LE SSERAFIMが待望のカムバック!イメージ一新するしなやかな振付は“EASY”ではなく「今までで一番難しい」#LESSERAFIM

5人組ガールズグループ・LE SSERAFIMが、3rd Mini Album「EASY」を2月19日にリリースして華々しくカムバックしました。2023年10月にリリースした初の英語デジタルシングル「Perfect Night」は、アメリカ・Billboardにて15週連続チャートイン。グローバルな人気を強固にするLE SSERAFIMの新作の全貌は? メディアショーケースのレポートをお届けします。

初の金髪に“ピカチュウヘア”、新鮮なヘアスタイルで登場!

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「EASY」をパフォーマンスするLE SSERAFIM (P)&(C) SOURCE MUSIC

日々公開されるコンセプトフォトやティザー映像でさまざまなスタイリングを披露して、カムバックへの期待を高めていたLE SSERAFIM。9カ月ぶりの韓国アルバムリリースを迎え、HUH YUNJINはウェーブがかった赤毛、リーダーのKIM CHAEWONはデビュー後初となるブロンドヘア、KAZUHAは凛とした黒髪ロング、SAKURAは“ピカチュウヘア”と話題になった毛先の黒がポイントの金髪ロング、HONG EUNCHAEは紫のストレートロングと、それぞれ新鮮な姿を報道陣に見せてくれました。

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新鮮なヘアスタイルで登場! (P)&(C) SOURCE MUSIC

これまでの作品では堂々とした姿を見せてきたLE SSERAFIMですが、「EASY」のテーマは「堂々とした姿の裏にある不安と悩み」。KAZUHAは「これまでの作品で堂々とした姿を見せてきたとしたら、『EASY』は内面に集中したアルバム。率直で人間的なLE SSERAFIMを見せられると思います」と紹介し、SAKURAは「LE SSERAFIMの成長がよく見えるカムバックになると思います。個人的に早く舞台をお見せしたいくらい、満足しています」と期待を煽ります。

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LE SSERAFIM (P)&(C) SOURCE MUSIC

そしてこのコンセプトを据えた理由について、SAKURAは「デビューして間もない頃は一生懸命やろうという気持ちしかなかったのですが、活動していく中で、本当にたくさんの愛をいただいて。次のアルバムではまたこのように愛していただけるのかという不安、また新しい姿を見せなければいけないプレッシャーもあったように思います」と振り返りつつ、「LE SSERAFIMは自分たちの物語を音楽に盛り込むグループなので、そんなナマモノの感情をお見せするのが、かえってカッコいいかなと思いました」と明かしました。

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LE SSERAFIM (P)&(C) SOURCE MUSIC

アルバムには「Good Bones」「EASY」「Swan Song」「Smart」「We got so much」の5曲が収録されており、メンバーはアルバムを通じてさまざまなジャンルに挑戦。KIM CHAEWONは「LE SSERAFIMの消化力には限界がないと思ってもらえるように準備しました」と語ります。

これまでになく自由で個性が生きるダンスに「1人残さず見てください」

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LE SSERAFIM (P)&(C) SOURCE MUSIC

これまでのLE SSERAFIMといえば、歌詞を直感的に表現したポイントダンスやキレのあるダンスが特徴的でしたが、タイトル曲「EASY」のパフォーマンスではメンバーの個性と自由な動きにフォーカス。初披露されたステージパフォーマンスでも、トラップビートに乗せてメンバーが流れていく水のように余裕たっぷりに舞う、しなやかな動きが印象に残りました。KAZUHAは注目してほしい振付について、「サビに注目してほしいです。グルーヴがとても重要な振付で、サビではさらにそのムードを生かす必要があったので、本当にたくさん練習をしました。メンバー1人ひとり見どころ満載なので、1人残さず見てください」と紹介していました。

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KIM CHAEWON (P)&(C) SOURCE MUSIC

タイトル曲について、KIM CHAEWONは「『何1つ簡単ではないけれど、すべて私たちが簡単に作って見せてあげる』という覚悟を盛り込んだ曲です。私は1フレーズ聴いた途端、『今回の曲、やばい!』と思うくらいとても気に入りました」と絶賛しながら紹介。HUH YUNJINも「ツアー中に初めてこの曲を聴いて、私はすぐにとても気に入ったんです。シャワーを浴びるとき、車での移動中もずっと聴いていました。個人的には『ビルボードHOT 100』も狙いたいなと思います」と、仕上がりに自信をのぞかせます。

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SAKURA (P)&(C) SOURCE MUSIC

パフォーマンスには、1980〜90年代を風靡したオールドスクール・ヒップホップの要素が盛り込まれています。これまでのLE SSERAFIMの楽曲ではエネルギッシュでパワフルな振付が多かっただけに、「EASY」の振付はそこまで難易度が高くないと感じられかねないですが、SAKURAは「絶対に絶対に簡単ではありません!」と断言。続けて「今までの振付の中で一番難しかったと思いますが、人が見たときに簡単そうに見えるように準備を重ねました」と、決して“EASY”ではないことを伝えます。HONG EUNCHAEも「これまでの楽曲では、曲の雰囲気でダンスがパワフルに見える部分がありましたが、今回は相対的に優しく感じる曲なので、パワフルに見せるためにはすべての力を出しきらなければいけませんでした。今までの振付の中で一番大変だったと自信を持って言えます」と言葉を重ねました。

鼻血を出すシーンにSAKURA「アイドルなのに大丈夫かなと(笑)」

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HUH YUNJIN (P)&(C) SOURCE MUSIC

「EASY」のミュージックビデオは、ドージャ・キャット、ザ・ウィークエンドなど、海外の有名アーティストたちと制作を共にしてきたディレクター兼振付師のニナ・マクニーリーが演出を担当。撮影はすべてロサンゼルスで行われたそうです。ニナとの初コラボを、KIM CHAEWONは「海外の監督との撮影は初めてでしたが、演出、コンテ、撮影、すべてが新しくて。監督はリアクションもテンションもよく、撮影の間はずっと楽しかったです。監督ご自身も振付やダンスをするので、振付に対する理解度も高く、パフォーマンスが素敵に映っていて気に入っています」と満足げに振り返り、HONG EUNCHAEは「前日にリハーサルをするのが初めての経験で、非常に楽しく面白かったです。私はYUNJINさんと2人で撮るシーンがあり、昔だったらすぐ笑いがあふれてNGになったと思うんですが、今回は没頭して撮ることができて、成長を感じました」と微笑みながら語りました。

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LE SSERAFIM (P)&(C) SOURCE MUSIC

レコーディングでも、楽曲ごとにプロデューサーからさまざまなディレクションを受けたそう。HONG EUNCHAEは「『氷のお姫様のように、機嫌が悪そうに歌ってほしい』と言われたんですが、私は性格が明るいので『氷の姫ってどういう人?』と聞きながら、一生懸命レコーディングをした記憶があります(笑)」と振り返り、HUH YUNJINも「私も同じく『寒いムードで、凍えるようにシニカルに歌ってほしい』という面白いディレクションを受けました」と明かしていました。

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LE SSERAFIM (P)&(C) SOURCE MUSIC

1月に公開された、インパクト抜群なトレイラー映像「Good Bones」も話題に。HUH YUNJINは「今回も素敵なウォーキングが入っているのがお気に入りです。びっくりするほど強烈な歩き方を表現したかったです」と見どころを挙げます。またSAKURAは鼻血を流す演技について言及し、「初めて企画案を見たとき、『アイドルなのにクローズアップで鼻血が見えて、大丈夫かな』と思いました(笑)。撮影のときも鼻血を流すタイミングを合わせるのが難しくて、その撮影だけで1時間以上かかりました。でも今回のアルバムのメッセージととても合っていると思いますので、没頭して撮影しました」と撮影の裏話を明かしてくれました。

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衣装チェンジし、「Swan Song」のパフォーマンスを披露 (P)&(C) SOURCE MUSIC

さらにショーケースにて、LE SSERAFIMはアルバム収録曲「Swan Song」のパフォーマンスも披露。この楽曲ではKIM CHAEWON、SAKURA、HUH YUNJIN、KAZUHAが作詞に参加していて、HUH YUNJINいわく「優雅に全てを簡単に手に入れたように見えても、実は見えないところで汗水を流して努力している」ことを伝えているそうです。

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「Swan Song」パフォーマンスの様子 (P)&(C) SOURCE MUSIC

パフォーマンス披露にあたり、メンバーはパンツスタイルのクールな衣装から、リボンがポイントになったミニスカートスタイルにチェンジ。KIM CHAEWONの背中には羽が生えていて、まるで妖精のよう! 全く異なるガーリーな印象を与えます。「Swan Song」も「EASY」と同じく耳馴染みのいいビートに乗せて、しなやかながらもダイナミックなダンスを展開。オールドスクール・ヒップホップを基調としつつ、ところどころにモダンダンスの要素が盛り込まれています。終盤ではKAZUHAが、流れるようにバレエのアラベスクのポーズを決めました。

「コーチェラ」出演に「期待をはるかに超えられる舞台を」と意気込みも

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KAZUHA (P)&(C) SOURCE MUSIC

キャリアを通じて成長してきた自身を振り返り、誇らしく思う部分を問われたHUH YUNJINは「私はデビュー前もデビュー後も、本当に一生懸命頑張って見えないところで努力する自分が誇らしいと思います。舞台をして練習が実を結んだと感じたときにやりがいを感じます。今回のカムバックの準備をしながらも練習に力を入れたのですが、『EASY』は体力的に非常に大変で、毎日3kmずつ走っていました」と日々の努力を明かします。そしてデビュー2周年を前に、これまでの活動で印象的だったことを問われたKAZUHAは「初めてのツアーが一番印象的です。私たちの見えないところ、遠いところでもたくさんのFEARNOT(ファンの呼称)の皆さんが応援してくれていることを感じることができて、とても幸せな思いでした。世界にいらっしゃるFEARNOTの皆さんに会いたいという目標ができました」と述懐していました。

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HONG EUNCHAE (P)&(C) SOURCE MUSIC

 4月にはアメリカで行われる最大規模の音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival」への出演を控えているLE SSERAFIM。KIM CHAEWONは「以前BLACKPINKさんが舞台に立たれているのを見ながら、『私たちはいつ頃ああいう舞台に立てるんだろう』と夢見ていたのですが、思っていたより早くチャンスに恵まれ、不思議で光栄で、まだ実感が湧きません。私たちのチームをより知っていただけるチャンスだと思って一生懸命準備をしています」と意気込みを見せます。そしてSAKURAは「『コーチェラ』に出ると聞いて、認めていただいたというよりは、これからへの期待感で出演させていただくのだと思いました。期待をはるかに超えられる舞台をお見せしたいです。そして個人的に、去年末の『2023 MAMA AWARDS』で東京ドームに出演したんですが、YUNJINさんのリハーサルを客席から見ていたんです。その姿を見ながら、『LE SSERAFIMとしてFEARNOTの前で東京ドーム公演がしたい』と思いました」と、新たに芽生えた今後の目標について語りました。