ウィズマスクの時代、赤リップの代打はこのメガネです

マスクをつけることがもはや日常で当たり前となり、皆さんの日頃のファッションに変化はありましたでしょうか。 私は、以前と比べて俄然メガネをかける機会が増えました。顔の半分を白い布で覆う毎日の中で、顔まわりをどうにかお洒落に見せたい!という欲求の行き着く先がメガネだったのです。他の編集部スタッフの記事を見ていても、メガネウェーブが来ているのはわたしだけではない模様(これこれなど)。そんなムードに便乗して、今日はわたしのお気に入りメガネについて紹介したいと思います。

DIGNA Classic 956 Jettフレーム:税込¥30,800
DIGNA Classic 956 Jettフレーム:税込¥30,800

現在わたしが使用しているのは、こちらのメガネ。パリミキから出ている、DIGNA Classicというラインです。タイムレスなデザインが特徴のブランドで、日本の職人さんによって一本一本丁寧につくられているそう(店員さん談)

光に当たると青味が増します。
光に当たると青味が増します。

このメガネを購入するに至ったきっかけは、ズバリその色味。ぱっと見ただの黒縁メガネに見えなくもないのですが、こちら、実はブルーカラーなのです。暗所ではダークカラー、日光下ではブルーが引き立つ、といった具合です。光量によって表情を変える色調って、なんだかすごく素敵じゃないですか? アイテムに対して「あっ…!実はこんな〇〇だったんだ…!」と自分の中で(まるで自分だけが知っているかのような)新しい発見をしたときの胸キュンって、恋に似ているような気がします。(これはアイテムに限らず、相手のスタイリングで意表を突かれるディテールを目にしたときの、思わず凝視してしまう陶酔感も然り…!ギュンギュンしてしまいます) 呆気なく胸を射抜かれたわたしは、ちょうどメガネを探していたこともあって、即日購入を決意しました。

マスク生活だからこそのこのメガネの心強さと言えば、やはり序盤でも触れた通り、顔まわりにエッジを効かせてくれること。コロナ禍以前のわたしは、“シンプルな服装でも赤リップを塗っておけばどうにかなる”と信じる赤リップ信者でした。それが、マスクによって口元が見せられない事態に。そんな悩みに対して、太すぎず、細すぎずの絶妙なフレームラインが、顔まわりに程よいインパクトを添えてくれます。また、よく目にする丸みを帯びたかたちですが、鼻周りがすっきりと見えるシャープなリムなど、造形の絶妙なバランス感もお気に入りです。

わたしは元々視力が良い方ではないので、基本バッグにはメガネを常備しています。朝バタバタとしていてスタイリングを吟味しないまま出社し、会社の鏡で自分の姿を見て「ああ…なんか違う!」と絶望した時は、とりあえずこのメガネをかけてみる。そうすると、一気に着こなしが引き締まる、なんてことも。赤リップに代わるコーディネートのエッジィ担当として、これからもお世話になるつもりです!

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エディターSASAYAMA

周囲の人の着こなしが気になって仕方ない私服ウォッチャー。
街でも目を光らせています。ミニマルで、少しひねりのある服が好きです。

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