テーブルに、全方位ときめき花瓶をひとつ

“STAY HOME“に伴う、空前のフラワーブーム。いつも迷えるのが、花に「さようなら」を言うタイミングです。いろんなパターンがありますよね。花びらがハラハラッと散ってしまう。花びらのみならず、茎までもグタ〜ッポッキーンと逝ってしまう。これなら潔くサヨナラできます。一見綺麗に咲いているように見えて、いつの間にかドライフラワーと化しているパターンも。花が逝ってしまっても、茎は緑緑しくシャキッとしていると、余計どうしたらいいかわからない。周りに聞いてみると、みんな意外と早い段階でさっさと捨てていることに気づきました。

自分は結構粘るタイプかもしれません。捨てる前にもったいない、まだ行ける、と思っちゃう(ちなみにうちの母は、2cmくらいになった鉛筆のお尻とお尻をセロハンテープでくっつけて極限まで使い切る派でした)。なので花も、まだ見込みがあるうちはチョキンチョキンと短く切って、ちいちゃな花瓶に最後まで生けています。

ところが、その「ちいちゃな花瓶」が割れてしまったのです!(ちなみに最近よく物が割れる……ラップ現象でしょうか……いえ、単なる不注意ですね)

頼りの花瓶が割れてしまってショックなのも束の間、「ホワイドンチュー、新しい花瓶を買えばいいじゃない」と物欲の神が囁きました。

というわけで前振りが長いですが、「小さい」「花瓶」など適当なキーワード検索を経て、辿り着きました。Henry DeanDropというシリーズ。ここのガラスの花瓶は他にも所有しているのですが、色のトーンがいい意味で均一ではない。なんとも言えない奥行きがあって好きなんです。膨大なカラーバリエーションの中から「コルゾ」を選びました。

ネットで見た際は、「使いやすそうな色だし、口が広めで洗いやすそうだし、サイズがちょうどいい」くらいな感じだったのですが、届いてみて想像以上の可愛さにキランとときめきました! 思わずなでてしまうぽてっとしたフォルム。つるんとしたガラスの中には、リサイクルガラスならではのムラ感や、手作りの吹きガラスならではの気泡が。どの角度から見ても表情が豊かで、思わずうっとりしてしまう美しさです。小さな切り花を飾ってテーブルに置くだけで癒されるんです。

先日SPURで、「買い物はオンラインか実店舗か」という議論をしていて(というかいつもその件で盛り上がっています)、「オンラインショッピングは手元に商品が届いたとき、写真以上だったことがない」と言い切った同僚もいました。が、これはその説を覆す逸品となりました(笑)。

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エディターNAMIKI

ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。

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