2026.07.05

【古畑任三郎】好きなら、 【刑事コロンボ】も絶対に見てください

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この6月から、Netflixでドラマ『古畑任三郎』の配信が始まりましたね。「シーズン1」が最初に放送されたのは1994年。当時は高校生で、友達みんなで田村正和さん演じる古畑の物真似をしていたことを思い出します。以来、自分の中では定期的に「古畑ブーム」が訪れており(コロナ禍の際は一時的にFODに入会)、もちろん今回もシーズン1の第1話から見返しているんですが、これを機に、約10年ぶりに「あるもの」を自室の奥から引っ張り出してきました。

DVD全22巻のボックスセット

『刑事コロンボ 完全版 コンプリート DVD-BOX』の画像
『刑事コロンボ 完全版 コンプリート DVD-BOX』の画像

「あるもの」とは、『刑事コロンボ 完全版 コンプリート DVD-BOX』。世界で最も有名な刑事ドラマのひとつであり、「倒叙ミステリー」の代表作であり、「古畑任三郎」の元ネタのボックスセット。僕が持っているのは2008年に発売されて即買いした新装版で、1971年~78年の初期TVシリーズ全45話を収録しています。

名優ピーター・フォークが、一見さえない刑事を演じる

ピータ・フォーク演じるコロンボの画像

僕が「刑事コロンボ」を初めて見たのは小学生の頃。それまでオーソドックスな推理ミステリーしか見たことがなかった子どもにとって、最初に犯行を見せたうえで、探偵役が犯人を追い詰めていくストーリーを描いた「倒叙ミステリー」はかなりの衝撃でした。ヨレヨレのトレンチコートに安物の葉巻をくわえながらオンボロ車で登場し、とてもじゃないけど「切れ者」には見えないコロンボが、社会的地位や名声があり、時には高慢な殺人犯と対決する様子が痛快で、一躍コロンボファンになっちゃったんですよね。

マイベストは「二枚のドガの絵」

『刑事コロンボ 完全版 コンプリート DVD-BOX』 Vol.3の画像

初期シリーズの中で僕が一番好きなエピソードは「二枚のドガの絵(原題:SUITABLE FOR FRAMING)」。世界的な絵画収集家の遺産を狙って、甥の美術評論家が完全犯罪をもくろむというストーリーなんですが、この男がもう、絵に描いたような悪党で。コロンボが最後に仕掛ける巧妙な罠と、まんまとその罠にはまって呆然とする犯人のコントラストが鮮やかなラストは必見です。若きスティーブン・スピルバーグ青年が監督を務める「構想の死角(原題:MURDER BY THE BOOK)」、コロンボを演じるピーター・フォークが唯一監督を務めた「パイルD-3の壁(原題:BLUEPRINT FOR MURDER)」、名優ジョン・カサヴェテスが犯人役の「黒のエチュード(原題:ETUDE IN BLACK)」なんかもおすすめです。

『刑事コロンボ 完全版 コンプリート DVD-BOX』 Vol.3の画像

そして気づいたんですが、全45話のうち、実はまだ見ていないエピソードが残っていました(汗)。律儀に第1話から順番に見ているうちに挫折したようなので、今回は気になるエピソードをランダムに選びながらゆっくり楽しみたいと思います。

ちなみに現在、Huluでは「新・刑事コロンボ」も含めた全69話を配信中。魅惑のコロンボ・ワールドをぜひ味わってみてください! 自分はHulu未加入なので、20年前に購入したブルーレイプレーヤーを大事に使い続けたいと思います。

エディターIKEDAプロフィール画像
エディターIKEDA

「12年ぶり2回目」の甲子園…じゃなくてSPUR。休日はできるだけ東京から離れたい。全力でくだらないことを楽しめる、電気グルーヴみたいなおじさんが理想です。