飛躍の一年を前に、とことん視野を広げておく
検索すればなんでもわかる時代に、旅をする意義ってなんでしょうか。 危険な場所、神聖な場所、遠い遠い知らない国も、データや写真、映像がその姿を教えてくれます。それでも旅をするのは、その場に身を置いて、匂いや温度、色などを五感でキャッチして初めて生まれる思いや発見、そこに去来する思いなどが化学反応を起こして、私たちに深い感動や生きるヒントを与えてくれるからだろうと思います。
2020年のあなたは、旅をすることが多くなります。まだ見たことのない場所に足を運び、普段とは違う文化に刺激を受け、たくさんの思いを胸に抱くことになるのでしょう。実際にいろいろな場所へ足を運ぶということだけでなく、勉強や思索などを通して脳内で壮大な旅をする人もいるでしょうね。とことん自由に、行きたい場所に足を運び、学びたいものを学んでいくとよろしいかと思います。そうすることで得られるものは、ふたつあります。
ひとつは、自分がより生きやすくなる「ヒント」が見つかること。私たちは日々生きるなかで、いろいろな人の影響を受けたり自分の限界を知ったり、失敗を恐れたりすることが原因で、小さくまとまってしまうことが多々あります。「これが私の人生であり、これしかないのだ」という発想をもし持っているのなら、’20年の旅や学びが「こういう生き方だってアリじゃない?」と、教えてくれるのです。自分が知らず知らずのうちに、いろいろな既成概念にからめ捕られていたことに気づいたら、 それはチャンス。’19年から’25年にかけて、自分自身を自由に解き放つ運命を生きる牡牛座の人々にとって、自由を獲得する絶好のタイミングなのです。もうひとつは、視野が広がること。ちょっと(相当……)気が早い話ですが、牡牛座の人々には’20年末から’21年にかけて、仕事運が素晴らしい盛り上がりを見せる時期が巡ってきます。今後12年のキャリアを自分が納得のいくものにできるよう、ガツンと集中して力を発揮できる時期なんですね。ただ、人間は誰しも、自分が想像できる範囲でしか物事を考えることはできません。胸に、頭にないことは目標として掲げることもできないのです。だからこそ、視野がぐーっと広がる’20年に、 広げられるだけ広げておきましょう。
仕事は3月から7月にかけてが頑張り時。ここでは「スピーディに要領よくこなす」ことではなく「じっくり時間をかけて本質を追求する」 ことが求められます。自分に何が求められているのか、何をすべきかを徹底的に考え、ボトルネックがあればそれを根本的に解決する必要が出てきます。あなたにしては多少、思いきった選択をする暗示が出ていますが、それはおそらく正解です。あなたは安定を好む人ですが、この時期は最初から安定を目指してしまっては、取りこぼすことも多いのです。 多少大胆なことをしても、この時期のあなたであれば、後から十分回収できます。それだけの運がある時期ですから、きっと大丈夫。