月日を経ても色褪せない一着の魅力。アーカイブスは、時代を映す鏡であり、持つ人の人生も内包する。特別なピースを、パーソナルな物語とともに振り返る

ミュウミュウ、プラダなど、服好きのアーカイブス名品を披露【ファッションラバーが語る、時を超える服】

月日を経ても色褪せない一着の魅力。アーカイブスは、時代を映す鏡であり、持つ人の人生も内包する。特別なピースを、パーソナルな物語とともに振り返る

服の背後に宿るストーリーをさかのぼることに意義がある

ミュウミュウ、プラダなど、服好きのアーカの画像_1

Dress: MIU MIU (2007)

「2010年代初頭、友人のサブリナとヴィンテージについて語っていたとき、『近年のデザイナーのちょっと前の時代のピースを探す術があまりない。だったら私たち自身で、ストーリーテリングもできるショッピングサイトを作ろう』という話になって。それが〝モダン・ヴィンテージ〟をキュレーションするReSeeの始まりです」。ファウンダーのソフィアはこう言いながら、アーカイブス名品がずらりと並ぶクローゼットを見せてくれた。

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PRADA (1997)

「当時は今と比べてオンラインでの情報は少なかった。でも新商品が入荷するとどうしても背後のストーリーを確認したくて、図書館やメゾンの財団に行って調べたんです」。ReSee公式サイトの商品ページやSNSの投稿には、デザイナー名などの情報とともに、当時のキャンペーン写真や雑誌のページなどのビジュアルも掲載。だから服や小物への理解が深まる。昨今は多くのメゾンでデザイナー交代が激しいから、誰による作品かを明記するには、発表年の確認は欠かせない。

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HELMUT LANG (1992)(右)

ALEXANDER McQUEEN (2003)(左)

そんなソフィアが披露してくれたピースは、どれも思い出深いものばかり。特に子どもが4人いて、妊娠時にもボディコンシャスなドレスを好んだ彼女にとって、アライアのドレスは20年以上前からの定番。ネットで見つけたものも多く、ミュウミュウのドレスは気分を上げたいときに着る一点。ヘルムート ラングとアレキサンダー マックイーンのトップスは、クラフツマンシップの美しさが永遠であることを確認できるアイテムだ。

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AZZEDINE ALAÏA (1991)

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MARC JACOBS for PERRY ELLIS (1990年代初頭)

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BALENCIAGA by NICOLAS GHESQUIÈRE(2002)

Sofia Bernardinさんプロフィール画像
ReSee ファウンダーSofia Bernardinさん

ソフィア・ベルナルダ●ニューヨークのコンデナスト社に勤務した後に、パリオフィスに転勤。2013年に友人のスタイリスト、サブリナ・マーシャルとともにオンラインショップ「ReSee」をスタート。