1.TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.
飯田さんお気に入りのメンズブランドから、ハリスツィードの生地のつけ襟。「無地のコート、黒のジャケットのラペルにサラッと載せてみたい。スタイリングに少し変化をつけたいときに、ぴったりのアイテム」。
2.MAISON MARGIELA
オーガニックコットンを採用したジャンプスーツ。「つなぎはワードローブに欠かせないアイテム。スタンドカラー、シャープなシルエットに惹かれます。首元を少しあけ、華やかなジュエリーを合わせるのが気分」。
3.TOGA × SHINONAGUMO
伝統的な技法、手仕事で作られるハットブランドのシノナグモとコラボしたベレー帽。長いタフタのリボンはトップで結んだり、あごの下で垂らしても。「クラシックに偏らず、デザインのバランス感が絶妙です。ありきたりではない、モダンな帽子」。
4.ROGER VIVIER
パテントレザーのショートブーツ。太めのベルトがアクセントに。「ゲラルド・フェローニのクリエーションが大好きです。ラテックスのレギンス、ヒップが隠れるジャケットを合わせ、’80sなスタイルで着こなすのが理想」。
5. 4 MONCLER SIMONE ROCHA
シモーン・ロシャが手がけるモンクレール ジーニアスのコレクションから、リュクスなナイロンブラ。フリルとビーズの装飾がロマンティック。「薄手のニットやＴシャツに重ね、見せるコーディネートが可愛い」。
6.WARAUHANA
オーク材のコンポート「灯器」。木肌の欠けや割れも自然な個性として生かしたデザインが特徴。「ケーキスタンドが好きでいくつも持っています。アンティーク調の、端正な佇まいが素敵です。食品とは限らず、花やアクセサリーを置いたりしたい」。
PROFILE／ 飯田珠緒（いいだ たまお）
モード誌、広告のスタイリングなどさまざまな分野で活躍。自粛期間をきっかけにカレー作りに目覚め、インドは訪れてみたい国のひとつに。「今までは自己流だったけど、本当においしく作るにはレシピが必要だと実感しました。南インドカレーをこれから作ってみたい」
SOURCE：SPUR 2020年10月号「SPUR finds…／『スタイリストの欲しいもの』」
photography: Takehiro Uochi 〈TENT〉 styling: Tamao Iida text: Momoko Yokomizo
