賞金は5万ユーロ！ジョナサン・アンダーソンとロエベ財団が「クラフトプライズ」を実施

170年にも及ぶ長い歴史の中で、職人による手仕事を大切にしてきたロエベ。現代の生活を豊かに彩るもの、それは「モダンクラフト」だと考えるジョナサン・アンダーソンは、ロエベ財団とともにクラフツマンシップを讃える国際コンテスト「クラフトプライズ」を立ち上げた。

by Lucie Rie as the ceramicist exposed during Art Basel Miami in the Loewe exhibit entitled "chance encounters"
マイアミのアートバーゼル期間中、ロエベのエキシビション「Chance Encounters」にて展示された陶芸家ルーシー・リーの作品。

エントリー条件は、18歳以上で陶芸、テキスタル、製本、家具、ガラス、レザー、メタル、エナメル、漆などのクラフトを仕事にする個人・グループ(企業は不可)であれば、国籍不問。専門委員会にはは、ロエベとのコラボレーション経験もあるテキスタイルデザイナーのジョン・アレン、審査員にはジョナサン・アンダーソンやプロダクトデザイナーの深澤直人をはじめ、超一流の顔ぶれがそろう。

そしてなんと賞金は50,000ユーロ！新しい才能をサポートし、さらなる活躍の場を提供したいと願うジョナサン・アンダーソンとロエベ財団の本気が窺える。応募要項やその他詳細は公式ウェブサイトをチェックして。

スケジュール
〜2016年11月7日（月）
公式ウェブサイトを通じてエントリー（写真・動画）
2016年末
専門委員会が50作品を選出
2017年2月
専門委員会が10-15作品を選出
2017年4月
マドリードにて審査員による第一回審査
2017年5月
マドリードにて授賞式
エキシビション「LOEWE Craft Prize」開催
ファイナリストの全作品がヨーロッパ、アメリカ、アジアに巡回