＜＜＜スタイリスト須貝朗子さんがナビゲート！
カラーリングや品質などが、驚くほど進化を遂げているエコファーアウター。コートやジャケット、ベストなど、ハイクオリティかつリアルファーにはない思い切ったデザインも楽しめ、その可能性は無限大！ 手に届きやすいグッドプライスもあいまって、今年こそワードローブに取り入れたい。人気スタイリストの須貝朗子さんがコート選びから、スタイリングのテクニックまでレクチャー。
ナイトアウトを彩る、マチュアなフローラル柄【ケンゾー】
ロング丈のオーバーサイズのコートは、ガウンのようにリラクシングなムード。カラーリングの新鮮なフローラル柄がエコファーならではの存在感。「柄ものはポップな印象になりやすいのですが、ブルーとブラックを基調としてマチュアに仕上げているのはさすが。パーティーやナイトアウトに出かけるときに着ると、華やかな彩りに。足元はスニーカーで、カジュアルダウンさせて」（須貝さん）。
ケンゾーパリ ジャパン
03-5410-7153
https://www.kenzo.com/
モードなオーラを放つ、新鮮なカッティング【ステラ マッカートニー】
ブランド創設時からレザーやファーの使用は一切なく、新しいラグジュアリーを提案し続けてきたステラ マッカートニー。ニュアンスの異なるファーフリーファーをパッチワークしたモードなコートが須貝さんのイチ押し。「絶妙なシェイプとアシンメトリーの裾が織りなす、見たことのないシルエット。着たときに美しく、スタイリングの幅も広い。ブラウンは今季を象徴するカラーのひとつ」。
ステラ マッカートニー カスタマーサービス
03-4579-6139
https://www.stellamccartney.com/jp/
センスアップが叶う、ダスティピンクのマジック【ノマディ デラックス】
ダスティピンクのコートも今年手に入れたいアイテム。「ウェスタンスタイルに多いブラウン系アイテムと合わせやすく、ニュアンスのあるピンクでおしゃれ度も格段にアップします」（須貝さん）。カーリーなウールファーを使用したビッグシルエットも今らしい。短めの袖で手元がすっきりとして着やすく、実用性が高いのも好ポイント。
エディット フォー ルル(ベイクルーズ カスタマーサポート)
0120-301-457
http://editforlulu.jp/
ダッフルコート風のカジュアルな味つけ【ゴールデン グース デラックス ブランド】
「エコファーならではの自由さを感じるデザイン」と須貝さんがナビゲートする、ダッフルボタンをあしらったコート。肉厚なボリューム感で、シルキーな肌ざわりが心地いい。「カジュアルに着られるのがポイント。パーカのフードを衿から出したコーディネートや、ワンピースをあわせてもドレッシーになりすぎずほどよいバランスに」。
ゴールデン グース デラックス ブランド 青山
03-3486-8860
http://www.goldengoosedeluxebrand.com/
ディテールに宿るストリートテイスト【ヘインソ】
女性らしいストリート感のあるスタイルを得意とする、韓国出身の注目の若手デザイナーのブランドから、毛足が長く、グラマラスなムードのジャケットを。クラフト感のあるクラッシュしたCマークも特徴的。「ボリューミーだけど丈が短めで、シルエットにエッジが効いています。ボトムスとのバランスが取りやすく、着崩したスタイリングがオススメ」（須貝さん）。
おしゃれの幅を広げる、頼れる相棒【エムエスジーエム】
「ベストが一枚あると、スタイリングの幅を広げてくれて重宝します」と須貝さんオススメの万能アイテム。ノーカラーのベストは、カジュアルにもエレガントにも対応できる上品なブラウンカラーで。長めの丈が、大人っぽい印象に仕上げてくれる。「今季はウェスタンスタイルや花柄ワンピースなどボトムスが長いので、そんなアイテムとも相性抜群です」。
質のよさが光る、エコファーのプロフェッショナル【ジャッキー】
エコファーブランドの筆頭格として、品質のいいグッドプライスのアイテムを提供する英国発のアウターブランド。「“ジャッキー”のエコファーは毛並みがきれいで、質がいい。デザインもベーシックなものから、スパイスの効いた変化球までラインナップが豊富」（須貝さん）。存在感のあるレオパード柄もフレッシュなバランスで。大きめの衿やポケットが甘さをプラス。
ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
03-3401-5001
http://www.jackofalltrades.jp/v3/
視線を奪う、独創的なカラーパレット【ハウルー】
大胆なカラーパレットを楽しめるのもエコファーの魅力のひとつ。NYのエコファーブランドからは遊び心あふれるアイテムをピックアップ。「ポップなカラーブロックとライダースシルエットとの甘辛ミックスのさじ加減が絶妙です。こうした専門ブランドが出てくると、エコファーの盛り上がりを感じますね」（須貝さん）。スタイリングはスポーティに、スニーカーを合わせたい。
ジェムプロジェクター
03-6418-7910
http://www.g-pr.net/
ファーとデニムのモードな出合い【バウム・ウンド・ヘルガーテン】
意外な素材とのコンビネーションを、旬のエコファーでファッショナブルに仕上げたジャケット。「ベーシックなデニムジャケットの袖をファーにすることで、トレンド感がアップ。カジュアルなファーの見せ方が今っぽくなるカギ」（須貝さん）。今年らしい、ボリュームのあるチェック柄のボトムスを合わせても、ほっこりしないでモードなスタイリングを叶えてくれそう。
ユニット＆ゲスト
03-5725-1160
https://www.baumundpferdgarten.com/
