SNSの総フォロワー数650万人以上。モデル、そして俳優としても活躍の幅を広げる話題の男、大平修蔵が満を持してSPURに登場。彼が扮するのは、ニヒルでロマンティックなシークレット・エージェント。トラディショナルな英国スタイルに、モードなひねりをきかせた装いで、今日も彼は街をさまよう。SPURの公式TikTokアカウントでは、ここでしか見られない撮影の裏側を公開中！
Profile
大平修蔵 @shuzo__3120
おおひら しゅうぞう●2001年生まれ。メンズノンノ専属モデル、俳優、デジタルアーティスト。友人のすすめで始めたTikTokが反響を呼び「美しすぎる謎のイケメン」として話題に。2020年にはルイ・ヴィトンのコレクションでランウェイモデルデビュー。昨年テレビ朝日系ドラマ「泣くな研修医」で俳優デビュー。現在SNSの総フォロワー数は650万人を超える（2022年2月現在）。
@spurmagazine SPUR4月号に #大平修蔵 さんが登場！一足先に、撮影の裏側を公開します✨ #spurmagazine #shuzo #shuzo__3120 #behindthescenes @shuzo__3120 ♬ pushin P (feat. Young Thug) - Gunna & Future
アンビバレントな魅力とひとさじのフェティシズム
普段SNSで見せるやわらかな表情から一転、カメラの前に立つと鋭い眼光でこちらを見つめる彼。凜々しく整った眉、そして均整の取れた骨格は、往年のシネマスターを彷彿とさせる。ハリのあるクリーンなシャツ、そしてコルセットのようなレースアップのディテールが耽美な色気を添えている。かつて「男はタフでなければ生きていけない」と言われた時代があった。しかし今、大平修蔵ならこうつけ加えるだろう。「男は美しくあるべきだ」。
エレガントなハンティングスタイルに、無邪気な遊びを
スポーティでプレイフルなジャケットに、レースのニット、ルーレックスが輝くパンツを合わせてエレガントなハンティングスタイルが完成。
憂いを帯びたまなざし、その先にあるのは
スタイル至上主義の彼は、雨の日も気を抜かない。ポップなマフラーで遊び心を演出。
相棒のドーベルマンと過ごすパーソナルな時間
多忙を極めるシークレット・エージェントにとって、つかの間の安らぎは愛犬との散歩の時間。ハウンドトゥースのライニングがクラシカルな印象のトレンチコートには、ボリューム感のあるグラスグリーンのラバーブーツを合わせてモードにシフト。プライベートでも無類の愛犬家の修蔵。撮影の合間には顔をほころばせて戯れる姿も。
大志を抱く20歳の素顔
巷で話題のイケメン、大平修蔵の素顔にクローズアップ。彼はどこから来たのか、彼は何者か、そして彼はどこへ行くのか。その一挙手一投足から、目が離せない
「世界を舞台に活躍したい」。将来の夢を尋ねると、まっすぐにこちらを見つめながらそう答える。2001年生まれの20歳。巷では＂さとり＂と揶揄される世代だが、大平修蔵の頭の中の辞書に＂ゆとり＂や＂さとり＂という言葉はない。身長186㎝の恵まれたプロポーション、「よく昭和っぽいと言われる」端正な顔立ち、そして表現者として未知の才能に恵まれた彼は、この2年の間、常に高みだけを目指して全力で走ってきた。甘いマスクの裏に秘めたる野心、それこそが彼の最大の武器なのだ。SPURのYouTubeチャンネル「シュプールTV」の取材では、これまでの経歴や自身のターニングポイントについて語ってくれた修蔵。今回は、プライベートのこと、デジタルアーティストとしての心意気、そして将来の展望まで、さらに踏み込んだ31の質問を投げかけてみた。
Q1 デジタルアーティストって何をする人？
モデルからクリエイターへと、この時代に求められることが変わってきていると思います。動画制作におけるアイデア、編集、構成、音楽セレクトまで、クリエイティブに関して監修しています。
Q2 SNSを使う上で心がけていることは？
フォロワー数や知名度だけでなく、クリエイティブの美しさ、そして発信する内容にも自分らしさを取り入れること。シネマティックでドラマティックな映像を創ること。
Q3 本は読む？
あまり多く読まないですが、出演したドラマ「泣くな研修医」の原作は印象に残っています。
Q4 好きな映画ベスト3は？
複雑な家庭環境や、同性愛カップルの葛藤を描いた『チョコレートドーナツ』（’12）。昔から任侠ものに目がないので『ヤクザと家族 The Family』（’21）も好き。あとはアクション系。『グラディエーター』（’00）を観ると、血湧き肉躍ります（笑）。
Q5 俳優として目標にしている人はいる？
『ヤクザと家族 The Family』に出演されていた、磯村勇斗さん。ご本人をお見かけしたときは、物腰やわらかな印象だったのに、作品内ではヤンキーになりきっていて、その迫力に圧倒されました。
Q6 毎日必ず身につけている、もしくは持ち歩いているものは？
香水は必ずつけます。あとは今日の撮影でも着用していたフープピアス。
Q7 家族構成は？
祖母、父、母、兄、弟、あと犬2匹。トイプードルを飼っています。
Q8 両親の印象をそれぞれ一言で言うと？
父の印象は、「漢」。顔立ちもあるのですが、もし家族に何かあったら身を挺して助けてくれるような、包容力がある。母親を一言で表すとしたら、「美」。外見も、内面も、美しい人です。子どもの頃は、両親とよく喧嘩しましたが、高校のときに留学したことをきっかけに、家族の結びつきを深く感じるようになりました。
Q9 もしスマホがこの世からなくなったら何をする？
なくなったら困るので、なくなってほしくない……。
Q10 コンプレックスはある？
頑固なところ。ダメ出しされると拗ねちゃいます。
Q11 隠れた特技は？
特技があったら隠しません。
Q12 自分の最大の才能は？
運のよさ。常々人とのつながりには恵まれていると思っています。
Q13 自分で買ったもので一番高価なものは？
引っ越し費用。
Q14 自分のファッションスタイルにタイトルをつけるとしたら？
モード。
Q15 挑戦してみたいファッションは？
もっとモードなスタイル。今回のような、コンセプトに沿って演じるようなファッション撮影は珍しいので、とても楽しかったです。
Q16 俳優として賞を受賞、レッドカーペットで着るなら？
ジョルジオ アルマーニのタキシード。
Q17 1日が36時間あったら何をする？
最近実家に帰れてないから、家族と過ごしたい。
Q18 学生時代の自分を、学園ドラマのキャラクターで表すと？
クールな人気者。
Q19 子どもの頃の夢は？
サッカー選手。あとは海外に住むこと。
Q20 好きな言葉は？
「Love is all」
Q21 これまでスターストラックはあった？
かっこいい人を見ると、自分もそうなりたいと思ってしまいますが、手放しで憧れるということはあまりないです。
Q22 いつか会ってみたいセレブリティは？
ラッキー・ブルー・スミス。
Q23 行ってみたい国、そこで何をしたい？
海外に行けるようになったら、まずはパリに行ってファッションウィークに参加したい。あとはSNSを通じて世界中の人たちとコミュニケーションを取れているので、実際のファンの人たちがいる国に行きたいです。
Q24 DJで絶対に流すマストトラックは？
KINGMCKのトラック。
Q25 もしひとつだけ社会問題を解決できるとしたら、まず何を変えたい？
人種差別をなくす。
Q26 直感とロジック、どちらを大切にする？
僕は直感型です。
Q27 お気に入りのSNS (Instagram、TikTok) アカウントは？
お気に入りはよく変わるのですが、今注目しているTikTokアカウントは @vlad.hoshin。自分の投稿の参考にもしています。
Q28 TikTokでライバルはいる？
いないです。
Q29 ビギナーにおすすめのTikTokの使い方は？
TikTokは、自分が得意なことを披露する場所。ダンスが好きなら、はやりの曲に合わせて投稿してみたらいいと思う。食べるのが好きならASMR、人を笑わせるのが好きならネタ動画もある。自分で投稿しなくても、閲覧するだけで楽しめるので、まずはアプリをダウンロードすること。そして、忘れずに僕をフォローしてください！
Q30 ギルティプレジャーはある？
甘いものに目がないので、キャラメル マキアートを飲むことです。
Q31 30歳までに達成したい目標は？
何かの分野において、日本人で最初に名前があがるような人になっていたい。あと、今一緒にいる人たちとともに高め合っていたい。
あどけなさの中に垣間見える大人の色気に心奪われる
ダークスーツの中に仕込んだレースのコートがセンシュアル。
SOURCE：SPUR 2022年4月号「TikTokが生んだスターが本誌初登場！ 大平修蔵、シークレット・エージェントになる」
model: Shuzo Ohira photography: Teruo Horikoshi 〈TRON〉 styling: Yuto Inagaki 〈TRON〉 hair: Waka Adachi make-up: Juri Yamanaka interview & text: Shunsuke Okabe
