【サイン入りポスターをプレゼント！】時の人チョン・ヘインが登場！シンガポールで開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース」の現地ルポ

去る11月30日（水）、12月1日（木）にシンガポールのマリーナベイ・サンズにて開催されたディズニー・コンテンツ・ショーケース。今後ディズニーで配信される映画やシリーズ作品が続々と紹介されていくなか、日本が誇るバイオレンスの巨匠こと三池崇史監督の最新作『コネクト』の主演を務めるチョン・ヘインやコ・ギョンピョをはじめ、ディズニープラスのスターで配信予定の韓国ドラマに出演するスターたちが登場。そんなスペシャルイベントの裏側を現地取材に赴いたエディターKが徹底レポートします！

さらに『コネクト』の主要キャスト３名のサイン入りポスターをプレゼント！ 詳細はページ下部の概要欄をご確認ください。

まずはなんといっても12月7日（水）よりディズニープラスのスターで独占配信開始となる、世界的アジアスターのチョン・ヘインと、バイオレンスの巨匠こと三池崇史監督とのスペシャルタッグにより実現した新たなサイコスリラー作品『コネクト』！ 配信に先駆け、主人公を演じたヘイン、サイコパスな連続殺人鬼を演じたギョンピョ、不老不死の“コネクト”であるヘインを執拗に追いかける謎の人物を演じたキム・ヘジュン、そして三池監督の４名が登場。

三池監督「元々韓国映画やドラマはよく拝見していましたが、まさか自分が携われるとは考えてもみなかったですし、世界配信という大きなスケールの作品を制作できるとは夢にも思ってみませんでした。もし助監督時代に戻れるのであれば、『このまま監督の道へと突き進んで大丈夫だぞ、成功するぞ』と過去の自分に教えてあげたい」

三池監督独自のユーモアを薫らせながら始まった記者会見。左から三池監督、主演のチョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・へジュンと席につき、監督の挨拶を聞きながらクスッと笑うキャスト陣の表情を見ていると、チーム・コネクトの仲の良さや絆の強さが伝わってくる。

ヘイン「こんなにたくさんの記者の方たちを前に挨拶できて光栄です。ディズニープラスという素晴らしいプラットフォームで、世界中にこの作品が配信されることに感謝するとともに、自分は運がいいなと改めて感じます」

ギョンピョ「もう端的に。いい世界、いい時代に生まれたなと痛感します。本日は本当にありがとうございます」

そう答えたギョンピョに対し、「そうですよね、しかもこんなにスタイルも良くて、こんなにかっこよくて！」とすかさずコメントする司会者。

ギョンピョ「いや、そんな意味ではなかったのですが……（笑）」

恥ずかしそうに微笑む姿に、会場の雰囲気が一気に和んだ。

へジュン「三池監督の作品を視聴するいち学生時代を経て、俳優として自分が監督の作品に出演できたこと、そして素晴らしい先輩たちと共演できたことに、本当に胸がいっぱいです。皆さんの前でこうしてご挨拶ができることにも感謝しております」

そして日韓スペシャルタッグとなる本作への思いを以下のように語った俳優たち。

ヘイン「他の作品と比べて、自分で考えていたよりも圧倒的にCGが多かったので、なんだか演技者として世界が変わった感じがしましたね。単純にすごいなという思いもありながら、やっぱり演じるのが少しぎこちないというか難しい点もありました。ただ現場の雰囲気も本当によく、皆さんに助けられました。三池監督とは現場でシンパシーをしっかり感じられていたと思います。同じものを望み、同じものを目指して、同じものを創り上げている実感がありました。次回作ですか？ もちろん僕は三池監督に呼ばれればいつでも出演する準備ができてますよ！」

へジュン「これまでとは違う新たな姿をお見せしたいなと思い、今回、初のアクションシーンに挑戦しました。どのようにすべきか現場で悩んでいたところ、三池監督が実演してくださったんです！ とても素早い動きでした（笑）」

三池監督「それで足を怪我したので、もう現場では大人しくしていようと思いましたね（笑）。現場の雰囲気は終始よかったと思います。韓国の俳優さんと初めて仕事をさせていただいて、主演のヘインさんをはじめ人間としてのパワーが違う。圧倒的な情熱、パッション。演技力を超えた役者にとって大事なものを持っていると感じました。今回サイコパス役を演じたギョンピョさんに関しては、割とこういった役柄って、痩せていてスッと冷徹な雰囲気を漂わせることが多いですが、彼が選択したのはちょっとプクッと肉付きのいい（笑）人物像だったんですよね。役柄とはまったく異なり非常にチャーミングな性格で、そのギャップがすごい。愛すべき、尊敬すべき俳優です。撮影中は、彼の顎下のプニッとしたお肉を触ることが日課でしたよ」

ギョンピョ「可愛がっていただき光栄です（笑）。個人的意見としてはサイコパス＝痩せ型というのは偏見なのではないかと思い、三池監督と話し合った上でキャラクターのイメージを固めていきました。元々三池監督作品のファンでしたので、今回こうして一緒に仕事ができたことを誇りに思います。僕は三池監督のうちなるエネルギーを感じて、三池監督とならいい作品を創れると確信しました」

ヘイン「身体的につらかったことと言えば、眼帯をしている役柄だったのでどうしても視界が狭くなってしまうことですね。思った以上にうまく距離感が掴めないとか、目眩がするとか……すぐに慣れたのでよかったですが、今度は逆に、眼帯を外したときに違和感や不自然さを感じるようになってしまって（笑）」

ギョンピョ「僕はヘインさんのように大きなハンデがない分、とても演じやすかったです。楽しい経験ばかりで、ありのままの演技をさせてもらえる環境に感謝しています」

ヘイン「ギョンピョさんとは『D.P. -脱走兵追跡官-』で共演したときに、一緒に演じるシーンは少ないながらも、短い時間でいいエネルギーをたくさん受け取りました。そこからまた共演したいなと思っていたんですよね。今回は対立する役柄として、とても緊張感のあるシーンに仕上がっていると思います」

ギョンピョ「僕も以前共演したときにとても楽しくて、ヘインさんへの憧れや、また一緒に作品を創りたいという気持ちが大きくなっていました。本作でとてもいいブロマンスを視聴者の皆さんに見せられると思います。息が合うんですよ！ ヘインさんとはいつでもどんな役柄であっても共演したいです」

そして、どこまでもチャーミングな三池監督を筆頭に、それぞれ思い出深いエピソードを教えてくれた。

三池監督「ソウルの冬が思っていた以上に寒くて驚いたのですが、今日はこんなに寒いから撮影は中止かなぁ〜なんて思いながら、結局毎日撮影をしていました」

チョン・ヘイン「そのおかげで早く撮影が終わったのかもしれません（笑）」

コ・ギョンピョ「僕は三池監督が“MIIKE IS DANGEROUS”と書かれたフリースをプレゼントしてくれたことがとても記憶に残っています。思わず笑いましたが（笑）、とても嬉しかったですね」

三池監督「韓国の作品の素晴らしいところって、そこに携わっている人間ひとりひとりのほとばしる情熱なのだなと今回改めて実感しました。物を創る上で大切にすべきことを、今一度教えてもらったような感覚です。本作は一見サイコスリラーな作品に見えますよね。もちろん表面はそのような見せ方になっているのですが、裏面では、人間の心の弱さや、人と違うことへのコンプレックス、そしてその感情から成る孤独と闘うヒューマンドラマでもあります。その二面性をぜひ楽しんでいただけたら」

チョン・ヘイン「本作を通して僕が感じたことは、どんな作品でも映画でもシリーズであっても、同じ目標に向かっていれば国の違いというのはまったく関係ないということ。言葉の壁も意味がないと感じました。本作でまた俳優としての新たな姿を楽しんでいただけたら嬉しいです」

コ・ギョンピョ「僕はもう三池監督という素晴らしい監督と一緒に仕事ができただけで、俳優として成長できたと思っています」

キム・へジュン「アクションも初めてですし、CGをこれだけ使用する作品に携わったことが今までなかったので、俳優としての幅や世界を広げるといった意味でも、とても特別な作品になりました」

『コネクト』の絆を感じさせるトークショーの後には、ザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズのブルーカーペットを歩き、熱烈なファンたちからのラブコールと声援の嵐！ 改めて韓流スターたちの人気を目の当たりにした。

そして次に、実際に親しい間柄でもあるイ・ソンギョンとキム・ヨングァン、イ・グァンヨン監督が舞台に登場！ グァンヨン監督が「これ以上ない最高のケミストリーを見せてくれた」と大絶賛するふたりのラブストーリー『コール・イット・ラブ』が、ディズニープラスのスターで2023年3月より配信開始予定に。

グァンヨン監督「特別な出来事があって展開されていくようなラブストーリーではなく、ゆっくりと物語に吸い込まれるような作品。次第にお互いに惹かれ合いながら、実は……と気づくようなふたりの気持ちの変化を表現しています。ソンギョンさんとヨングァンさんは数多くのロマンス作品に出演していて、その実力の高さもご存じかと思いますが、本作では今までとはまったく異なる主演ふたりの姿が見られるので、ぜひ注目してほしい」

ソンギョン「普段のオッパ（ヨングァンのこと）とは別人のような錯覚を覚えました。自分でも、気づけば役に入り込んでいた？と思うくらいなので、自然体なふたりの姿に共感していただけると思います」

ヨングァン「ソンギョンさんとは本当に親しい間柄なので、冗談も言い合う仲ですが、僕の知らないソンギョンさんの姿を見せつけられた気分です。ある瞬間からもう勝手にキャラクターが動き出して、これは“愛するしかない”と訴えているような感覚を覚えました。僕も役作りにおいて取り立てて言うことはなく、スッと自然に入り込んでいきましたね」

現場では「本当にふたりは付き合っているのでは!?」という噂話が飛び交うほどリアリティを追求したロマンス作品。けれど、もちろんそれだけではない。恋心と並行してふたりの心を揺さぶる“過去の出来事”が切なさに拍車をかける。

イ・グァンヨン監督「眼差しもまるで本物。ヨングァンさんといるときのソンギョンさんが本当にこれ以上ないほどに可愛く見えるんです。これぞ愛の眼差し。人が恋に落ちる瞬間を見たと思うくらい、とても不思議な空間でした。なにか事件が起こるわけでもなければスピーディな展開もなく、人が人を愛する過程をゆっくりと丁寧に映した作品です。だからこそ早い展開が好まれる昨今のトレンドを鑑みて、もちろん心配はしました。ただ私を含め『こんな作品も必要だ！』というスタッフ陣の思いで創り上げましたし、視聴者が飲み込める、共感しやすい作品だと思っています」

イ・ソンギョン「演じること以外なにも気にする必要のない空間を作ってくださったことに感謝しています。おかげでウジュというひとりのキャラクターの人生に没頭することができました」

キム・ヨングァン「最後までキャラクターが抜けることなく、ナチュラルに演じ切れたことがとても不思議で、心地よかったです。『愛さなくては』などと考える前に自然とキャラクターが動き出して、愛に変わっていったような感じ。心に響くヒューマンロマンスに仕上がっていると思います」

『コネクト』『コール・イット・ラブ』を筆頭に、今後ますます勢いが加速していくディズニープラスのスターで配信される最新韓国エンタメ作品。見逃し厳禁！な話題作を以下よりチェックしてみて。

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