蠍座【10/24 — 11/22】

あなたを待ち受ける世界は、果てしなく広い

 蠍座の人は確固たる自分の世界を持っていて、ひとつのことを深く深く掘り下げていくことを得意とします。「広く浅く」タイプではなく「狭く深く、とことん深く」のほうが心地よく感じる人々で、現に専門的なスキルを持てば誰にも負けないくらいにその技を習熟し、オンリーワンの仕事をしていかれます。そうした蠍座の人々は人生で何度か、思いきった人生の転換をはかることがあります。やりたいことを見つける、変わらなければと思う。そうした思いを爆発させるようにして、自分の世界を切り開いていくのですね。

 2020年はそうした「思いきった人生の転換」のためのヒントを、たくさん見つけることになります。興味関心を持てる分野を発見し、ガンガン知識を吸収していく人は多いことでしょう。

 物理的に移動が多くなる人も多そうです。仕事で席を温める暇もないくらいあちこちを飛び回ったり、出張や旅行に出かけたりすることになります。また前述の学びに関連して、勉強会やセミナー、ワークショップなどに足を運ぶ機会が激増。あなた自身が行きたくて、自腹で申し込むこともあるのかもしれません。エネルギッシュに活動の幅を広げるあなたと呼び合うように、さらに興味を刺激されるような情報も集まってきます。世界は広くて、とんでもなく面白い。特に3月あたりからは「!」の連続で、刺激に胸躍らせる時間が増えていくことでしょう。

 また、’17年頃からじっくりと時間をかけて学んできたことがある人も多いと思います。そうした人は’20年、段階的に積み重ねたものが開花していく実感を得られるだろうと思います。あとあと「思いきった人生の転換」を目指したとき「そういえば、あのときから運命が変わったんだな」と思い返すシーンのひとつに、間違いなく’20年の学びや移動、ワクワクが入っていることでしょう。

 これは仕事でも、恋愛でも同じこと。視野が広がることでキャリアマップもより自由に描けるようになるでしょうし、今後の方向性を定めやすくなるでしょう。今の業務に直結するような学びの機会を得た人であれば、年の後半でその結果を出していくことができます。恋愛でも、これまでにないタイプの人に惹かれたり、お互いを高め合うような恋にステップアップしていったりできる人も多いことと思います。

 ひとつ心配があるとすれば、仕事をハードモードでやりすぎることでしょうか。あなたはハマると徹底的に頑張る人であり、その姿勢はとても素晴らしいものです。ただ、’20年はいつもの4倍くらいの熱量でやってしまう傾向が。何事も多ければいい、というものではないのは、あなたもよくご存じのことでしょう。頑張りすぎて過労に陥ったり、睡眠不足が怪我や事故につながったり、という暗示が出ていることをお忘れなく。体あってこその学びであり、旅であり、開運です。どうか注意して、’20年という年を楽しんでいただければと思います。

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