ザック・ポーゼンが語る、GapStudioが目指す新しいアメリカンスタイル
GapStudioプリントデニムスウェットシャツ¥14,900、GapStudioポプリンクロップドシャツ¥12,900、GapStudioプリーツパラシュートパンツ¥16,900/ギャップ
GapStudio FALL 2026コレクションの発売に合わせ、デザインを手がけるザック・ポーゼンにインタビュー 誰もが知るデニムやTシャツ、シャツといった定番アイテムをどのような視点でアップデートしたのか。「アメリカンスタイル」の現在地から、着想を得たという日本のデザインまで。新コレクションに込めた思いを聞いた。
Q1 今、ザック・ポーゼンさんが考える「アメリカンスタイル」とは何ですか?
A1 「アメリカンスタイル」とは、常に「自分らしさ」と「自己表現」のためのものだと考えています。デニムやTシャツ、シャツ、カーキ、ワークウェアといった誰もが知るアイテムをベースにしながら、それぞれの世代や一人ひとりが自分らしく着こなすことで、新しい価値が生まれていく。それこそがアメリカンスタイルの魅力です。
Q2 デニムやシャツ、Tシャツなど、誰もが持っている定番アイテムだからこそ、デザインする面白さはどこにありますか?
A2 誰もが知っているからこそ難しく、同時に面白いとも感じています。GapStudioでは、プロポーションや構造、素材使いを少し変えることで、見慣れたアイテムに新たな視点を与えています。普遍的なデニムや白いポプリンシャツだからこそ、その変化がより際立つのです。
Q3 Gapは多くの人にとって身近なブランドですが、その親しみやすさを保ちながら、新しいファッションを提案するうえで大切にしていることは何ですか?
A3 どれだけシルエットやディテールを進化させても、服は自然に着られるものでなければならないと思っています。GapStudioはGapのデザインをより高いレベルで表現するラインですが、最終的には日々の暮らしの中で着たくなる服であることを何より大切にしています。デニムやTシャツのような誰もが知るアイテムだからこそ、新しいシルエットや構造も気負わず楽しんでもらえると考えています。
Q4 クチュールで培った経験は、GapStudioのデザインにどのように生かされていますか?
A4 クチュールで学んだのは、服の構造を内側から考えることです。縫い目やボリューム、素材の重さといった細かな要素が、服の動きやシルエットを大きく左右します。GapStudioでは、その考え方を日常着に落とし込み、毎日着られる服でありながら、一つひとつのディテールに意味を持たせています。
Q5 日本のファッションやカルチャーから影響を受けていることがあれば教えてください。
A5 日本のクラフトマンシップや、伝統と機能性、革新性を融合させる考え方には以前から深く共感しています。素材や構造を通して、見慣れたものを新しい視点で捉え直す姿勢は、GapStudioが目指すものとも通じています。今回のFallコレクションでは、日本のデニムやデザインからもインスピレーションを受けました。アイコニックなものへの敬意を忘れずに進化させていく、その考え方は私にとって非常に大切です。