タイに10日以上いるからにはバンコク以外に出かけなくっちゃねー、と、チェンマイへ足を伸ばしてきました。滞在は４泊５日。ここでも基本はゆるーりのんびりステイしていたので、新規開拓はあまりせず。いや、いくらかトライはしたのですが、ちょっとイマイチなものが大半で、ご報告できるようなご新規ネタはあまりなく。というわけで、改めてのひとりっP的推しポイントと、２年以上ぶりのパトロールで気がついたことをご報告させていただきます！
推しホテル『ラチャマンカ』はやっぱり推しでした！
『ひとりっぷ３』でもご紹介しているチェンマイでのひとりっPのお気に入りホテル『ラチャマンカ』。もちろん今回もステイしてきました〜〜〜！
こちら、エントランスの光景ですー。
ひさびさだけど、変わってない〜〜〜！
立地はチェンマイ旧市街の西寄りエリア。シノワとタイ・ランナー朝様式のミックススタイルが独特、かつ、センス抜群。ホテル内の隅々までうっとりなんですよね〜〜。
ホテルは庭園に囲まれた低層１＆２階建て。庭にはひとりっPのフェイバリットフラワー＝プルメリアの木もあります。LOVE！
こちらのホテルで毎回楽しみなのが、朝食。宿泊費に含まれています。
ビュッフェスタイルではなく、メニュー表からオーダーする方式。ついついあれこれ頼みすぎて、朝から食べすぎ。毎日、昼食はナシです。お腹が空かないので。ハハハ。だいたいは午後遅めの時間までプールにいるので、ちょうどいいんですよね〜〜。
ラチャマンカ内レストランの激推し絶品メニュー！
館内のレストランは１か所なんですが（ビジター利用OK）、絶品メニューがあるんです！
それがこちらのパクチーサラダです。
じつは、数年前にひとりっPに『ラチャマンカ』をおすすめしてくれたチェンマイ通の友人から、ここのパクチーサラダを「絶対食べて！」と激推しされて、当時もちろん食べました。が、正直、「、、、、コレ、そんなにおいしいかな？？？」と思ったんですよ。で、以来、こちらのレストランで食事はしても、パクチーサラダはスルー。
が、今回、ひっさびさのラチャマンカステイだったので、「ちょっと食べてみるか」とオーダーしてみたらば！！
「！！！」
んまっ！！ なにこれ！？？ うますぎるんですけど！？？ どゆことーー！？？ こりゃーたしかに絶品じゃああーーー！！！ と大感動！！
大量のパクチーに香ばしいフライドエシャロット（たぶん）と香ばしいドレッシングがオン。ほんまにおいしい！！！ こりゃーたしかに激推しするわ！ と大ナットク！！
うーーーん、、、よくわからないのですが、数年前はたまたま味付けが不調だったってこと？ いわゆる “弘法も筆を誤った” 的な？？ なのかもと推測。とりま、次回からのチェンマイ旅でのマストに決定です！
ちなみに、一緒にオーダーしたパッタイもめちゃ美味でした〜〜〜！
ラチャマンカホテルのGoogleマップはこちら
チェンマイ情報アップデートなう。
２年ぶりにアップデートできたチェンマイ情報あれこれをご報告します。
【シェアバイク事情なう！】
まず、コロナ禍前はチェンマイでブイブイ言わせていたシェアバイク（自転車です）サービス＝「mobike」ですが、なんと撤退していました。がーーーん！！！ いや、ひとりっP、シドニーでmobikeを利用した際に、ちょっとばかりトラブルがあり、約6000円のチャージがアカウントに残っているんですよー（※詳しくは『ひとりっぷ３』に掲載しています）。かなりの回数『mobike』を使わないとなくならない残高！ 使う場所はチェンマイがもっとも頻繁だっただけに、めちゃくちゃがっくり。というわけで調べたら、mobikeは東南アジアからは撤退していると判明。いつになったら6878円（←今、確認してみた）を使い切れるのか、、、。
で、代わりに参入、サービスをスタートさせていたのが、『anywheel』。アプリをダウンロード＆クレジットカードを登録して、即利用スタート。おかげで旧市街内を爆走パトロールできました！
ちなみに、シェアバイクをチェンマイで利用する際の注意がひとつ。『ひとりっぷ３』でも書きましたが、旧市街内と旧市街外を行き来に利用するのはおすすめしません。旧市街から外へ出て行くルート上の道路はとにかく車両優先の造りになっていて、自転車で乗り切るのはかなーり大変なんですよ。遠回り必要だし、そもそも危ない。歩いたほうが断然ラク。面倒でも利用は、「旧市街の中だけ」と「旧市街の外だけ」のそれぞれに分けたほうがよいです。
【癒しの推しカオソイ屋さん】
チェンマイ名物＝カオソイ。簡単にいうと、カレー麺です。こちらは『ひとりっぷ３』でもご紹介している、『Khao Soi Arak』。ラチャマンカのすぐ近くにあるので、通りすがりに見つけて以来、通っています。コロナ禍でどうなったかなあ、と心配していたのですが、元気に営業中でした。自宅の一角で営業している半オープンエアのめっちゃローカル食堂的な店で、もともとお客もほとんどは顔馴染みのご近所さんな様子。外国人観光客がいなくなっても影響はなかったってことかもなあー、と思いながら、ひとりっPの定番メニュー＝チキンカオソイをいただきました。２年以上ぶりの美味〜〜！ もういろんな意味で感謝ですよ。いただきます！＆ごちそうさまでした！ とココロの底から手を合わせました！
こちらが店のご主人。お元気そうでよかったーーーーーー！！！ いやほんとに！ いつ行ってもおだやかでニコニコしていて、このおじさんに「サワッディー」とあいさつするだけで癒されるんですよー。いやほんと、料理は人柄！！！
Khao Soi ArakへのGoogleマップはこちら
【ショップ事情なう】
チェンマイで目についたのが、空き店舗。中でも多かったのは、おもなお客が中国人だったと思われるドラッグストアやツアー会社。閉店してしまい、そのまま空き店舗になっている物件がちょいちょい。こちらはニマンヘミン地区の元ドラッグストアです。ニマンヘミンのランドマーク的存在だったショッピングコンプレックス『ONE NIMMAN』は２階がまるごとクローズしていました。１階は元気に営業中でしたが。ほかにも旧市街では閉店してしまったカフェ（コロナ禍前は人気店だったのに！）もありましたね。
ひとりっPが旅した５月時点では、レストランもかなり空いていたし、外国人観光客はかなり少なかったです。でもそのぶん、快適に旅ができました。観光客が完全に戻ってきたら、またあちこち大混雑するんだろうなあ、、、。
【泊まるニマンヘミン】
コロナ禍前からの目標だった、おしゃれなカフェやレストランがたくさんある新市街ニマンヘミン地区への滞在。じつは今回、ニマンヘミンの某ホテルに１泊だけしてみたんですが、期待をグッと下回るホテルで、失敗。思ったよりも設備やサービスがしょぼかった、、、がっくり＆リピートはナシ！ クチコミはまあまあよかったんですが、、、。現地パトロールでよさげな宿をいくつか見つけたので、次回以降のミッションにします！
チェンマイでカフェパトロール！
そして、ニマンヘミンでの大好きなカフェ『Roast8ry Lab』へも真っ先に駆けつけ一杯。元気に営業中、どころか、ニマンヘミン内に新店舗を建設工事中でした。さすがだー！
Roast8ry LabのGoogleマップはこちら
ニマンヘミンに１泊した際のミッションは、このエリアのカフェパトロール。で、立ち寄った１軒で「オレンジコーヒー」なるメニューがあることに気づき、「ん？？ レモンコーヒーじゃなくて、オレンジ！？？ うまいのか！？？」と気になり、オーダー。
出てきたのが、こちらのオレンジジュース＆エスプレッソ。どんなんかしら〜〜？と、オレンジジュースにエスプレッソを注いでみました〜〜！！
ええーーーと、、、ちょっと、いや、かなりイマイチだったと言わざるをえません、、、がっくり。とりあえず、オレンジジュースとコーヒーはあまり相性良くないっていうのが、ひとりっP的結論です。オレンジジュースにはやっぱり各種ティーのほうが圧倒的に合うんじゃないですかねえ、、、。
チェンマイだけじゃなく、バンコクのカフェでもよく見かけたメニューが、「Dirty Coffee（ダーティーコーヒー）」。なんだこれ？と思ってオーダーして出てきたのがこちら。調べたら、韓国発祥のメニューなんですね。知らんかったー！
でもって、韓国のダーティーコーヒーは、その名のとおり、もりもり盛られたホイップクリームやチョコレートやらがカップからあふれかえった（＝汚いってことのよう）スタイルらしいですが、タイではこんな感じです。おそらくエバミルクでは？と思われる濃厚マイルドなミルクにエスプレッソが注がれた、シンプルなもの。ミルクをエスプレッソで汚した、ってことかと思われます。韓国発祥とはいえ、タイでは独自解釈でローカライズされているのがおもしろい〜〜！ 味は、まんま濃厚マイルド。気に入って、いくつかのカフェでオーダーしてしまいました。
チェンマイ空港にて
【空港の推しショップ】
ひとりっPがチェンマイ空港で必ずGO！するショップが、空港ターミナルビル１階にある『ROYAL PROJECT』。名前のとおりタイ王室が運営するプロジェクトでの産品を扱う店なんですが、ロイヤルだけに、さすがの品質へのこだわりと良心安心価格！ フルーツや野菜、スイーツ、コーヒー豆、パン、ジャム、花、雑貨などなど、扱っている品目はかなり豊富です。ホテルがキッチン付きだったら野菜もモリモリ買いたいんだけどなあ、、、といっつも思いながら、ちょいちょい買い物。チェンマイ到着時と出発時にはマストで立ち寄ります！
【チェンマイ空港での注意点！】
チェンマイ空港出発ゲートへの２か所ある保安検査場は、どちらもかなりの混み合いっぷりでした。このときは、並んでから検査場通過までに15分！ チェンマイ空港ご利用の際は、余裕を持ってのチェックイン＆ゲートへ向かうことをおすすめします。ちなみに、タイは国内線でも100ml以上の液体物の機内持ち込みは禁止されています。チェックイン後に『ROYAL PROJECT』のショップでジャムなどを買うと、この保安検査場で没収されるのでご注意！ 買うならチェックイン前に＆預け荷物に入れてください！
【コロナ禍での国内線機内食なう】
タイの国内線では軽食ですが機内食が出るんですよ。たとえ１時間程度のフライトでも！ が、今回はさすがに出ないな。機内食はやめたのかもねえ。と思っていたら、降機の際に小さな紙袋を手渡され、ん？？と中を見たら、機内食（の代わり）でした！ なるほど！ コロナ対策ですね。てか、それでも機内食を出すのにびっくり！ 乗っている時間は１時間ほどなのに！
中身は、水と菓子パン、ハンドクリーム、ウェットティッシュでした。
ちなみに乗っている間のドリンクサービスもコロナ対策で停止されていました。そしてしつこいですが、日本と違ってタイでは、国内線でも保安検査場で水などの液体物は没収されます。のどが乾いているなら、保安検査通過後、搭乗前に飲み物を買う必要があるってことです！ ご注意！
というわけで、合計４泊したものの、大好きなチェンマイの各市場(※詳しくは『ひとりっぷ３』にてご紹介しています）には行かずで終了だったチェンマイパトロール。旧市街にたくさんある寺院にもあまり立ち寄れず。ちらっと立ち寄った通りすがりの寺院では、ラブリーな装飾にうっとり。そうだった、タイのお寺はこれが魅力的なんだった！ と思い出し。もろもろは次回以降のミッションということで！！
その⑦【タイ旅で買ったモノ＆持っていってよかったモノ編】はこちら
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え（全部自腹）の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ＆シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど（全部プライベート）海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ２～秘境・絶景編～』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ３～“弾丸・無茶旅編”～』『今日も世界の果てまでひとりっぷ４〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ５〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。５冊とも、文・写真はすべて本人が担当。
