相変わらず、スニーカーが好きなんです。ハイテクにも変わらず愛を注ぎつつ、今はまた一周回ってローテクな気分もカムバック！ 手元に来たばかりのadidas × Wales Bonnerの'Samba'スニーカーを前に、そのマインドを再確認しています。2023年春夏コレクションで登場した、これまでもタッグを組んできた二者によるシューズです。アイコニックなシルエットが、ウェールズ・ボナーらしいカルチャー的目線で解釈されているのが魅力。
さすがグレース・ウェールズ・ボナー、と思うのが太陽と乾いた土っぽさを感じる、独特のカラーリング。ここに彼女らしい知的でモダンな視点を融合することで、モダンな仕上がりに。全体に採用されているのは、上質なヌバックレザー。そこにイエローのスリーストライプとシューレースが軽やかなアクセントを加えます。柔らかなトーンを締めるのは、チョコレートカラーのラバーソールとロングシュータン。後者は写真のように折り返して、ダブルネームのロゴをポイントに効かせたい。
最近まとめ買いしたヘインズの白ソックスと合わせて、ちょっとナードな方向性で履いてみたい。野暮ったいシルエットのデニムにも、エレガントなワンピースの外しにも良さそうですし、着こなしの妄想は広がるばかり。
原型となったadidasのモデル、Samba（サンバ）はフットボールがルーツ。誕生したのはFIFAワールドカップのブラジル大会が催された1950年。そのため代表的なブラジル音楽である、サンバが由来となりました。球技はからっきしな私ですが、この靴を履いたら7月からスタートする女子サッカーW杯を応援したい！と、観戦へのモチベーションが高まっています。先日、代表メンバーも発表されましたね。おしゃれ熱を高める一足とともに、夏から秋まで駆け抜けたいと思います。
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。
