2026.06.02

【長谷川奈津さんの花瓶】 世界一ちいさい花器、みつけた(多分)

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一般的に日本人って「小さいもの」が好きですよね。「縮み志向」なんていう言葉もありますが、一寸法師やかぐや姫に始まり、盆栽、折り紙といった伝統文化からたまごっちに代表されるポップカルチャーまで、小さいものを愛でる感性が日本特有の「カワイイ」文化を培ったと言われています。

「小さいもの」と聞いて自分がすぐに思い浮かべるのは「おちょこ」。手のひらサイズのおちょこでちびちび嗜む日本酒ほど美味しいものはありませんが、今回は酒器ではなく「花器」の話です。

小指の先っぽくらいの大きさ

長谷川奈津さんの花瓶の画像

仕事の合間にふらっと立ち寄ることが多い御茶ノ水のTRINE GALLERYで5月に陶芸家・長谷川奈津さんの個展をやっていて、そのとき見つけたのがこの世界一小さいであろう小指大の花瓶です。いや正確に言うと、小指の指先から第二関節くらいまでの大きさか。3cmくらいの小さな小さな花瓶です。

長谷川さんは神奈川県相模原市を拠点に活動されていて、土の質感を生かした温もりを感じさせるうつわがお得意。この花瓶も小さいながら、彼女の作品の代名詞でもある「りんご灰釉」独特のニュアンスある色調がたまりません。

長谷川奈津さんの花瓶にブロッコリーの葉を活けた画像

花瓶の口は直径5mmほど。手頃な花が見当たらなかったので、とりあえず冷蔵庫にあったブロッコリーの葉っぱを挿してみました。これでも茎の太さはギリギリ。しかし、なんだかすごくカワイイじゃないか。

長谷川奈津さんの花瓶と木彫り熊の画像

八雲で購入した小熊さんの木彫り熊と並べてみる。

長谷川奈津さんの花瓶とフレグランスの画像

FRAMAのフレグランス(10ml)と並べてみる。小さい!

花器の類はちょこちょこ買っているものの、飾り棚に並べているだけなタイプの人間ですが、このマイクロ花瓶にはちゃんと花を活けてみようかな。それを愛でながら一人飲む酒も美味しそうなので、この夏の課題にしたいと思っています。

エディターIKEDAプロフィール画像
エディターIKEDA

「12年ぶり2回目」の甲子園…じゃなくてSPUR。休日はできるだけ東京から離れたい。全力でくだらないことを楽しめる、電気グルーヴみたいなおじさんが理想です。