一年越しで買ったイヤリング

母親の呪縛ってありませんか? 私の場合は、歯並びが悪いのが嫌で中学時代に「矯正したい!」と訴えたところ、「何言ってんの? それがあたなのチャームポイントだと思う!」と言われました。今思えば、お金がなくて矯正させてもらなかったんだろうなとわかるのですが、当時は「そ、そうなの!?」と真に受けて、今に至ります。さらに、おしゃれ心が芽生えて「ピアスの穴あけようかな~」と言ったら、「お母さんはかぶれたから、やめた方がいい」と言われ、結局ピアスホールのない人生を歩んでいます。

だからといって、イヤリングというわけにもいきませんでした。なんだか古臭い印象で。ところが近年モダンジュエリーが俄然盛り上がっていますよね。1年前のパリコレクション期間中にお邪魔したシャーロット シェネの展示会でビビビときました! こちらのNahoイヤリングに! いびつな楕円形が耳たぶにあるだけでなんって顔が華やぐのかと腰が抜けました。ただ、普段耳に飾りをつけ慣れていないため、即決はできず。それからいろいろなブランドから程よい品が登場しているのを眺めていましたが、最初の衝撃が1年たっても消えなくて、つい先日、海外通販サイトでクリック。およそ34000円ほどでした。まさにアフォーダブル! 最新の12月号でも「冬の主役は“アフォーダブル・アクセサリー”」と題して10万円以下のニューフェイスを紹介しています。ぜひお見逃しなく!

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エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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