名品と呼ばれる時計の、背景にある物語にフォーカスする連載の第9回。今回はLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の「タンブール」に着目してみよう。
名品と呼ばれる時計の、背景にある物語にフォーカスする連載の第9回。今回はLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の「タンブール」に着目してみよう。
「人生を彩る名品図鑑」のアーカイブはこちら
19世紀創業のメゾンにふさわしい、機械式時計に発する伝統のフォルムを持つ「タンブール」。そこには大胆で目をひく、独自の時計表現のビジョンが込められている。2002年にデビューし、2014年に自社のウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」による製造をスタートした「タンブール」は、2023年にアップデート。新たな佇まいに生まれ変わった。誕生からの名作をふり返るとともに、よりモダンで軽やかに進化したアイコン、「タンブール」の魅力を堪能しよう。
「タンブール」とは何か
アイコニックモデルに見る「タンブール」の歩み
誕生から20年余り。その足跡とともに代表的なモデルをご紹介しよう。当初よりめざしていた本格派の機械式時計作りが、年を追うごとに現実になり、作品に結実しているのが確認できる。2020年には、高品質の証明であるジュネーブ・シールをタンブールとして初めて獲得。一方でこうした機械式時計とともに登場する、小さめサイズの「タンブール」も見逃せない。
ジュネーブ・シールとは
時計製造に携わる地域のマニュファクチュールの専門知識を保護する目的で、1886年に制定された公式認定制度。ムーブメント製造のすべてをジュネーブ州内で行った機械式時計を対象に、時計に施された伝統的技法や仕上げの美しさおよび精度について、厳格な基準に基づいて審査する。
「タンブール」最新作の中から、自分だけの1本に出合う
新しいコンセプトでシック&スポーティに再解釈された「タンブール」の、薄くてスリムなボディがひときわ目をひく最新作を見てみよう。充実した2つのコレクション、「タンブール」「タンブール コンバージェンス」に込められた、独創的なスピリットを感じたい。
「タンブール」
スティールやK18ゴールドを用いたケースが進化したユニセックスなデザインが新鮮。さらに、ケースと一体化したメタルブレスレットがスタイリッシュだ。アップデートされたデザインには、卓越した純粋さが表現されている。
「タンブール コンバージェンス」
日々進化するルイ・ヴィトンのウォッチメイキング技術。その最先端を表現するのが、連続回転移動式の時分表示を備えたこのモデルだ。メゾンの複数のアトリエ――ムーブメント設計の「ラ・ファブリク・デュ・タン」、ケース製造の「ラ・ファブリク・デ・ボワティエ」、そして稀少な手工芸の技術が集まる「ラ・ファブリク・デ・ザール」の職人技を結集して誕生した。文字盤の内側に配された時分ディスクによって、アワーを示す数字はアーチ型の窓の上部を時計回りに回転して通り、ミニッツは下部に表示される。その間にゴールドあるいはダイヤモンドのマーカーが配置され、直感的な時刻の読み取りが可能に。表示を囲む窓の形状は、アニエールにあるヴィトン邸の内装に見られるアラベスク模様を思わせる。
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
https://www.louisvuitton.com/
0120-00-1854












