旅先はどうやって決めてるの?とたまに聞かれます。いろいろですが、先日出かけたザンジバルの場合は、ナマのクチコミ。2011年に出かけたブラジルのフェルナンド・ジ・ノローニャ島(世界遺産です)でダイビングをした際、バディを組んだ中国系カナダ人の女の子から「今まででいちばんよかったダイビングスポットはザンジバル」と言われたのがきっかけでした。
ザンジバルという島の存在は知ってましたが、「ダイビングがいいとは知らなかった!」と、以来ずーーーっと自分の中での行きたい場所TOP3に入っていて、先日のGWに5年越しの野望をかなえて出かけたわけです。
ザンジバルは、アフリカ東岸の国タンザニア(ケニアの下にあります)の沖合いに浮かぶ島で、広さは沖縄県よりちょっと大きいくらい。日本からは、ドバイ経由でタンザニアの首都ダルエスサラームへ。さらにそこから国内線で約30分。なのですが、ダルエスサラームのジュリウス・ニエレレ国際空港に着いたところでプチ問題発生。
ターミナルから国内線ターミナルへの移動手段に関しては、地球の歩き方はもちろん、ロンリープラネットにも記述がなく。記述がないってことは隣接してるんだろうと思っていたのですが、どうも違う様子。Domestic Terminalの表示が見当たらないんです。空港職員に聞くと「タクシーで行け」と言われ、客待ち中のタクシー運転手にも「タクシーでしか行けないよ」と言われ。が、仮にも一国の首都空港でそれってなくないか!??普通はなんらかの公共移動手段があるよね!?とギモンが渦を巻き、しばし付近をウロウロ。そもそもこの空港、インフォメーションカウンターがない!んです。と、乗り継ぎ予定の国内線航空会社の窓口発見! 乗り継ぐことを伝えると、その航空会社のバンで無料送迎してくれました←てな具合に、海外では誰かに聞いて返ってきた答えが真実とは限らないことがよくあります。油断大敵。危ない危ない。送迎車に乗ること5分ほどで国内線ターミナルに。滑走路は隣接共有してるのですが、ターミナル自体はいったん空港敷地外へ出て道路伝いに2キロほど移動した場所にあるんですね。
で、着いてみたらば、こんなのんびりしたたたずまいのターミナル。「アフリカやな~~~~」と思わずつぶやいてしまいました。
ちなみに、意外や意外、ダルエスサラーム空港は、国際線も国内線もフリーWiFiが飛んでます。ちょっと、いやかなりびっくり!

わずか14人乗りのプロペラ機で30分。インド洋に浮かぶ島、ザンジバルに到着。驚いたのは、ザンジバルはなんと人口約130万人!!のかなりにぎやかな島だということ。島へ着陸する際、上空から見ていて「え!??団地!? がある!!!?そんな人口多いの!?」と、かなーりびっくり! なんとなく自分の中ではグアムかサイパンくらいに考えてました。すみません。ちなみに、かつては独立国だったこともあり、現在も高度な自治権があるそうです。こちらがその団地街。「この団地の雰囲気、なーんかロシアとか中国っぽいな~~~」と思ったらビンゴ! タンザニアは社会主義国なんですね。どおりでダルエスサラーム空港に総合案内カウンターがないはずだよ(社会主義国の空港はあまり旅客フレンドリーではない、というのがひとりっPの経験上の結論)、とここでようやくいろいろナットク。

さて、もちろんザンジバルでの主目的はダイビング。だったのですが、出発前にいろいろリサーチしていたら、ザンジバルの中心ストーンタウンの旧市街は世界遺産に登録されているとわかり。てことは、素敵なコロニアルホテルとかあるんじゃない!??(キラ~~ン!)とさらに調べてみたら、やはり! オールドハウスを改装したおしゃれ~~なホテルがいくつかあると判明。これは素通りしてリゾートへ行くのはもったいない。ストーンタウンにも滞在しなくては!と、トリップアドバイザーで検索比較しまくって選んだホテルがKISIWA HOUSE。

ストーンタウンのメインストリートの路地裏に位置していて、どこへ行くにも便利。ではあるのですが、行ってみてわかったこと。この旧市街、マラケシュのメディナやヴェネチア並みに路地が入り組んでいて、地図を追うのがなかなか厳しい街だったんです。WiFiルーターをレンタルしてこなかったためグーグルマップにアクセスせず(タンザニアは海外パケット定額非対象国)だった今回。街パトロール開始早々にその難易度の高さに気づき、ルーターなしを後悔しました。途中からは自分の位置と地図を照らし合わせることを断念&大して大きな街ではないので、Protrek(腕時計)の方位磁石で方角だけを見て動いたほうがいいと判断。結果、そのやり方で最後はなんとかホテルに帰りつけました。(※2018年12月追記:現在は携帯主要3社とも定額対象国になっています)

古い邸宅を改装して2013年にオープンしたキシワハウス。全14室で、全室造りが違います。チェックアウトの際にいろいろ質問したら、「見たいなら案内するよ」と、連泊で塞がってる部屋以外ほぼすべての部屋を見せてくれました。ので、素敵な部屋の数々を激写。なんといっても特徴はこの天蓋付きの”ザンジバルベッド”。インド洋交易の拠点として栄え、アジア、アラブ、インドの影響を受けた独特のミックス文化が特徴のザンジバル。その象徴といえるザンジバルベッドには絶対寝てみたい~!と思ってました。キシワハウスはもちろん全室ザンジバルベッドです。

こちらはシニアスイートルーム。

こちらはジュニアスイート。

ジュニアスイートにはリビングコーナーもあります。

クラシック&清潔なバスルーム。

共用スペースがあちこちに。インド×アラブなインテリアがホントに素敵~~!

朝食は最上階のレストランで。

テラス席もあって、私はこちらで朝食をいただきました。海も見えます〜〜!

エントランス部分。ドアはもちろんザンジバルドア(※詳しくは、ストーンタウン探索編をご参照ください)です。
稀代の旅バカ編集者。雑誌『SPUR』元編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と命名、旅する女性を全力で応援中。海外ひとり旅回数450回超えの内訳は、香港200回、台湾60回、タイ60回、シンガポール40回、サンフランシスコ30回、ハワイ30回、中国30回、マレーシア30回、メキシコ20回、ブラジル10回、その他中南米各国合わせて20回、カリブ海諸国30回、中近東各国10回、など。すべてプライベート。座右の銘は、「旅は人生の貯金」「旅は日常の延長、日常もまた旅」。元祖・女子ひとり旅指南本『ひとりっぷ』シリーズ最新刊『昨日も世界の彼方にひとりっぷ8〜まつりっぷ編〜』含む、既刊1~8、スピンオフ『たまには世界のどこかでふたりっぷ』が好評発売中。トークイベントなども含めた旅の最新情報を、Instagram(@hi_trip)で日々発信中。

こんな素敵すぎるキシワハウス、1泊では案の定堪能しきれず。次回訪問の際は2泊はする!とココロに誓いました(