乙女座【8/23 — 9/22】

「私」が輝く、愛と自己表現の一年

 2020年は乙女座の人々にとって、素晴らしい自己表現の一年となっています。すでに’19年12月に入った頃から、周囲の人に「あなたがしたいことは?」「あなたの意見は?」などと聞かれることが増えつつあったのではないでしょうか。周囲の人の顔色をうかがうでもなく、どこかに正解を求めるでもなく、自分が好きなことや考えていることを人に伝えることが大事な時期です。たとえズレていたって、多数派でなくたって、まったく問題ありません。「私はこう思う」というところにとことん忠実になる、そうすることが運を大きく広げてくれるのです。逆に、人の考えに乗っかってばかりいたり、相手におもねるような態度を取っていたりすれば、チャンスは漸減してしまいかねないので注意して。

 「自己表現」という意味合いそのままに、自分が作ったものを広く人に見てもらう機会も増えますから、クリエイティブワークの人にとっては大いなる飛躍の一年となるでしょう。ただし「いいものを作っていれば見出してもらえるはず」といった“待ちの姿勢”では、チャンスは他の人に奪われがちに。自分の顔と名前を売り込んだり、ポートフォリオを作って公開したりと、できることはどんどんやりましょう。ただ転職は若干、チャンスが少ないかもしれません。もしくは小さくまとまってしまいがちです。今いる場所で最大限に力を発揮しつつ、’21年以降の転職を視野に入れていかれたほうが前向きな未来につながりやすそうです。

 さて、自己表現の最たるものは「私はあなたが好きです」、つまり愛ではないでしょうか。’20年の乙女座の人は、年間を通して愛のチャンスが巡ってきやすくなっています、カップルには楽しい時間が多くなるでしょうし、今は恋を探している途中という人であれば素敵な出会いが期待できそうです。特に年の後半は、恋に「溺れる」という言葉が似合うような、甘美な時間も訪れるかもしれません。もちろんハマりすぎには注意したいところですが、乙女座の人々がお持ちであるロマンティックなものへの憧れが、温かな質量を伴って満たされていくこともあるのではないかと思います。

 自己表現が熱く盛り上がりを見せる’20年ですが、日々の仕事についてはストイックな継続型の努力を強いられることになりそうです。やるべきことが多くただでさえ大変なのに責任までも増してくる、というのが’20年の特徴。頑張ることも大事ですが、完璧主義にならないよう意識しておくべきでしょう。こだわらなくてもいいところについては気を抜いても、流されてもいいのです。本来集中すべきことにエネルギーを注ぐことのほうが大事です。というのも、3月下旬から7月頭までは特に、無理がききにくい傾向にあるのです。「このくらいは大丈夫」と体力を過信していると、肝心な場面でダウンすることにもなりかねません。体力を温存しつつ力を発揮していくためのワークライフバランスも、しっかりと考えていってください。

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