【西川裕子『Chromonaut』】 無心で眺めてしまうモビールの魅力

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エディターの知人から、渋谷にあるTRUNK(HOTEL) CAT STREETで面白いインスタレーションが開催されていると聞いたので、仕事の合間を縫って確認してきました。

西川裕子『Chromonaut』の作品画像

1階のラウンジに足を踏み入れると、確かにいつもとちょっと違う。まるで天井から色彩が振り注いでいるかのように無数のカラフルなモビールが飾られ、行き交う人々の動きとともに発生する微かな気流に反応してゆらゆら揺れているのです。

ファッション撮影でもおなじみのアレが作品に

西川裕子『Chromonaut』の作品画像

この不思議なインスタレーションの名は『Chromonaut』。ニューヨークを拠点に活動するアーテイスト・西川裕子さんの作品で、フォトスタジオにある一般的なバックグラウンドペーパーを再利用しています。使用後の紙を一度パルプ状に戻し、粘土のような質感を経て、西川さんが「クッキー」と呼ぶ有機的な形へと再構成しているそう。後から着色しているわけではなく、そこにある色はかつて「青い紙」だった「青」であり、「黄色い紙」だった「黄色」。ひとつひとつが、素材の記憶を宿したアートピースというわけです。

西川裕子『Chromonaut』の作品画像

「モビール」の名付け親はあの偉大な芸術家だった

西川裕子『Chromonaut』の作品画像

僕の中で「モビール」というと知育玩具のイメージが強かったのですが、これだけのスケールのものを目の前にすると大人でも夢中になってしまいますね。時間を忘れ、微かに揺れる様子を無心で眺めておりました。余談ですが、この動く彫刻を「モビール」と名付けたのは、あのマルセル・デュシャンだそう。世の中には、まだまだ知らないことがたくさんあるぞ。

西川さんの作品は一部購入可能。自分もいつか、素敵なモビールを飾れるくらい天井の高い家に暮らしてみたいものです。

今回紹介したスポットはこちら!

Yuko Nishikawa『 Chromonaut』 開催中〜2026年9月初旬(予定)

住所

東京都渋谷区神宮前5-31 TRUNK(HOTEL) CAT STREET 1F TRUNK(LOUNGE)

営業時間

9:00〜23:00 無休 TRUNK(HOTEL) CAT STREET 館内を利用される すべての方にご覧いただけます

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エディターIKEDA

「12年ぶり2回目」の甲子園…じゃなくてSPUR。休日はできるだけ東京から離れたい。全力でくだらないことを楽しめる、電気グルーヴみたいなおじさんが理想です。