800、高校・中学生 ¥2,200、小学生 ¥1,000、未就学児無料
https://www.tokyonode.jp/sp/perfume/index.html
