快適&効率的なPCライフを叶えてくれる高機能マウスの話 vol.158

以前から愛用しているマウス、ロジクールの「MX Master」シリーズに最新機種が登場したということで、メーカーさんが送ってくださったので、さっそく使ってみています! それがこちらの「MX Master 3S」。カラーは2色展開で、こちらはペールグレー。他にブラック(グラファイト)があります。

快適&効率的なPCライフを叶えてくれる高の画像_1


このMX Master 3S、価格は1万円台とマウスにしては高級な一品なのですが、なんてったって、普通のマウスとはボタンの数が違います。押すことができるボタンが7つ。ホイールが2つ(うち1つはホイール兼ボタン)も付いてるんです。

快適&効率的なPCライフを叶えてくれる高の画像_2


こんなにたくさんのボタン、何に使うんだ、と思われる方もいらっしゃると思うのですが、手とマウスの移動を可能な限り少なく&速くすることは作業効率を上げるための重要なポイントの一つ。

私がよく使っている「DaVinci Resolve」という動画編集ソフトがあるのですが、3つ以上のボタンが付いている&横方向にスクロールできるホイールが付いていると作業効率が全然違うんです。センサーもロジクールのマウス史上最も緻密なものが搭載されており、ポインターは超キビキビ! なおかつ、スクロールも無茶苦茶速いので、私のようなせっかちな人にぴったりなのです(笑)。

また、専用ソフトの「Logi Options+」を使うと、ポインターやスクロールの速さ、各ボタンやホイールに割り当てる機能をカスタマイズすることもできます。しかも機能の割り当ては使うアプリケーションによって設定を変えることも可能。キーボードのショートカットに割り当てられているような機能をマウスに持たせることができるので、ショートカットがどうしても覚えられない!なんて方にもおすすめです。右手である程度、何でもできるようになっちゃう。

快適&効率的なPCライフを叶えてくれる高の画像_3


また、私はMacとWindows PCを作業によって使い分けていることもあり、3台までのデバイスを裏面のボタンでサクサク切り替えられるのも気に入ってます。基本的にはBluetooth接続で使うことができますが、「Logi Bolt」というUSBレシーバーが付属しており、Logi Boltを使って接続すれば、オフィスなどBluetoothが混線する環境でもセキュアで安定した接続を叶えてくれます。

快適&効率的なPCライフを叶えてくれる高の画像_4


ただし、機能がリッチな分、大きめ&重ため。下の写真の左はおなじみAppleの「Magic Mouse」で、それに比べてひとまわりほど大きいです。右は前モデルの「MX Master 3」。サイズやシェイプはほとんど変わりありませんが、中央の最新モデルはグレーの色味がかなり明るくなりました。

快適&効率的なPCライフを叶えてくれる高の画像_5


また、前モデルは「カチッカチッ」というクリック音がかなり大きく、それが特徴でもあったと思うのですが、新モデルでは90%静音化されたこともあり、ほぼクリック音がしない……! 好みが分かれる部分でもありますが、個人的にはポッドキャスト収録やオンラインミーティングのときクリック音をマイクが拾ってしまうのを気にしなくてよくなったのが、かなりポイント高し◎。

高さはMagic Mouseの倍以上あります。逆に高さがあることで、手をふんわりとマウスの上に置くような感覚で使えるので、個人的には長時間使っていても疲れません。

快適&効率的なPCライフを叶えてくれる高の画像_6


私は女性にしては手が大きく指が長い方なのですが、手が小さめの方には同じロジクールの「LIFT縦型エルゴノミックマウス」や、さらに携帯性も重視されるのであれば「MX ANYWHERE 3」もおすすめ。

快適&効率的なPCライフを叶えてくれる高の画像_7


マウスは製品自体の個性もいろいろ、各々の手の大きさや癖によって、合う合わないが分かれるところなので、お洋服の試着のように、家電量販店で実際に触ってみて手に合うかどうかを確認してから購入すると間違いないと思います。良き相棒を見つけて、快適&効率良きPCライフを〜!

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

記事一覧を見る

FEATURE