マスクの最適解を考える

この1年、ずっとこればかりを考えていたと言っても過言ではありません。基本的には不織布のマスクを使っていましたが、夏にどうしても暑くなって布に替えたり、ジムに行くときは接触冷感素材を取り入れたり、休日はオーガニックコットンのものでリラックス気分を味わったり……。柄もののマスクをおしゃれとして取り入れることも考えましたが、不織布の方が飛沫を抑える効果が高いとのニュースもあり、悩ましいかぎりです。紆余曲折を経てたどり着いた結論は、平日はやはり不織布一択。最近はトップバリュの「ウイルス対応不織布マスク ふつう」30枚で税抜き598円)が品質と金額のバランスが良いのではと思い、リピート中です。ただ、やはり息苦しいなと感じる日や肌の調子が悪くて、もう少しなめらかなものがほしいと思う日も。そんなときのための新たな選択肢に出合ったのでご紹介します。

小松マテーレから発売されている「エアロテクノ ムースマスク」。小松マテーレといえば、世界からも注目される繊維メーカーですが、最先端の技術がマスクに投入されたことにより、画期的な新作が登場しました。触った瞬間にわかるのは、今までにないふんわり感。化粧パフを長年作り続けてきた会社だからできる技術を用い、一般的なウレタンマスクよりもキメの細かい構造を実現。しかも中央の接着部分が繊細なので、鼻への肌当たりもスムースです。それなのに透湿性もあってムレにくい。何よりもすごいのは、「エアロテクノ」という新素材。エアロテクノに接触したウイルスは時間とともに分解が進み、感染力が弱まるため、接触などによるウイルスの拡散防止に効果を発揮するのですが、昨秋、新型コロナウイルスに対しても感染能力の低減効果が認められたそうです。しかも5~150μmの小さな孔が複合した多孔質構造によって、飛沫と花粉をカット。ウレタンマスクならではの不安を払拭してくれます。金額は税抜き1800円と少し高めですが、水洗いをして50回までは抗ウイルス飛沫抑制効果が持続します。

なかなか終わりが見えないマスク生活。高機能タイプを取り入れることで、少しでも快適に過ごしていきたいです。

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エディターMORITA

物心がついた時からパンツ派。今、一番興味があるのは、どうやったら居心地のよい部屋で暮らせるのか。美容、アート担当です。

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